福岡ドームにおける主な試合の記録
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1993年4月2日、ダイエー対オリックス・ブルーウェーブがこけら落し。同日行われた千葉ロッテマリーンズ対日本ハムファイターズのオープン戦で、リック・シュー内野手(日本ハム)が福岡ドーム第1号本塁打を放つ。 1993年4月4日、ダイエー対日本ハムのオープン戦で日本ハムが5-0で勝利し、平成5年度パシフィックリーグトーナメントの優勝を決める。 1993年4月17日、福岡ドーム初の日本プロ野球公式戦。野茂英雄(近鉄)は村田勝喜(ダイエー)と投げ合い、1-0の完封勝利で福岡ドーム初の勝利投手となる。 1993年4月18日、ラルフ・ブライアント(近鉄)が若田部健一(ダイエー)から福岡ドーム公式戦第1号本塁打。若田部は4失点完投でホークス初の福岡ドームでの勝利投手、山本和範はホークス初の福岡ドームでの公式戦本塁打を記録。 1994年5月18日、槙原寛己(巨人)が対広島東洋カープ戦で完全試合を達成(槙原寛己の完全試合)。日本プロ野球における平成時代唯一の完全試合である。 1997年5月7日、西武ライオンズがダイエーを相手に史上6度目の毎回得点を記録。 1999年6月13日、イチロー(オリックス)が最初で最後の三塁守備に就く(オリックス主催)。 1999年9月25日、ダイエーが日本ハムを5-4で破り、福岡にフランチャイズ移転後初のリーグ優勝を決める。 1999年9月30日、山本和範(近鉄)が現役最後となる試合に出場、現役最終打席で篠原貴行から決勝本塁打を放ち、篠原の勝率10割を阻止した。 2000年10月7日、ダイエーがオリックスを1-0で破り、パ・リーグ2連覇。 2000年10月27日、高橋尚成(巨人)が対ダイエーの日本シリーズでシリーズ史上初の新人投手初登板初完封勝利を達成。 2002年6月7日、メルビン・バンチ(中日)が対巨人戦で投手で初めて当球場で本塁打を放つ。 2002年10月6日、秋山幸二引退試合(対ロッテ戦)。 2003年5月21日、クリス・レイサム左翼手(巨人)が対ヤクルトスワローズ戦でアウトカウント勘違い事件を起こす。 2003年7月27日、ダイエー対オリックス戦でダイエーが32安打、オリックスが13安打を放つ。ダイエーの32安打は1チーム1試合の安打数として日本プロ野球新記録。また両チーム計45安打も1試合の安打数として日本プロ野球新記録。 2003年10月27日、ダイエーが日本シリーズで阪神タイガースを4勝3敗で破り、ダイエーとして2度目の日本一。この日本一は福岡県を本拠地とする球団が初めて地元開催の試合で決めたものとなった。また、この試合での引退を表明していた広澤克実(阪神)が、事実上の引退試合で日本シリーズ最年長本塁打(41歳6か月)を放ち、有終の美を飾る。 2004年10月11日、西武がプレーオフ第2ステージでダイエーを3勝2敗で破り、レギュラーシーズン2位から優勝。 2005年10月17日、ロッテがプレーオフ第2ステージでソフトバンクを3勝2敗で破り、レギュラーシーズン2位から優勝。 2006年4月15日、日本ハムが対ソフトバンク戦で3投手の継投によるノーヒットノーラン(参考記録)を達成。延長戦での継投によるノーヒットノーランはプロ野球史上初。 2008年3月20日、柴原洋(ソフトバンク)が西武の伊東勤以来14年ぶりのプロ野球史上2人目の開幕戦逆転サヨナラ本塁打を放つ。 2008年8月29日 - 31日、ソフトバンク対西武の同一カード3連戦が3戦連続で引き分けとなる。 2009年6月13日、ソフトバンクが2リーグ制度導入後通算4,000勝を達成。 2010年10月19日、ロッテがクライマックスシリーズでアドバンテージ1敗含む4勝3敗でソフトバンクを下し、レギュラーシーズン3位から日本シリーズ出場権を獲得。 2011年11月5日、ソフトバンクがクライマックスシリーズで4勝0敗(アドバンテージ1勝含む)で西武を下し、日本シリーズ出場権を獲得。ホークスとしてリーグ内でのポストシーズンを制したのは前身の南海時代以来38年ぶり。福岡にフランチャイズ移転以降では2004年 - 2006年に行われたプレーオフも含め、ポストシーズン導入後7度目で初の制覇を果たした。 2011年11月20日、ソフトバンクが日本シリーズで中日を4勝3敗で破り、現球団名としては初、前身の南海・ダイエー時代を含めると8年ぶり5度目の日本一。 2012年6月24日、小久保裕紀(ソフトバンク)が対日本ハム戦で、プロ野球史上41人目となる2,000安打達成。 2012年10月8日、西勇輝(オリックス)が対ソフトバンク戦でノーヒットノーランを達成。なお、この試合は両チームともレギュラーシーズン最終戦、また、小久保裕紀(ソフトバンク)の引退試合であった。 2014年10月2日、ソフトバンクがオリックスに延長10回2x-1でサヨナラ勝ちし、3年ぶり通算18度目、現球団となって3度目のリーグ優勝を決める。 2014年10月20日、ソフトバンクがクライマックスシリーズで4勝3敗(アドバンテージ1勝含む)で日本ハムを下し、日本シリーズ出場権を獲得。 2014年10月30日、ソフトバンクが日本シリーズで阪神を4勝1敗で下し、現球団名として3年ぶり2度目、前身の南海・ダイエー時代を含め6度目の日本一。 2015年9月17日、ソフトバンクが西武に5-3で勝利し、2年連続通算19度目、現球団となって4度目のリーグ優勝を決める。9月17日の優勝決定は当時、パ・リーグ最速であったが、2017年、ソフトバンクが9月16日に優勝を決め記録を塗り替えた(優勝を決めた球場はメットライフドーム)。 2015年10月16日、ソフトバンクがクライマックスシリーズで4勝0敗(アドバンテージ1勝含む)でロッテを下し、2年連続で日本シリーズ出場権を獲得。 2017年11月4日、ソフトバンクが日本シリーズでDeNAに延長11回4×-3で勝利し、通算成績4勝2敗、現球団名として2年ぶり4度目、前身の南海・ダイエー時代を含め8度目の日本一。日本シリーズがサヨナラ勝利で決着したのは、1988年の日本シリーズ第5戦における西武以来29年ぶり史上4度目となった。 2018年10月31日、日本シリーズ第4戦でソフトバンクが広島に4-1で勝利し、2011年の日本シリーズ対中日第7戦での勝利以来、日本シリーズにおける本拠地球場11連勝となり、巨人が1970年から1973年にかけて達成した本拠地(後楽園球場)10連勝を超え日本シリーズ新記録達成。 2019年9月6日、ソフトバンクの千賀滉大が育成出身選手として初のノーヒットノーランを達成。 2020年7月10日、ソフトバンクがダイエー時代から数えて当球場通算1,000勝を達成。 2020年11月25日、ソフトバンクが日本シリーズで巨人を前年に続き無傷のストレート4連勝で下し、現球団名として4年連続7度目、前身の南海・ダイエー時代を含め11度目の日本一。 2022年5月11日、ソフトバンクの東浜巨が対埼玉西武戦でノーヒットノーランを達成。プロ野球史上84人目、95度目での達成となった。
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