第28期生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:13 UTC 版)
「WORST (漫画)」の記事における「第28期生」の解説
花木 九里虎(はなき ぐりこ) 戸亜留市最強の男。黒髪パーマヘア(1年時は金髪)で背が高く顎髭を生やしており、普段はサングラスをかけている。九州出身で博多弁とも熊本弁ともつかない九州弁を喋る。度を越した女好きで、常に複数の女性と肉体関係を持っている。飛び蹴りとハイキックを得意とし、特にハイキックは真正面から相対すると軌道が見えず、「消えるケリ」と呼ばれる。 1年時に鈴蘭のリーダーだったゼットンを倒し、鈴蘭最強の男として知られるようになった。同世代の顔役数名を単身で一蹴するほどの圧倒的な実力を誇ると同時に、極めて傍若無人で自己中心的な性格で、尚且つ激怒すると周囲の人間を無差別に叩きのめすため、街の不良からは天災のような扱いを受けている。一方で女性関係以外にはほとんど興味を示さないため、派閥・勢力争いには関与せず自分から喧嘩を売ることも少ない。 不意打ちやリンチ以外で喧嘩に負けたことはなく、タイマンでは一度も敗北したことがない。一年戦争を勝ち上がってきた花に喧嘩を売られて以来、花に目をかけている。河内鉄生とは自他ともに認める好敵手同士で、鉄生が他界した時は武装メンバーによる告別式の後でひとり墓参していた。 他の同期生が全員卒業してゆく中、一人3年生を留年。花との二度目のタイマンに勝利した後、花が番長に相応しいと認め、鈴蘭統一の最後の後押しを行った。その後の萬侍帝國との抗争には一切関わらず、花らと共に鈴蘭を卒業した。 二度目の3年生の時には、校内の一室を自分専用の部屋に改造し、3人の舎弟をウルトラセブンに出てくるカプセル怪獣に見立て、使い走りとして好きなように活用していた。 スピンオフ作品「WORST外伝 グリコ」では主人公を担当。 ブッチャー / 神戸 好克(かんべ よしかつ) ブッチャー一派/FBIの頭。太った体格で腕力が強く、額に傷がある。ペットボトルのお茶を持ち歩くことが多い。一人称は「わし」。髪型は時によって様々だが、就職活動を始めるまではずっと金髪だった。 2年生の時には秀吉・軍司と並ぶ有力派閥を築き上げていた。3年に進級した時に派閥の名前を、「ファンタスティック・ブッチャー・イチバン(略してFBI)」と命名した。 花らの一年戦争の時に、相手の腕を意図的に折った天地を粛清しようとして返り討ちに遭った。鳳仙とのタイマン決戦では光義を倒し、その後タイマンでゼットンに挑んで敗れた。3年進級後、自分の鈴蘭制覇の夢を花に託すべく花組に抗争を仕掛け、花とのタイマンに敗れ花組への協力態勢を作った。 居酒屋「FBI」を開店するという目標を持っており、卒業間際の時期には就職先が見つからず苦心していたが、金次のアドバイスで修業も兼ねて居酒屋でバイトすることを思いついていた。 原田 十希夫(はらだ ときお) 原田一派の頭。軍司の幼馴染の後輩。元々は岩城一派の副頭で、軍司の引退に伴い、派閥を引き継ぐ形で原田組を立ち上げた。髪型は登場当初はリーゼントだったが、原田一派の立ちあげの時に金髪にし、また常にサングラスをかけるようになった。その後は頻繁に髪型を変えている。 軍司ともども入学時から花に目をかけており、花がブッチャーを倒した後に原田一派を解散し花組へ合流させた。 黒澤 和光(くろさわ かずみつ) ブッチャー、十希夫と並ぶ鈴蘭の顔役の一人。「クロサー」とも呼ばれる。左顎に大きな傷跡があり、頭にバンダナを巻いている。派閥を持たない一匹狼で、入学当初は野心に満ちていたが、優勝候補と言われていた壱年戦争でブッチャーら共々九里虎に倒されてからは九里虎と行動を共にしている。 九里虎らと共に花の動向を気にかけていた。左顎の傷は中学時代に真島一也につけられたもので、鈴蘭と鳳仙のタイマン勝負の時にその雪辱を果たしている。3年生に進級した後は中学の後輩だった銀次に花組入りを勧めた。卒業後は知り合いの伝手を頼って上京した。不良でもなくいたって真面目で頭もよかった弟を漢になってこいと言って鈴蘭入学を進める。 亜久津 金次(あくつ きんじ) 九里虎らの同級生。常にサングラスをかけている。喧嘩の実力は高くないが顔役と良好な関係で、九里虎と行動を共にすることが多く、激怒して見境のなくなった九里虎に襲われるのが定番となっている。 一年戦争の見物料を徴収したり、喧嘩や抗争に際して賭博を開いたりしている。前作に登場していた亜久津太は兄。 深町 慶太(ふかまち けいた) ブッチャー一派(FBI)の副頭。ブッチャーの性格をよく理解している人物。 伴 和之(ばん かずゆき) ブッチャー一派のメンバー。漆黒の蠍の鎌田・田原の中学時代からの友人で、漆黒の蠍と鈴蘭の抗争ではスパイとして動いていた。それを十希夫に見抜かれ、ブッチャーによって粛清された。
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第28期生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 09:42 UTC 版)
『その後のクローズ』から登場。 花木 九里虎(はなき ぐりこ) 九州から来た新入生。金髪のパーマヘアで、博多弁を話す。一年戦争には参加していなかったが、街で鳳仙の生徒8人を一蹴し、その後タイマンでゼットンに勝利、最終的に一年戦争の勝ち残り組と取り巻き合わせて17人を一人で叩きのめし、鈴蘭最強の男となった。 黒澤 和光(くろさわ かずみつ) 京華中出身で、秀吉・マサの後輩。左顎に大きな傷跡があり、頭にバンダナを巻いている。一年戦争優勝の最有力候補と見られており、勝ち上がった後は秀吉とのタイマンを約束していたが、ブッチャー、十希夫らと共に九里虎に叩きのめされた。武装戦線の河内鉄生をライバル視しているが、戦ったことはない。 ブッチャー / 神戸 好克(かんべ よしかつ) 一年戦争の勝ち残り組。金髪で太っている。黒澤ら共に九里虎に倒された。 原田 十希夫(はらだ ときお) 一年戦争の勝ち残り組。軍司の幼馴染みの後輩。黒澤ら共に九里虎に倒された。 亜久津 金次(あくつ きんじ) 亜久津太の弟。入学式の日にブッチャーに倒されて一年戦争をリタイアした。ゼットンらと交友を持っている。
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