関空快速・紀州路快速
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| 関空快速 紀州路快速 |
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関空快速・紀州路快速で運用される223系電車
(2017年7月 浅香駅) |
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| 概要 | |
| 国 | |
| 現況 | 運行中 |
| 地域 | 大阪府・和歌山県 |
| 運行開始 | 関空快速:1994年9月4日 紀州路快速:1999年5月10日 |
| 運営者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
| 路線 | |
| 起点 | 京橋駅・天王寺駅 |
| 終点 | 関空快速:関西空港駅 紀州路快速:和歌山駅 |
| 営業距離 | 関空快速:67.7 km (42.1 mi)(天王寺 - 大阪 - 関西空港間) 紀州路快速:83.0 km (51.6 mi)(天王寺 - 大阪 - 和歌山間) |
| 運行間隔 | 4本/1時間(日中) |
| 列車番号 | 関空快速:4120M - 紀州路快速:4520H - 大阪環状線を経由しない列車は+1000 |
| 使用路線 | 大阪環状線・関西本線・阪和線・関西空港線 |
| 車内サービス | |
| クラス | 普通車 |
| 座席 | 全車自由席 |
| 技術 | |
| 車両 | 223系電車 225系電車 (いずれも吹田総合車両所日根野支所) |
| 軌間 | 1,067 mm |
| 電化 | 直流1,500 V |
| 最高速度 | 120 km/h |
| 線路所有者 | 西日本旅客鉄道(下記以外の区間) 新関西国際空港(りんくうタウン - 関西空港間) |
| 備考 | |
| 京橋駅発着列車は天王寺駅から(まで)普通列車として直通 紀州路快速は海南駅・湯浅駅・御坊駅・紀伊田辺駅から(まで)普通・快速列車として直通 |
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関空快速(かんくうかいそく)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が京橋駅・天王寺駅 - 関西空港駅間で、紀州路快速(きしゅうじかいそく)は同社が京橋駅・天王寺駅 - 和歌山駅間で運転している快速列車である。両列車は、原則として日根野駅以北で併結運転を行っている。
本項では、過去に関西国際空港アクセス向けに設定された快速列車についても記述する。
概要
どちらも阪和線と大阪環状線内を結ぶ快速列車であり、関空快速は関西空港駅、紀州路快速は和歌山駅発着で運転されている。紀州路快速の一部は、通常の普通・快速列車扱いで紀勢本線(きのくに線)内にも乗り入れている。大和路快速・みやこ路快速・丹波路快速と同じく列車種別の1つであり、列車名ではない。
両列車とも正式な起点は京橋駅である[1]が、一部を除き普通列車扱いで鶴橋駅方面に乗り入れ、天王寺駅発着で運転されている。すなわち、大阪環状線内に乗り入れる列車は、環状線を一周して天王寺駅を2度経由する運行形態となっている。
このため上り列車(大阪方面行き)については、福島駅以南の区間で行先表示を駅名ではなく「大阪環状線」とされているほか、各駅停車となる大阪駅以東では普通列車として案内される。逆に、下り列車(日根野方面行き)については寺田町駅から関空快速・紀州路快速として案内されている(天王寺駅でのみ普通列車として案内)。
関空快速
1994年6月15日、関西空港線の暫定開業に伴い天王寺駅 - 関西空港駅間で快速列車の運転を開始した。この列車が関空快速の起源とされる[誰によって?]。なお、一部列車は日根野駅折り返しの快速を、関西空港駅まで延長運転する形での設定であった。9月4日には関西国際空港が開港し、関空快速としてJR難波駅・大阪環状線への直通を開始した。当初は日中は天王寺駅 - 関西空港駅間で京橋駅発着の列車とJR難波駅発着の列車が併結運転されていたが、JR難波駅発着の列車は2008年3月15日改正で廃止された。また、1996年3月23日から1998年3月31日までJR難波発の列車に限り指定席が設定されていたが、後述の関空特快「ウイング」と同様に廃止された。
紀州路快速
1999年5月のダイヤ改正で[2]、和歌山方面 - 大阪(環状線)間の利便性向上を図る目的で、関空快速と併結する形で運転が開始された。
紀州路快速の設定までは、快速は早朝・深夜に新大阪駅発着があった以外は天王寺駅発着で、新大阪駅・京都駅発着の南紀系統の特急列車も梅田貨物線経由のため大阪駅には乗り入れていなかった(当時は大阪駅地下ホームが未設置)。紀州路快速の設定により、天王寺駅での乗り換えが不要となったことで、阪和線沿線から大阪キタの玄関口である梅田(大阪駅)をはじめ他の大阪環状線沿線への利便性が向上している。
運行概況
特記なき限り、2025年3月改正時点での状況[1]を示す。
関空快速は関西空港駅、紀州路快速は和歌山駅を終点とし、いずれも始発駅5時台から23時台まで1日を通して運転されている。起点は京橋駅が基本だが、早朝・深夜を中心に大阪環状線・関西本線内に乗り入れず天王寺駅発着で運転する列車がある。また、前述の通り関空快速の一部はかつてJR難波駅発着で運転されていたほか、2016年3月26日から2021年3月12日までは、環状線の終電繰り下げを兼ねて大阪駅終着の列車も設定されていた。
紀州路快速は、2011年3月12日のダイヤ改正より朝と深夜を中心に紀勢本線(きのくに線)内に直通する列車が設定されており、海南駅・湯浅駅・御坊駅・紀伊田辺駅発着のものが存在する。ただし紀勢本線内は普通列車または(通常の)快速列車扱いで、紀州路快速として運転されるのは和歌山駅以北のみである[3]。
日中から夜間にかけては1時間あたり4本設定されており、うち日中は鶴ケ丘駅と上野芝駅で普通を追い越し、東岸和田駅で区間快速に連絡する。一部列車は鳳駅・和泉府中駅・和泉砂川駅で特急の通過待ちを行なう。
2008年3月15日改正(天王寺駅阪和短絡線複線化)前日までは、大阪環状線直通列車の大半が京橋駅発着で、天満駅・桜ノ宮駅を通過していた。同改正以降は大阪駅 - 京橋駅間は各駅に停車するようになり、夕方以降は大阪環状線を一周し天王寺駅まで運転される列車が大幅に増えた。2011年3月12日のダイヤ改正で大正駅が、2012年3月17日のダイヤ改正で福島駅が停車駅に追加された。
なお、大阪環状線の大阪 - 京橋 - 鶴橋 - 天王寺間は他列車含め通過駅が存在しないため、2018年10月のダイヤ改正以降は京橋 - 天王寺間を普通列車に種別を変更して運転している。
阪和線内では、特急「はるか」や「くろしお」との格差が年々大きくなってきている。一部の紀州路快速は阪和線内で2本の特急の通過または接続待ちを行う列車も存在する。平日朝ラッシュ時にはダイヤ上大阪環状線内を通過運転する意義が薄く、環状線内を各駅に停車する「直通快速」として運転される。[要出典]また2011年以降はりんくうタウン駅で時間調整のために4、5分ほど停車する列車もある。
停車駅
便宜上、普通列車として運転される天王寺駅 - 鶴橋駅 - 京橋駅間についても記載。
- 天王寺駅 -〈この間は普通列車扱い、各駅停車〉- 京橋駅 - 桜ノ宮駅 - 天満駅 - 大阪駅 - 福島駅 - 西九条駅 - 弁天町駅 - 大正駅 - 新今宮駅 - 天王寺駅 - 堺市駅 - 三国ケ丘駅 - 鳳駅 - 和泉府中駅 - 東岸和田駅 - 熊取駅 - 日根野駅 -
- ラッシュ時間帯の一部列車は( )の駅を通過する。
- 大阪環状線内は原則、野田駅・芦原橋駅・今宮駅を除く各駅に停車する。
使用車両・編成
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← 関西空港・和歌山
大阪・京橋 →
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全列車が吹田総合車両所日根野支所所属の223系0・2500番台、225系5000・5100番台で運転される。
関空快速は、当初6両編成または6両に2両を増結した8両編成で運転され、日中の一部列車は天王寺駅で京橋駅発着の6両編成とJR難波駅発着の2両編成の増解結を実施していた[4](1996年3月16日改正で2両編成の連結位置を大阪方に変更)。また、関西空港行きは夜間を中心に日根野駅で切り離しを行っていた。
1999年5月10日のダイヤ改正で、関空特快「ウイング」を廃止し、5両編成と3両編成に組み替えて、大阪環状線直通列車の大半は日根野駅で紀州路快速を増解結するようになった[5]。後述の4両編成統一までは、日中は1 - 5号車を関空快速、6 - 8号車を紀州路快速とし、ラッシュ時は1 - 5号車を紀州路快速、6 - 8号車を関空快速として需要に対応していた。夕方・土休日の夜間には、関空快速・紀州路快速ともに3両編成の列車もあった。関空快速の単独列車は3両・5両・6両 (3+3) ・8両 (5+3) のいずれかで運転されていた。
2008年3月14日より、関空快速・紀州路快速の使用車両を、新造および組み換えにより全て4両編成とし[6]、関西空港・和歌山寄りの4両が関空快速、大阪寄りの4両が紀州路快速に統一され、時間帯による連結順序の逆転は下り列車に限り解消された[7]。
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阪和線内を5両+3両で運行する関空快速・紀州路快速(223系0番台)
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大阪環状線内を4両+4両で運行する関空快速・紀州路快速(225系5000番台)
旅客案内
本列車群に用いられる223系・225系は関西国際空港アクセス対応のため、英語対応の自動放送装置を搭載しており、関空快速の大阪駅 - 関西空港駅間(紀州路快速の日根野駅以北)で自動放送を実施している[8][9]。
インバウンドによる外国人利用客の増加に伴い、併結の紀州路快速への誤乗も増加し、2015年11月下旬より中国語・韓国語も加えた4ヶ国語による自動放送を開始したほか、車掌が紀州路快速の車内で外国人を見かけた際には4ヶ国語で『ご乗車の車両は関西空港へは参りません』と書かれたカードを手渡しするなど、誤乗対策を強化しており、関空快速停車駅構内へのポスターの掲示や、主要駅ホームでの4か国語案内放送も行われている。元は泉南市の男性が、紀州路快速の車内でなかなか関空快速に乗り換えようとしない外国人を見かねて身振り手振りで関空快速へと誘導したことに始まり、その後はボランティアで日根野駅ホームにて誘導を行いつつJR西日本に誤乗対策の強化を訴えたことがきっかけとなっている[10]。
2017年からは、日中時間帯の列車を中心に、車掌のタブレット端末操作による4か国語対応自動放送が導入された。新たに次駅案内・ドア開閉方向・混雑時案内・他社線の乗り換え案内などが収録された、より詳細なものとなっている。従来の車載型自動放送も併用されており、2020年頃から車載型自動放送も一部4ヶ国語対応となった。
2014年度より路線記号の導入にあわせて、関西空港行きの列車は、青色のラインカラーに飛行機マークと関西空港線の路線記号 S を、和歌山方面行きの列車は、橙色のラインカラーに阪和線の路線記号 R を[11]、大阪環状線行きの列車は、赤色のラインカラーに大阪環状線の路線記号 O を掲出した種別幕が、それぞれ使用されている[12]。また、大阪環状線に直通せず天王寺止まりとなる関空快速・紀州路快速は阪和線の路線記号 R が掲出されているほか、紀州路快速には路線記号 A (JR琵琶湖線、京都線、神戸線)を用いた未使用の種別幕も存在する。
過去の関西空港アクセス快速列車
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関空特快「ウイング」
1995年4月20日のダイヤ改正で設定された列車で、編成中1両を指定席とした。阪和線における特別快速格の列車は、1978年に新快速が廃止されて以来、約17年ぶりの復活であった。
停車駅は大阪駅・天王寺駅・堺市駅・鳳駅・和泉府中駅・日根野駅・りんくうタウン駅。初期の報道では、停車駅は天王寺駅と日根野駅のみで、鳳駅とりんくうタウン駅は停車を検討中としていたが、関空快速の一部を置き換える形での運行が決定し、乗降客の多い堺市駅と和泉府中駅の乗車機会確保のため、最終的にこれらの駅もすべて停車とされた。結果、当時の関空快速との停車駅の差は西九条駅・弁天町駅・新今宮駅・東岸和田駅・熊取駅の5駅となった。運転本数は当初、日中1時間ごとに下り7本・上り6本が設定されていたが、1996年3月16日改正で京橋行きを増発して7往復となった。
指定席は車掌による検札を容易にするため、両方向とも最後尾車両(上りは1号車、下りは6号車)とされ、「指定席」「自由席」(裏表差し替え)の案内プレートが備えられた。また、後にJR難波駅発の関空快速にも指定席が設定された(クモハ223-100の運転台寄りにOCATチェックイン客用の荷物室を設置)。
しかし、期待された大阪駅 - 関西空港駅間の直通輸送でも、利便性でリムジンバスに及ばず、高速道路の渋滞の少なさから鉄道の定時性の高さをもって差別化もできず、指定席の利用率は終始極めて低かった。また、誤乗も絶えなかったうえ、自由席の混雑に拍車をかけたため利用者からの苦情も多かった。
1999年5月10日のダイヤ改正で、阪和線の快速列車再編に伴い廃止された。なお指定席の設定は、JR難波発の関空快速では1998年10月のダイヤ改正で、関空特快「ウイング」では編成組み替えのため、ダイヤ改正前に順次廃止された。荷物室は客室に復元された。
ウエスト関空
1995年12月から、年末年始や春・秋の行楽期など季節限定で土曜・日曜・祝日に1日1往復、姫路駅 - 関西空港駅間にて臨時特別快速「ウエスト関空」が運転されていた。なお、関西空港行きは大阪駅から乗ると大回りとなり、姫路行きは大阪駅を経由しないルートであったため、ともに利用客は終始少なく、1999年1月以降は運転されていない。
関西空港行きの停車駅は、加古川駅・西明石駅・明石駅・神戸駅・三ノ宮駅・芦屋駅(当時は日中のみ)・尼崎駅(JR東西線開業以降に停車)・大阪駅・新大阪駅・天王寺駅・堺市駅・鳳駅・和泉府中駅・日根野駅・りんくうタウン駅であった(新大阪駅までは新快速と、天王寺駅からは関空特快と同じ停車駅)。新大阪駅では11番のりば(当時。現在の1番のりば)に乗り入れて同駅にてスイッチバックし、梅田貨物線を経由し西九条駅から大阪環状線に乗り入れた。
姫路行きは、新大阪駅までは関西空港行きと同じ停車駅であったが、新大阪駅発車後はそのまま直進し吹田信号場にてスイッチバックを行い、新大阪駅北側の北方貨物線を経由し、加島駅手前でJR神戸線に合流して三ノ宮駅まで停車せず、三ノ宮駅からは新快速と同じ停車駅であった。
年表
- 1994年(平成6年)
- 1995年(平成7年)
- 1996年(平成8年)
- 3月16日:関空特快「ウイング」・関空快速を増発。
- 3月23日:JR難波駅地下化完成に伴い、大阪シティエアターミナル (OCAT) の機能を拡充。JR難波駅発着の関空快速(2両編成)に荷物室を併設し、空港での機内持ち込み荷物の輸送を開始すると共に指定席を設定(列車名は「関空快速〇号」として設定)。天王寺駅で京橋駅発着の6両編成と増解結を実施。
- 3月16日:関空特快「ウイング」・関空快速を増発。
- 1998年(平成10年)
- 1999年(平成11年)5月10日:ダイヤ改正により次のように変更。
- 関空特快「ウイング」を廃止。
- 紀州路快速を運転開始(関空快速に併結・日根野駅で増解結)[2]。
- 三国ケ丘駅が快速列車の停車駅となる。
- 紀伊駅・六十谷駅にすべての快速列車が停車するようになる。
- 天王寺駅での関空快速同士の増解結を廃止。JR難波駅発着列車は単独運転となる。
- 2008年(平成20年)
- 2011年(平成23年)3月12日:ダイヤ改正により次のように変更[16][17]。
- 日中の関空・紀州路快速を1時間あたり3本から4本に増発し、早朝・深夜を除き日根野駅 - 和歌山駅間を各駅停車とする。日中の標準所要時間は大阪駅 - 和歌山駅間が約82分から90 - 93分、天王寺駅 - 和歌山駅間が約64分から71 - 74分へと大幅に延びる。
- 紀州路快速について単独運転の列車や、紀勢本線直通の列車を設定。
- 大正駅を停車駅に追加。
- 2012年(平成24年)3月17日:ダイヤ改正により次のように変更。
- 日中の関空・紀州路快速を、一部を除き京橋駅発着から天王寺駅大阪環状線ホーム発着に変更。
- 下り(阪和線方面行き)直通快速を関空・紀州路快速に変更。
- 福島駅を停車駅に追加[18]。
- 2014年(平成26年)3月15日:ダイヤ改正で深夜の下り紀州路快速が日根野駅 - 和歌山駅間各駅停車に変更。
- 2015年(平成27年)3月14日:ダイヤ改正により次のように変更[19][20]。
- 夕ラッシュ時の関空・紀州路快速を1時間あたり3本から4本に増発し、発車時刻をパターン化。
- 早朝に紀州路快速・海南行きを1本新設。
- 2016年(平成28年)3月26日:ダイヤ改正により次のように変更。
- 終電時間帯の関空・紀州路快速天王寺行き2本を、京橋行き・大阪行きに延長。
- 土休日午前に増発を実施。
脚注
- ^ a b 『JR時刻表 2025年5月号』交通新聞社、2025年、291-301頁。
- ^ a b “JR7社14年のあゆみ”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 9. (2001年4月2日)
- ^ 『JR時刻表 2025年5月号』交通新聞社、2025年、302-309頁。
- ^ このとき用意されたのは0番台の6両編成9本54両、2両編成7本14両であった。
- ^ これに合わせて223系2500番台4両が製造され、5両編成と3両編成各9本に組み替えた72両の体制となった。
- ^ 223系2500番台3次車60両が製造され、3両編成には新造のモハ223形を組み込み、5両編成からはサハ223形を抜いて新造の2500番台編成に組み込んだ。
- ^ 2012年3月17日のダイヤ改正から上り列車では 1 - 4号車が紀州路快速、5 - 8号車が関空快速の列車が設定されている。
- ^ https://www.westjr.co.jp/fan/blog/article/2018/10/page_13247.html: 自動放送アプリ~Train Announce~
- ^ この自動放送は関西空港線内完結の「シャトル」でも使用されている。
- ^ “「関空」行きのはずが「和歌山」…80歳案内ボランティア、JR動かした!? 4カ国語カードや車内放送、全駅にポスター”. 産業経済新聞社 (2015年11月20日). 2015年12月3日閲覧。
- ^ 紀勢本線(きのくに線)へ直通する紀州路快速は、和歌山で種別を普通に変更するため、水色のラインカラーにきのくに線の路線記号 W ではなく阪和線のものを使用している。
- ^ 近畿エリア・広島エリアに「路線記号」を導入します - 西日本旅客鉄道ニュースリリース 2014年8月6日
- ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '95年版』ジェー・アール・アール、1995年7月1日、189頁。ISBN 4-88283-116-3。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '96年版』ジェー・アール・アール、1996年7月1日、185頁。 ISBN 4-88283-117-1。
- ^ 『JR気動車客車編成表』'98年版 ジェー・アール・アール 1998年 ISBN 4-88283-119-8
- ^ 平成23年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道近畿統括本部プレスリリース 2010年12月17日
- ^ 平成23年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年12月17日
- ^ 平成24年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道近畿統括本部プレスリリース 2011年12月16日
- ^ 平成27年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道近畿統括本部プレスリリース 2014年12月19日
- ^ 平成27年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道和歌山支社プレスリリース 2014年12月19日
- ^ 関空、冠水で孤立…「帰れない」3000人困惑 読売新聞 2018年9月4日
- ^ JR西、関西空港線で当面運転見合わせ 南海も始発から一部で運休 産経新聞(産経WEST)2018年9月4日
- ^ “関西空港線の運転について:JR西日本”. 西日本旅客鉄道. 2018年9月7日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “りんくうタウン駅まで鉄道再開へ|NHK 関西のニュース” (日本語). NHK NEWS WEB 2018年9月7日閲覧。
- ^ “関空鉄道、2週間ぶり再開 旅客便運航回復前にアクセス大幅改善”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2018年9月18日) 2018年9月18日閲覧。
参考文献
- 『鉄道ダイヤ情報』2004年11月号 No.247 交通新聞社 「223系 〜史上最速の高性能近郊型電車〜」
- 『鉄道ピクトリアル』2003年2月号 No.728 電気車研究会
- 『鉄道ジャーナル』鉄道ジャーナル社
- 2005年2月号 No.460
- 2006年8月号 No.478
- 2011年7月号 No.537
- 『JR時刻表』各号(交通新聞社)
- 『携帯全国時刻表』各号(交通新聞社西日本支社)
関連項目
- 南海本線・空港線 空港急行
- はるか
- ラピート
- 大阪モノレール
- 空港連絡鉄道
- OCATシャトル880
- 多層建て列車
- 会社別列車種別一覧
- 運転道楽 - 第2作に関空快速を収録する鉄道運転シミュレーションゲーム
- なにわ筋線 - 乗り入れる計画がある。
- 快速 うれしート - かつての関空快速・関空特快「ウイング」同様に、自由席と同じ座席を使用した指定席が設定されている。関空快速・関空特快「ウイング」は車両1両全体が指定席であったが、「快速 うれしート」は最後尾車両のうち進行方向後ろ寄りの区画を区切り指定席区画として運用。
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