事実上の国家元首の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:53 UTC 版)
場合によっては、国家元首は名目上の存在に過ぎず、政府の長が支配者であることもある。政府の長がその役職を世襲する場合すらある。このような役職には次のようなものがある。 メロヴィング朝の宮宰 ムガル帝国のNawab wasir(Awadhの知事も) サーターラおよびマラータ帝国のPeshwa 日本の征夷大将軍鎌倉幕府では征夷大将軍も名目化し、北条氏宗家(得宗家)の歴代当主が事実上の長となっていた。 セルジューク・トルコのスルタン(バグダッドのカリフを操り人形とした。なお、後にイスラム圏においてはいずれも絶対的な支配者の称号として用いられた。) マムルーク朝のスルタン(アッバース朝の末裔をカリフとして擁立した。) ネパール王国の宰相(ラナ家の世襲)
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