ボンボヤージュ
ボンボヤージュ
「ボンボヤージュ」とは、旅立つ人に対して良い旅をという想いを込めた挨拶を意味するフランス語表現である。
「ボンボヤージュ」の基本的な意味
「ボンボヤージュ」とはフランス語の挨拶のことで、直訳をすると「良い旅を!」という意味になる。本場フランスでは旅の成功を願って掛ける言葉として使われることはもちろんのこと、「またね」「また会おう」などの意味でも使われることがある。またフランスでは人生を旅に例えることもあり、人を励ますときなどにも利用される。相手に楽しい人生を送ってほしい、幸せになって欲しいときなどにも「ボンボヤージュ」と声を掛けるのだ。相手から「ボンボヤージュ」と声を掛けられたときにはシンプルに「メルシー」と感謝の気持ちを伝えることが一般的である。「良い旅を!」という意味の他に、「いってらっしゃい」という意味も持ち合わせている。家族や友達に掛けることもあり、遠くに行くけれど必ず戻って来ることが分かっているときなどに使えるのた。身近な人間から「ボンボヤージュ」と言われたら、ほとんどの場合は「いってらっしゃい」と理解して問題ない。
「ボンボヤージュ」の語源・由来
「ボンボヤージュ」の語源はフランス語である。フランス語では「Bon Voyage」と書き、「Bon」は良いと言う意味、「Voyage」は船旅を指すのだ。「Bon」は英語でのグッドと同じような意味合いがある。「Voyage」は船旅という意味があるが、船だけでなく飛行機での旅や一人旅、家族旅行など幅広い意味でも使える万能な言葉だ。これを繋げて「ボンボヤージュ」、すなわち「良い旅を!」という言葉になるのだ。この「ボンボヤージュ」という言葉は元々フランス語だが、その語呂の良さや読みやすさなどからそのまま英語になっている背景もある。アメリカやイギリスなどの英語圏に行って「ボンボヤージュ」と声を掛けても、現地の人たちにも通じるのだ。
「ボンボヤージュ(ディズニーショップ)」とは
ディズニーショップの「ボンボヤージュ」は千葉県浦安市舞浜にある、東京ディズニーリゾートに併設しているディズニーグッズの販売店だ。ディズニーリゾートのオリジナルのグッズやボンボヤージュでしか取り扱っていない商品などが並べられている。ディズニーリゾート定番のお土産であるお菓子や、園内で身に着けるカチューシャなどを販売している。イベントに応じたオリジナルグッズは、決められた期間内のみの発売となる。日本最大級のディズニーショップとも言われ、売り場面積も995平方メートルと広いのが特徴だ。東京ディズニーリゾートでは混雑を避けるなどの理由で、一時的に入場制限を行うことがある。来店するためにはオンラインでの予約が必要となる。来店予約が必要となる時期は不定期で、公式サイトなどで随時発表している。さらに営業時間も変則的なため、確認することが重要だ。予約は来店する5日前から当日の30分前まで受け付けていて、専用サイトを利用して予約をする。
「ボンボヤージュ」専用の駐車場はなく、車で来店する場合は近くにある商業施設の「イクスピアリ」などの駐車場を利用する必要がある。「ボンボヤージュ」で購入したグッズの金額もイクスピアリの駐車料金割引サービスの設定額に合算することが出来るので要注意だ。
「ボンボヤージュ」を含むその他の用語の解説
ボンボヤージュ(テレビ番組)とは
テレビ番組の「ボンボヤージュ」は韓国の人気アイドルグループのbtsが出演するバラエティー番組である。メンバーが旅をする様子をまとめた番組で、2016年から2019年に掛けて全部で4シーズン放送された。インターネット配信や販売されているDVDで楽しむことが可能である。旅先は海外で、観光地としても人気のヨーロッパやハワイなどを訪れている。現地で料理や買い物、アクティビティーや車の運転をするなどメンバーそれぞれの素顔が垣間見えるのが魅力だ。
「ボンボヤージュ」の使い方・例文
・フランスに旅行で訪れたらお店の人にボンボヤージュと言われた・旅立つ相手に「ボンボヤージュ」と声を掛けて無事を願った
・東京ディズニーリゾートにあるボンボヤージュで買い物をする
・btsが出演しているボンボヤージュを視聴した
ボン‐ボヤージュ
[感]《(フランス)Bon voyageから》「ボンボワイヤージュ」に同じ。ボンボヤージ。
ボンボヤージュ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 07:03 UTC 版)
ボンボヤージュ(1973年5月28日 - )は、日本のイラストレーター。
岡山県倉敷市出身。都留文科大学中退。現在は東京都三鷹市在住。
経歴
イラストレーターとなったきっかけは、大学時代に友人が「学園ポスター」コンテスト応募作成のためにパソコンで絵を描くための道具を購入したことから。当時は友達が使わなくなったらそのまま放置していた。
やがて大学にいかなくなりアルバイトしかやることがなくなったため、暇つぶしとして絵を描くようになった。元々そんなには絵を描かなかったそうだが、最初から絵が上手かったという。当時はアルバイトのストレスのせいか、顔の長い暗い女の人ばかり書いていたらしい。
その後自ら運営するホームページ内で始めたコーナー「ちびギャラリー(ちびギャラ)」が大変な人気となり、ちびギャラグッズとしての書籍、フィギュア、ぬいぐるみ等が各メーカーから多数発売されている。
そのほかにも、旅ボン(旅行記。イタリア編、富士山編、北海道編などがある)や、BONte(イラスト雑誌。ボンボヤージュ以外の作家のイラストも載っている)も書いており、いずれも大好評である。
愛媛県の雑誌「タウン情報まつやま」(エス・ピー・シー出版)の2002年5月号から2004年3月号まで表紙イラストを担当した[1]。
人物
- ペンネームはボンボヤージュだが、「Bon Voyage」の意味(フランス語で「よい旅を」)は知らなかったらしい。そのせいか、ボンボヤージュのスペルは本来の「Bon Voyage」ではなく、日本語読みをローマ字表記にした「Bonboya-zyu」となっている。元は最初に居ついた野良猫の名前だった。
- 愛猫のボンジロウ(オス、メインクーン)と共に生活していたが、後に脱走し、行方知れずになっている。その後、犬のボタン(メス、フレンチブルドッグ)を飼いだした。名前の由来は、頭にボタンのような模様があるから。2021年末にボタンは亡くなっている。また、犬のタツマキ(オス、フレンチブルドッグ)を飼っている。名前の由来は、子犬の頃によく水入れや皿をひっくり返したことから。
書籍
- ちびギャラ/にっ/さんっ/よんっ/ごっ/ろくっ/ななっ(ゴマブックス、2002-2006年)
- 旅ボン・イタリア編(ゴマブックス、2007年)
- 旅ボン・富士山編(ゴマブックス、2008年)
- 旅ボン・北海道編(ゴマブックス、2009年)
- 旅ボン・沖縄編(主婦と生活社、2011年)
- 新・旅ボン・イタリア編(主婦と生活社、2012年3月)
- 新・旅ボン・北海道編(主婦と生活社、2012年6月)
- ちびギャラ/なな半(サンマーク出版、2012年9月)
- ちびギャラ/はちっ(サンマーク出版、2012年11月)
- 旅ボン・ハワイ編(主婦と生活社、2013年)
- 新・旅ボン・富士山編(主婦と生活社、2014年)
- 大人ボン・41歳からの運転免許編(主婦と生活社、2015年)
- 旅ボン・大阪編(主婦と生活社、2017年)
- タツマキボタン(主婦と生活社、2018年)
- よりぬき・ちびギャラリー(主婦と生活社、2019年)
- 旅ボン・台湾・高雄編(主婦と生活社、2019年)
- 旅ボン・台湾・台北編(主婦と生活社、2020年)
- 釣りボン(主婦と生活社、2023年)
- おみくじボン!ちびギャラリー編(主婦と生活社、2024年)
雑誌
- タウン情報まつやま()
- BONTe
デジタル連載
無料の漫画サイト「パチクリ!」で連載されたもの。
- ボンとヨーソロ(2017年〜2017年、完結作品。)
- タツマキボタン (2017年〜2019年、書籍化されたタツマキボタンには収録されていないものも含まれている。完結作品。)
- 旅ボン 台湾編 (2019年〜2020年、書籍化された旅ボン高尾編、台北編の試し読み。完結作品。)
- 釣りボン(2022年〜2024年、書籍化された釣りボンには収録されていないものも含まれている。完結とはなっていないが、2024年6月14日の更新を最後に、更新がストップしている。未完結作品。)
- 旅ボン 東京編 (2024年〜、未完結作品。)
脚注
- ^ 『タウン情報まつやま』(2014年3月号)、エス・ピー・シー出版 pp. 73
関連項目
外部リンク
- ボンボヤージュ・ギャラリー(ボログのコメントは先着40名までに制限されている)
ボン・ヴォヤージュ
(ボンボヤージュ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 04:17 UTC 版)
ボン・ヴォヤージュ、ボン・ボヤージュ、ボン・ボヤージ(仏: bon voyage[※ 1])は、旅立つ者に対して言うフランス語の「よい旅を!」という意味の挨拶。
映画
- ボン・ヴォヤージュ (2003年の映画) - ジャン=ポール・ラプノー監督、イザベル・アジャーニ、ジェラール・ドパルデュー、ヴィルジニー・ルドワイヤン出演[1]のフランス映画
- ボン・ボヤージュ! - 2004年公開の日本映画。及川拓郎監督、唐橋充主演。
- ボン・ボヤージュ 〜家族旅行は大暴走〜 - 2016年のフランス映画。監督:ニコラ・ブナム、主演:ジョゼ・ガルシア。
音楽
- グループ名
- Bon Voyage (音楽グループ) - 吉廣麻子と鏑木裕によるポップス・ユニット[2]
- アルバム
- 泰安洋行(Bon Voyage co.) - 細野晴臣のアルバム。
- Bon Voyage (倖田來未のアルバム) - 倖田來未のアルバム。
- Bon Voyage (ユアのアルバム) - ユア(OH MY GIRL)のミニ・アルバム、及び表題曲(2020年)
- bon voyage!〜 risa covers 〜 - 小片リサのカバー・アルバム。
- 楽曲
- ボン・ボヤージ - 桂銀淑のシングル
- BON VOYAGE! - Bon-Bon Blancoのシングル。フジテレビ系アニメ『ONE PIECE』の4代目オープニングテーマ。
- 映像作品
- Bon Voyage 〜The Best Lives and Clips〜 - 松田聖子の映像作品。
- Bon Voyage (東京事変の映像作品) - 東京事変のライブ映像作品。
人物
- ボンボヤージュ - 日本のイラストレーター。
その他
- ボン・ヴォヤージュ (ディズニーショップ) - 東京ディズニーリゾート内にあるディズニー・ショップ。
- ボンボヤージ - 日本の競走馬。2022年の北九州記念覇者。
- ボム・ボヤージュ - 映画『Mr.インクレディブル』に登場する悪役。
- BON VOYAGE - エールフランス航空の機内誌
脚注
注釈
- ^ フランス語発音: [bɔ̃vwajaːʒ] ボン・ヴワィヤージ(ュ)
出典
関連項目
- BON BON VOYAGE - なにわ男子のアルバム
固有名詞の分類
日本のイラストレーター |
五味太郎 吉田潮 ボンボヤージュ 末弥純 横尾有希子 |
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