身代金要求とは? わかりやすく解説

身代金要求

作者信夫

収載図書フーコー短編小説傑作選 8
出版社フーコー
刊行年月2001.7


身代金要求

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 11:59 UTC 版)

富山・長野連続女性誘拐殺人事件」の記事における「身代金要求」の解説

その上で、MはBの家族から身代金を得るため、以下のように同月6日 - 7日にかけ、Bの家族へ身代金要求する電話を7回かけた。また、3月7日10時 - 11時ごろにMは中軽井沢駅前の喫茶店しらかば」に入り、2回電話掛けている。 一方長野県警察7日7時長野中央警察署に「長野市における身代金目的誘かい容疑事件捜査本部」を設置し、180人態勢捜査開始。駅などで張り込み捜査行ったほか、Bの姉が犯人の女(=M)から電話を受け、長野駅から高崎駅へ向かう際、捜査員7人も同行したが、Mはこれに気づき6回目電話の際にはBの姉に対し5、6人があなたの後をつけているだろう」と問い詰めていた。 「犯人張り込みを気づかれたのではないか?」という指摘対し長野県警および警察庁はいずれもそれを否定し、「カマかけられただけで、気づかれてはいない」「張り込んだ刑事ベテランで、そのようなミスありえない」と主張したが、M(および当時犯人とされていた北野も含む)は逮捕後、「(高崎では)危険を感じたので逃げた」と供述している。また、北野公判当時行動について、「7日はMの指示従いフェアレディZ運転したが、途中で入金金額当初の予定(1,500万円)より500万円増えて2,000万円になったことや、取引相手の『東京の男』は警察見張られているため、彼の情婦代わりに高崎駅まで金を持ってくることになったことなどを聞かされた。そのMの言葉信じて一緒に高崎駅まで行ったが、Mから『駅の周りには警察官がいるので金を受け取れないと言われ8日富山帰ってきた」と述べている。 長野事件における身代金要求の電話経緯番号架電時刻発信元発信応対した人物通話内容要旨16日1916分ごろ 公衆電話埼玉県児玉郡上里町金久保 被害者B宅(長野市安茂里) Bの父親 「Bさんを預かっている。明日午前10時長野駅待合室まで3,000万円持ってこい」「(身代金は)姉に持って来させろ」 27日10時30分ごろ 公衆電話東京都豊島区西池袋一丁目2番 国鉄長野駅観光センター長野市大字南長野末広町) Bの姉 「10万円じゃ話にならない。妹と金とどっちが大切か。12時まで待つ」 3712時23分ごろ 公衆電話埼玉県川越市大字古谷上 被害者B宅 Bの父親午後4時までに長野駅待合室に2,000万円持参しろ。2,000万円なら私が話してあげる。金は姉に持たせろ。Bにはおいしいものを食べさせている」「今度きちんと(2,000万円)揃わなければもう二度と電話しない4716時20分ごろ 公衆電話埼玉県深谷市国済寺 国鉄長野駅観光センター Bの姉 「2,000万円持って特急あさま16号長野駅16時38分発)の6両目乗車しろ。上野まで切符を買い高崎駅下車し待合室待て57196分ごろ 公衆電話群馬県高崎市八島町国鉄高崎駅付近高崎駅鉄道案内所喫茶大通り進み右側にある喫茶店ポンテ』に入れ19時 - 21時ごろ、Mは高崎駅前にいた。 672040分ごろ 公衆電話高崎市岩鼻 喫茶店ポンテ」(高崎市八島町24番地) 「あなたの後を人が尾行している。1時間後に喫茶店ナポリ』に電話する772158分ごろ 公衆電話群馬県前橋市荒牧町 喫茶店ナポリ」(高崎市八島町65番地) 「警察言ってないのか。今日宿泊し明日3月8日12時にまた来い明日Bの声を聞かせてやる」この電話最後に連絡途絶えた連絡途絶えて以降、Bの姉は「ナポリ4階にあったビジネスホテル一室投宿8日1138分に再び「ナポリ」の2階食堂入ったが、犯人から連絡がなかったため、長野県警捜査本部指示16時45分)により、帰宅した一方北野とMは3月8日2時に高崎市内で給油し6時ごろに富山帰った

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富山・長野連続女性誘拐殺人事件」の記事における「身代金要求」の解説

3月6日14時前ごろ、2人長野市内(国道18号国道19号交差点付近)で合流して東京方面向かい同日 - 翌7日にかけ、高崎駅付近喫茶店ポンテ」に呼び出したBの姉を「ナポリ」に移動させ、警察官を同店に引きつけている間に富山逃走しよう考えた7日22時ごろ、再び「ナポリ」に電話し、Bの姉に「翌8日正午までに『ナポリ』へ来い」と指示したが、警察官張り込み気配感じ高崎での身代金入手断念2人富山方面へ戻る途中身代金入手方法について相談し、「機会見てBの姉を名古屋方面呼び出そう」と話し合ったが、8日6時ごろに富山到着して以降警察取り調べが行われたため、身代金入手には至らなかった。

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