くろ‐も【黒藻】
クロモ Papenfussiella kuromo (Yendo) Inagaki
クロモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/10/07 14:11 UTC 版)
クロモ
植物
その他
- Chromo- ギリシャ語の χρῶμα (chroma)に由来する接頭語。Chlom-の変形。「色のついた」や「色素」という意味。
- クロモリトグラフ(多色石版画)の略。
- クロモ(CrMo) - クロムモリブデン鋼で出来た自転車のフレームの略称。クロモリ(Cromoly)とも。
このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの言葉や名前が二つ以上の意味や物に用いられている場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。 |
クロモ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 04:53 UTC 版)
19世紀に開発されたクロモリトグラフは発展を遂げ、ポスター、名刺、カタログ、カレンダー、ジンジャーブレッドの画像、またはその他の収集可能な画像など、あらゆる形態の商業分野に影響を及ぼした。流行りの画像に加え、宗教的、道徳的、愛国的な画像、子供向けの挿絵本、ゲーム、切り取って組み立てる画像、教育地図、上流階級向けのインテリア、ミレーの『晩鐘』などの絵画の複製、または観光地のおみやげ用の写真の着色にも用いられた。 クロモリトグラフの急速な普及は、それを軽蔑する風潮も生んだ。機械化されすぎて人の手によらない部分が多いために芸術のカテゴリに収まらず、本物そっくりではあっても印刷物に画家の魂は宿っていないと考える者もいた。フランスでは「アール・ポンピエ」、「サン=シュルピス教会風」(saint-sulpiciens、陳腐で俗悪な宗教芸術といった意味) などと呼ぶ者もいたが、こうした揶揄はジュール・シェレやロートレック以降の偉大なポスター芸術家がクロモリトグラフを使用したことを無視するものである。 一方、1845年には版画家のイスナール・デジャルダン (fr) が、石ではなく銅や亜鉛によるクロモタイポグラフを発明している。これは絵画などの複製に一定の成果を得て『クロモ』という呼び名も広まった。この名は、1846年にパリへの旅行中にクロモリトグラフを紹介されたアメリカの鉱物学者ルイス・プラングによってアメリカ合衆国にもたらされた。これはクリスマス・カードの印刷によく用いられるようになり、ドイツでも1864年にグリーティングカードが盛んに製造された。プラングは「アメリカのクリスマス・カードの父」と呼ばれるようになった。 アメリカにおけるクロモリトグラフ印刷の第一号は、1840年にウィリアム・シャープ (en) が作成した『F.W.P.グリーンウッド牧師の肖像』である。いまひとりの先駆者であるヘンリー・アトウェル・トーマス (fr) は、1860年代のニューヨークでクロモリトグラフ印刷機を開発した。
※この「クロモ」の解説は、「クロモリトグラフ」の解説の一部です。
「クロモ」を含む「クロモリトグラフ」の記事については、「クロモリトグラフ」の概要を参照ください。
「クロモ」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
- クロモのページへのリンク