第二百九十七訓 - 第三百九訓(かぶき町四天王篇)
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「銀魂」の記事における「第二百九十七訓 - 第三百九訓(かぶき町四天王篇)」の解説
銀時の元に突如弟子入りを志願してきたヤクザの元人斬り少女・椿平子。時を同じくしてかぶき町四天王のお登勢・西郷特盛・泥水次郎長・華佗の4人は、近年稀に見るかぶき町の緊張状態の中、全面衝突が起こるのを避けるために互いに私闘を禁じ、破ればその勢力は他の3勢力により取り潰し、という合意を設ける。しかしその直後、平子は銀時を罠に嵌め、お登勢が次郎長に斬られて意識不明の重体に陥った上に、スナックお登勢と万事屋は取り潰されることになってしまう。平子は実は次郎長の娘であり、裏で華佗と組んでいた。しかしお登勢の亡き元旦那・寺田辰五郎との約束を胸に店を護ることを決意した万事屋たちと、万事屋やお登勢との絆から彼らを護るために立ち上がった仲間達の前に、平子達は劣勢に立たされる。次いで春雨・元第四師団団長としての正体を現した華佗の策略により、平子達ごと包囲されたかぶき町の面々は窮地に陥る。かぶき町を自分達天人のものにせんとする華佗の目論みをいち早く見抜いていた次郎長も、第四師団の精鋭部隊に囲まれるが、次郎長を追って来た銀時と共にこれを殲滅する。回復して現れたお登勢の叱咤によって戦意を取り戻したかぶき町の面々によって、華佗が町に放った部隊も全滅した。一旦は退くも、負傷により入院していた四天王を抹殺するために再び現れた華佗の軍勢は、姿を見せた平子によって一蹴される。平子は贖罪の念から落とし前をつけようとするも、万事屋に制止され、彼らの計らいによって次郎長と涙の和解を果たし、共に旅に出る。 後日談では華佗は春雨の地球部隊の役割として江戸に潜伏にしていた鬼兵隊に捕縛されており、その足で春雨の本部に赴いた鬼兵隊に対して春雨の阿呆提督は、自身の地位を脅かしかねない第七師団団長の神威をも捕らえるよう命じる。そして神威の公開処刑と同時に高杉をも暗殺しようと企むが、それを察していた高杉の寝返りにより神威が解放され、さらに鬼兵隊と第七師団のメンバー達の乱入により十二師団が神威の側に付くなど形成が完全に逆転し、逃げようとした阿呆提督は神威に始末され、十二師団は高杉と神威により乗っ取られることとなる。
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