青菜高J組
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 01:28 UTC 版)
卒業後の進路希望が就職・短大・専門学校の生徒向けのクラスで、A組の女子からはアホクラスと呼ばれている落ちこぼれ組。 森下 茜(もりした あかね) 主人公。母は幼い頃に他界しており、祖父・父・弟との4人暮らし。弟を慎さんとよぶ。表裏のない素直な性格で常に自然体。また自分の感情に非常に素直でありなおかつ短気なため、頭より先に体が動くタイプ。恋愛に関してはかなり疎く、それ故山田を苦しめる事となる。冗談の告白から始まった土屋との関係ではあったが、後には恋人として付き合う事となった。留年の可能性がある程に勉強は非常に苦手。青菜高の弱小女子バスケット部唯一のポイントゲッターであり背番号7番。驚異的なジャンプ力から生み出されるそのプレイはバスケを知らぬものであっても惹き付ける魅力を持ち、インターハイ常連校を相手に一人で互角に戦う。しかしその強さ故徹底的にマークされる事となり、短気な性格も合わさりいつも5ファウルで退場となってしまう。卒業後の進路が最後まで決まらず悩んでいたが、自分がしたい事がバスケである事に気付き市のバスケットチームに入団。その事がきっかけとなって卒業後は実業団へと入る事となるが、怪我によって4年で引退となった。卒業10年後には土屋と結婚し5歳の息子がいる。 相馬 仁子(そうま じんこ) 茜の親友。美人で金持ち、勉強もそれなりにできる、喧嘩も強い、そして多くの彼氏を持ってそれなりに遊んでいるがやる時にはやると抜かりない人間。どこかさめた所のある性格で、茜が起こす騒動を一歩引いて第三者として楽しみ、また他人の為に自分を犠牲にする事はない。ナンパして来た公平には同じ高校に本命の彼氏がいた為に茜の名前を騙って付き合った。クラスの女子を相手によく恋愛論を説いている。卒業後は華上女子学院に推薦で進学。理屈ばっかりこねて理想が高くなったため、10年後には集まったメンバーで唯一未婚。 原 ゆきみ(はら -) / 大福 茜の幼馴染みで親友。通称「大福」で本名で呼ぶ人はほとんどいない。父は他界し、上に三人の兄がいる。実家は食堂を営んでおり、よく手伝いをしている。父の遺伝によってかなり強度の天然パーマであり、小さい頃からのコンプレックスとなっている。無口で本人はあまり喋らないが、本人は知りたく無い様な核心情報を知ってしまう事が多くそれ故一人で悩む事も多い。バスケ部マネージャーを務める。卒業後は遠戚の印刷所に勤め、高校時代に密かに思っていた教師の高原の元へ押し掛けて結婚。卒業10年後には3人の子持ちとなっている。 田代 みすず(たしろ -) 刈り上げおかっぱに眼鏡をかけたクラス委員長。小さい頃から勉強ができる事だけを自分の拠り所としており、それ故非常に生真面目な性格であり、また頭を殴られる事を極端に嫌う。自他ともに認めるブスであり、非常に強いコンプレックスとなっている。それ故仁子の恋愛論を誰よりも必死に聞き、必死すぎるとの注意を受けることが多い。当初は密かに土屋に思いを寄せていたが、後にはふとしたきっかけから山田を好きになる。卒業後は2浪しながらも大学へと進学。高校卒業の10年後には知性派のニュースキャスターとして人気を博し、お笑いタレントとの関係がスクープされている。 山田 素直(やまだ すなお) 茜とは小学校2年生の頃からずっと一緒にいた幼馴染み。口髭を生やしている。実家は八百屋を営んでいる。茜以上に留年しそうなくらいの馬鹿。男子バスケ部員で女子バスケ部の試合時にはコーチ代行も務める。ずっと茜に思いを寄せており、当初は土屋との仲を裂こうもするが、茜の気持ちを察し徐々に仲を認めて行く。卒業後は東京へと修行にでており、10年後に婚約者を連れて帰郷。 畠山(はたやま) 茜達の幼馴染み。坊主頭で眼鏡をかけている。4流大学に落ちそうなぐらい成績が悪い。 下北沢(しもきたざわ) 実家は運送屋を営んでおり、卒業と共に家業を継ぐ予定。
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