第6、第7、第8の哨戒 1942年12月 - 1943年9月とは? わかりやすく解説

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第6、第7、第8の哨戒 1942年12月 - 1943年9月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/26 20:48 UTC 版)

パイク (SS-173)」の記事における「第6、第7、第8の哨戒 1942年12月 - 1943年9月」の解説

12月16日パイク6回目哨戒ポラック (USS Pollack, SS-180) とともに日本近海向かったその道中、ウェーク島爆撃するアメリカ陸軍航空軍部隊への支援を行う。太平洋艦隊司令部からの指示により一旦ミッドウェー島引き返した後、12月28日に再び出撃した。1943年1月14日10時ごろ、パイク潮岬西方市江南西方北上する船団発見し攻撃態勢入ったその時護衛水雷艇千鳥パイク潜望鏡発見しパイクに対して爆雷投下この際千鳥は「体当たりし潜望鏡破損させた」と主張した察知されパイク100メートル深深度へ避退するが、以後8時間に及ぶ爆雷攻撃千鳥や、現場駆けつけてきた敷設艇成生特設掃海艇第三高島丸宇和島運輸131トン)、特設駆潜艇第九日東丸(日東漁業97トン)などから受けることとなった最初1時間攻撃パイク主電動機破損しコントロール盤が火災起こしたまた、エンジンルーム浸水し、その浸水排水するポンプ破損したおまけに爆発ショック外装発射管魚雷1本が破損する有様であった6時間後、爆雷攻撃ひとまず止んだのでパイク潜望鏡深度にまで浮上した。しかし、上空哨戒中の航空機対潜爆弾2発を投下しパイク爆発衝撃70メートル深さにまで吹き飛ばされた。水圧により、これ以上船体が持たなくなる恐れ出てきたため、パイク周囲敵がいなくなった頃を見計らって浮上し全速力海域離れて窮地脱した。しかし、哨戒はここで打ち切られることとなった1月23日パイク48日間行動終えてミッドウェー島帰投艦長ルイス・D・マクレガー・ジュニア少佐アナポリス1930年組)に代わった。 3月31日パイク7回目哨戒トラック諸島方面向かった4月12日小型タンカー中型輸送船輸送船団に対して攻撃行って失敗4月13日から14日にかけての深夜パイク北緯0125東経14822分 / 北緯1.417度 東経148.367度 / 1.417; 148.367のアドミラルティ諸島近海大型船2隻と小型船1隻で構成されとみられる輸送船団発見し陸軍輸送船まどらす丸(南洋海運、3,802トン)を撃破した4月23日未明パイク北緯0420東経15202分 / 北緯4.333度 東経152.033度 / 4.333; 152.033のトラック諸島南方折からスコール中に一つ小目標を発見するも、間もなく見失ってしまう。そうこうしているうちに、この小目標、すなわち対潜掃討中の第37駆潜艇発見され爆雷攻撃受けた。この攻撃モーター類に重大な損傷被ったため哨戒打ち切り真珠湾に引き返すこととなった帰投途中4月25日にはサタワン環礁偵察し夜に入ってから3インチ砲弾21発を撃ち込んだ5月7日パイク40日間行動終えて真珠湾帰投した。 7月22日パイク8回目哨戒マリアナ諸島方面向かった8月5日パイク北緯2830東経15850分 / 北緯28.500度 東経158.833度 / 28.500; 158.833の南鳥島近海海軍徴傭船昌寿丸川崎汽船、1,991トン)を撃沈した。翌8月6日には、北緯2103東経15331分 / 北緯21.050度 東経153.517度 / 21.050; 153.517の地点空母大鷹吹雪型駆逐艦発見する目標20ノットから22ノット速力ジグザグ航行しており、やがて爆雷攻撃が始まるが、大鷹に対して外装発射管装填分も含めた魚雷6本を発射大鷹撃破判断されたものの、実際に魚雷命中しなかった。8月22日には北緯2007東経13807分 / 北緯20.117度 東経138.117度 / 20.117; 138.117の地点で6隻の輸送船団発見し、翌23日にまたがる三度攻撃の末、陸軍輸送船東運丸(岡田商船、1,965トン)を撃破した9月9日パイク50日間行動終えてミッドウェー島帰投。これがパイク最後哨戒となった

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