第二発電所とは? わかりやすく解説

第二発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 15:51 UTC 版)

大淀川水力電気」の記事における「第二発電所」の解説

第一発電所続き電気化学工業大淀川水力電気名義1927年昭和2年4月より大淀川第二発電所の建設着手した当時同社昭和金融恐慌影響業績不振に陥っていたが、電力費の節約目指し会長藤原銀次郎建設積極的に推進したという。 1931年昭和6年9月15日最大出力3キロワット大淀川水力電気大淀川第二発電所が竣工した当時九州最大水力発電所であった建設費900万円当時としては安価に抑制されたため、第二発電所の完成により大牟田工場電力費は1キロワットあたり6 - 8厘から3 - 4厘へと半減し増産が可能となったという。第二発電所の所在地東諸県郡高岡村(現・宮崎市地図)。主要機器として電業社原動機製造所縦軸フランシス水車出力16,000馬力×3)、芝浦製作所交流発電機容量11,111キロボルトアンペア×3)、富士電機変圧器備えた。 翌1932年昭和7年6月発電所運営統一のため大淀川第一発電所電気化学工業から大淀川水力電気移管され、以後第一・第二発電所ともに大淀川水力電気帰属した。発電所移管後の1932年下期決算時点大淀川水力電気資本金2000万円となっている。また社長は、1929年時点では藤原銀次郎1927年より電気化学工業会長)、1934年時点では小林正直(1933年より電気化学工業社長)、1938年時点では大橋新太郎1937年より電気化学工業会長)、と推移している。

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第二発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 15:48 UTC 版)

長崎電気瓦斯」の記事における「第二発電所」の解説

第二発電所(稲佐発電所とも)は長崎市稲佐地区旭町建設され発電所である。1912年大正元年)に竣工した発電所主要設備以下の通りボイラー : 2台 原動機750馬力カーチス蒸気タービン2台(英国ブリティッシュ・トムソン・ハウストン製) 発電機625キロボルトアンペア三相交流発電機2台(英国ブリティッシュ・トムソン・ハウストン製、周波数60ヘルツ1915年大正4年8月になって九州電灯鉄道長崎発電所出力1,000キロワット)が同一構内増設された。このため長崎電気瓦斯九州電灯鉄道合併された後は両社発電所合わせて長崎発電所」と称している。1919年大正8年2月には3,000キロワット増設工事竣工し設備容量5,000キロワット発電所とされた。長崎発電所東邦電力時代存続したが、1945年昭和20年)に廃止されており現存しない。

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第二発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 17:23 UTC 版)

名古屋電灯」の記事における「第二発電所」の解説

位置北緯35度9分45.5秒 東経13653分19.4秒 / 北緯35.162639度 東経136.888722度 / 35.162639; 136.888722 (第二発電所跡) 1896年明治29年5月愛知電灯合併によって継承した同社火力発電所を、名古屋電灯では第二発電所と称した所在地名古屋市下広井町3丁目(現・中村区名駅南中電名駅南ビル位置)。 第二発電所の設備は、ボイラー2台、蒸気機関4台、エジソン直流発電機30kW・25kW各2台、ホプキンソン型600-800灯用交流発電機1台であった特筆すべき交流発電機存在で、直流発電機しか導入していなかった名古屋電灯では小規模ながら初めての交流発電機となった。この交流発電機用いて名古屋電灯では熱田町方面への長距離送電試行し試験結果を受け直流送電全廃決定して水主町発電所建設取り掛かった1901年明治34年7月、同発電所運転開始とともに第二発電所は廃止された。

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