薦田家・コモタセレモニー
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「天国の恋」の記事における「薦田家・コモタセレモニー」の解説
薦田 潮(こもた うしお)〈27→29〉 演 - 内博貴 時夫と範子の一人息子。斎の初恋の男性・聡に瓜二つ。家業を嫌がり、外資系製薬会社で医薬情報担当者(MR)として勤務している。斎の異母妹・梢と交際中。出会ってすぐに斎に惹かれ、友人の葬儀の司会をした斎の姿を「言葉で死者と生者を繋ぐ現代の巫女」と称える。「死んでも生きてる」は斎への口説き文句。情熱的に斎にアタックし、交際する。斎から愛の証として友也の遺骨ペンダントを贈られる。斎を愛し始めてから梢は疎ましい存在となる。斎との約束を守り、梢と偽装結婚することに。2年後、製薬会社を退職し海老原会総合病院の事務長となる。斎との約束を守り、常に遺骨ペンダントを身につけ、梢と結婚後は斎との愛のため夫婦関係を持っていない。斎と2年ぶりに再会するが肉体関係は持っていない。父・時夫と梢の情事にも無関心。斎との情事の最中、梢の子は時夫の子だと暴露。母・範子が斎殺害を計画した頃から悪い予感を感じ、斎の側を離れなかった。海老原会総合病院を退職し製薬会社に再就職。実刑が決まった範子を気遣う。 薦田 時夫(こもた ときお)〈63→65〉 演 - 神保悟志 潮の父、葬儀会社コモタセレモニー社長。鼻先でかけている眼鏡が特徴的。海老原会総合病院と提携している。成金趣味だが情にもろい一面もある。邦英に依頼され事務担当として斎を雇う予定だったが、斎の願いにより葬儀司会者として雇う。研修期間を終え、葬儀司会者として立派に仕事をこなす斎に感心したが、次第に長く感情移入しすぎる葬儀の演出に腹を立て、不快に思う。一方で邦英に斎を褒めちぎり、熊の手をプレゼントし、秘密パーティに誘う。邦英から斎と潮を結婚させないなら提携を打ち切ると言われ、斎に辛く当たる。潮の結婚式で元春が死亡し、斎を気味悪く思う一方、斎のエンバーミング学習の援助を行った。なかなか子供の出来ない潮夫妻に刺激を与えようと、若い頃、範子と霊柩車の中でセックスした逸話を話す。かねてより嫁・梢を性的な目で見ていたが、入院をきっかけに肉体関係を持ち、梢が妊娠すると潮に懇願し潮の子としてもらうが、範子に暴力を振るうように。邦英からは顔を踏みつけられながら叱責される。故人の遺体を別の車中で発見し、範子が起した事件を知る。範子の事件のためコモタセレモニーは閑古鳥が鳴く。それでも、梢との間に生まれた子供の子育てに夢中になる日々を送る。 薦田 範子(こもた のりこ) <58→60> 演 - 山下容莉枝 時夫の妻、潮の母。コモタセレモニー専務。下品な言動が多く、一人息子の潮を溺愛気味。斎をよく思っていない。お茶はティーバッグを愛用、家族の料理はスーパーマーケットで購入したお惣菜を温めるだけ。司会のお礼に葬家から斎に贈られたブラウスを踏みつける。潮と斎の関係を知ると時夫と共に怒り狂い、「映画で見たクモ女みたい」と斎を揶揄し、今後一切潮と連絡を取るなと斎を脅迫する。多鶴子からの電話により、潮夫妻が結婚後一度も夫婦関係がないことを知り、斎への憎しみは更に強くなる。嫁の梢は可愛がっていたが、次第に梢が範子に厳しい態度で接するように。梢の妊娠を知ると相手が誰なのかを突き止めようと海老原家に乗り込み多鶴子と朔子と「すべて斎が悪い」という結果を出すが、時夫からも梢からも暴力を振るわれ、絶えかねて訪れた海老原家にて斎の殺害を決意。時夫と梢の情事を目撃してしまう。斎を遺体とすり替え火葬して殺害しようと男を雇い実行するが失敗、殺人未遂容疑にて逮捕、懲役4年の実刑が下る。 西尾 宙太(にしお ちゅうた) 演 - 浅見小四郎 コモタセレモニー職員、葬儀一式の担当責任者。斎は西尾が司会をする葬儀を見学し、死と向き合うこの職業へ就こうという決意をした。斎に親切に葬儀社の仕事を教えていたが、時夫同様に斎の司会の演出に不満を持ちはじめ、斎のナルシストっぷりから「ナルちゃん」と呼ぶ。 葛城(かつらぎ) 演 - 心愛 コモタセレモニー職員。西尾たちの仕事を手伝っている。
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