第1回 東京&いわき大会とは? わかりやすく解説

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第1回 東京&いわき大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 23:26 UTC 版)

マンガサミット」の記事における「第1回 東京&いわき大会」の解説

期間:1996年9月13日-9月16日 テーマ:マンガで創ろう明日ユートピア 場所:東京都及び福島県いわき市 参加国:日本韓国・台湾香港中国 1993年、ストーリーマンガ50年記念しアジア各地域漫画家たちとの親交土台としたマンガ文化発展可能性模索するイベントとして企画された。韓国香港台湾中国の漫画家にも参加要請し、「マンガ通じた文化交流のは花を咲かせよう」という計画誕生した。その基本計画では「各国マンガ事情知り研究しマンガ文化支えあうことを理想とする」、「当初東アジア地域対象とするが、将来は全アジア世界へ対象拡大する」、「第1回日本開催しその後各地域輪番開催とする」、「毎年開催理想とするが、事情に応じて開催する」、「各国運営開催地の漫画家担当する」という基本方針決定された。 日本側の運営窓口であるが、当初日本漫画家協会打診したが、当協会文化庁認可社会事業団体であり、イベント対す協賛企業の手当て出資保証できないことから、当時発足準備中であったマンガジャパンマンガにおける国際交流活動をその理念に含むことから正式にマンガサミット窓口決定した。しかし会員漫画家マンガサミットへの協力強制してならないという理由から、会員の中から有志募りマンガサミット実行委員会」を立ち上げ大会議長には石ノ森章太郎事務局長里中知子とし、会員漫画家ボランティア大会開催準備着手する体制構築された。 1996年9月第1回マンガサミット東アジアMANGAサミット'96として「マンガ世界共通語」をテーマ開催された。9月13日恵比寿ガーデンプレイスにおいて福島県いわき市であった岩城光英当時)が名誉議長として開会式開催されその後各国地域の代表によるパネルディスカッションMANGAシンポジウム」が開催された。小学館白井勝也による司会進行の下、弘兼憲史山野勝講談社)、黄玉郎香港)、基埈(韓国)、呂墩建(台湾)、王庸建(中国)による各地域マンガ事情報告が行われた。翌日参加者いわき市移動9月16日までの期間中いわき明星大学会場に「マンガ表現」、「マンガメディア」、「マンガ教育地域振興」の分科会開催、より専門的な内容討議が行われ、その様子は一般に公開された。また一般参加者向けにはマンガ教室サイン会パソコン教室Mac使用したデジタルマンガ)などのイベント開催されている。 また作品展示として日本人漫画家210名、韓国、台湾香港中国の漫画100名の作品展示した東アジアMANGA原画展」が9月1日から9月29日までいわき市立美術館開催ロビーには手塚治虫の特別コーナー設置され日本のストーリーマンガ50年象徴する構成とされた。展示作品その後日本語と英語による原画展画集として製作され原画展画集政策以降マンガサミット継承されていくこととなった9月16日閉会式では下記の「MANGA宣言」が採択され体調不良マンガサミット欠席した石ノ森章太郎代わり評議員であったちばてつやにより宣言された。 私たちMANGA愛する人間」は、人間普遍的な真理を、感動的で、楽しく、そして、なにものにもしばられない自由な表現描き多く人々と夢をわかちあえる平和な世界を築くために努力をし続けます私たちMANGA愛する人間」は、あらゆる言語民族違い超えて理解し合いMANGA心と心を愛をもって結びつける大きなメディアであることを確信します私たちMANGA愛する人間」は、東アジア日本交流成果踏まえさらなる交流の輪を呼びかけ、「世界MANGAサミット」の実現向けて努力します同時にマンガサミット理念継承すべく、次回大会翌年韓国開催することが決議され閉会した

※この「第1回 東京&いわき大会」の解説は、「マンガサミット」の解説の一部です。
「第1回 東京&いわき大会」を含む「マンガサミット」の記事については、「マンガサミット」の概要を参照ください。

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