秋津連邦
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「とある飛空士への誓約」の記事における「秋津連邦」の解説
坂上正治(さかがみ まさはる) 清顕の父。かつてその名をとどろかせた超エースであり、撃墜数100機以上。先の戦争で好敵手と認めるカルステンと一騎討ちを行い、超絶技巧「蛇撃ち(セントヴォルトではスネークショットと呼ばれる)」で彼を撃ち落とした(と正治及び彼の味方は証言している)。ウラノスの侵攻の際にはすでに空軍を引退しており農業を営んでいたが、敵機の地上掃射を受けている小学校の生徒をかばって妻と共に敵機をひきつけ、死亡。敵であったカルステンの事を尊敬しており、彼との勝負は人生最高の時だったと語っていた。 坂上由美子(さかがみ ゆみこ) 声 - 厚木那奈美 清顕の五つ年上の姉。ウラノスのメスス島侵攻の際に清顕をかばって黒豹の銃撃を受け、死亡。かぐらとは容姿が瓜二つである。 扇ガ谷晴彦(おうぎがや はるひこ) 飛空士。坂上正治の同僚。ツルギ沖航空戦で坂上の危機を感じ戦闘空域に乱入したが銃撃はしておらず、坂上が蛇撃ちでカルステン大尉を仕留めたと証言している。物語開始時には連邦軍の士官となり作中では清顕とかぐらの上官として登場。8巻のクーデターでは主要メンバーとしてかぐらと協力する。 ジャダンバ・ダムバゾリク 西方民の生まれ。秋津連邦海軍航空隊二等飛空兵曹。本来禁止のはずの鉄拳制裁を用いる小隊長の列機を務めていた。清顕の卓越した空戦技能と、鉄拳制裁とは無縁の人格に惚れ込み、清顕の列機を務めるようになる。後に清顕と共に草薙航空隊に転属し、9巻の最終決戦では草薙航空隊の隊長となる。 新田原聯介(にゅうたばる れんすけ) 秋津連邦海軍航空隊二等飛空兵曹。実家が貧しく、仕送りのために飛空士となった。本来禁止のはずの鉄拳制裁を用いる小隊長の列機を務めていた。清顕の卓越した空戦技能と、鉄拳制裁とは無縁の人格に惚れ込み、清顕の列機を務めるようになる。後に清顕と共に草薙航空隊に転属する。 リュウ・ウォン 中州民の生まれ。草薙航空隊に配属された特務小尉。箕郷に妻がいる。感情をあまり表に出さず、他人に冷徹な印象を与えるが、清顕に対しては対抗心を見せ、挑発的な言動を取る。 下士官からのたたき上げであり、優秀な空戦技能を持つ。草薙航空隊での模擬空戦では不敗を誇っている。試験的に2機が実戦投入された斑鳩の搭乗員に清顕と共に選ばれ、白虎のノーズアートを機首に描いている。 リ・コウツウ 中州民の生まれ。階級は海軍大佐。メスス島オデッサ航空基地の司令官を務める。 マオロン 中州民の生まれ。階級は海軍大尉。メスス島オデッサ航空基地の編隊長で、後に草薙航空隊で隊長を務める。 歌国常盤(うたぐに ときわ) 秋津日報セルファウスト支部派遣局員、女性記者。清顕とイリアを取材する。 久遠寺高虎(くおんじ たかとら) 連邦制崩壊後、慧剣皇王国内閣総理大臣。残存する連邦軍の大元帥に着任した。 紫雪平(むらさき ゆきひら) かぐらの実兄で、京凪離宮直衛隊隊長。帝紀1351年10月のクーデターでかぐらに殺害されたとされている。
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秋津連邦(あきつれんぽう)
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清顕やかぐらの母国。大瀑布を降りた「南多東海」に位置する大陸を治める大国。「慧剣皇王国(東方州)」「左氏随朝(中州)」「オルフスト禿頭王国(西方州)」の三ヶ国から構成される連邦制国家。首都は慧剣皇王国の首都でもある箕郷。公用語は秋津語。通貨単位は両。人口1億8000万人。5年前より「ハイデラバード連合共同体」と戦闘状態にある。連邦の中心国である「慧剣皇王国」は、日本的な文化を持ち規律、軍規、恋愛、貞操にも厳しい。
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秋津連邦
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村雨(むらさめ) 秋津連邦海軍の単発単座戦闘機。20mm機関砲と7.7mm機銃を2門ずつ装備している。 海軍航空隊だけではなく、慧剣近衛師団、陸軍航空隊にも配備されている模様であり、草薙航空隊でも使用されている。 斑鳩(いかるが) 先尾型の機体、推進式の二重反転プロペラを特徴とする試作戦闘機。機首に37mm機関砲一門、主翼基部に20mm機関砲二門を装備している。エンジンはターボプロップエンジンを採用しており、最高速度は920km/hとされる。レシプロ戦闘機と比較して高高度での飛行性能に優れる。 開発は完了しておらず、機体性能の限界は未だ見極められていない。試験飛行において、急降下からの引き起こし時に空中分解を起こしてテストパイロットが殉職する事故も起こしている。しかしながら、セントヴォルトのベオストライクF1Fの実戦投入を受けて、対抗機として開発未完のまま実戦投入された。草薙航空隊に2機が配備され、清顕とリュウが搭乗員として選抜された。清顕は黒ウサギ、リュウは白虎のノーズアートを描いている。後に開発が完了し、量産化される。 朱雀(すざく) ウラノス飛空要塞バルセノスが、「鋼鉄の雷」作戦で秋津連邦軍に鹵獲され名称を変更されたもの。セントヴォルトが鹵獲したカルキノスとは異なり、推進装置と方向舵は無事なまま占領された。そのため、鹵獲から短期間で秋津連邦の飛空要塞として運用され、草薙航空隊が配備されている。
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