事実上の引退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 05:15 UTC 版)
2005年6月11日、前回の試合で傷めた膝を手術し復帰。無名のケビン・マクブライドを相手に戦うも、動きに精彩を欠き、6ラウンド終了後棄権しTKO負け。タイソンは2008年制作のドキュメンタリー番組でこの試合について、「金のためだけに戦った、勝てると思っていなかった」「体調不良でありボクシングに真剣に取り組むことにうんざりしていた」など語っている。試合後のリング上でのインタビューで「もう再び戦うつもりはない、もう戦うガッツも勇気もない」と、引退を示唆した。正式な引退発表はしなかったが、結局はこれが最後の試合となり、1985年のプロデビューから2005年まで丸20年のプロキャリアに終止符を打った。
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