硬式球とは? わかりやすく解説

硬球

(硬式球 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 08:03 UTC 版)

硬球(こうきゅう)とは、日本で発祥した軟式スポーツに用いられる軟球に対して、国際的に採用されているボールかたい球)のことを指す語。野球テニス卓球でこの表現が用いられる。

関連項目

脚注

  1. ^ かつては「軟式卓球」(日本式卓球)が存在したが、現在はラージボール卓球の普及もあって消滅している。

硬式球

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 07:11 UTC 版)

ボール (野球)」の記事における「硬式球」の解説

硬球(こうきゅう)とも呼ばれる1878年スポルディング社開発したコルクゴムに糸を巻き付け、それを牛革覆い縫い合わせて作られる原則として1球あたりの縫い目108個とされている。「硬式」の名の通り非常に硬く死球打球身体直撃した場合打撲骨折等の怪我をする場合もある。 重量141.7-148.8g、円周22.9-23.5cmと公認野球規則により定められている。プロ野球使われる硬球公式球こうしききゅう)と呼ばれるボール反発力テストコミッショナー事務局によって行われ、このテスト算出される時速270キロボールバット標準的な相対速度時における反発係数が0.4034-0.4234の基準満たすボール合格となり、ボール公認マーク日本野球機構マーク証明ホログラムプロ野球コミッショナー署名、以上3つの印刷)が付けられる日本プロ野球 (NPB) 日本プロ野球 (NPB) の公式球供給メーカー1980年で9社、2010年以前ミズノゼットアシックス久保田運動具店那須スポーツSSK松勘工業の7社だったが、2010年ミズノゼットアシックス久保田運動具店の4社であったメーカーによって材質製法などが多少異なっており、機能面若干違い見られる飛びやすい/飛びにくい、握りやすい/握りにくい、など)。主催球団判断で4社のボールの中から公式球選択使用されていた。公式球少量のみ販売されている。また、困難ではあるが一軍公式試合ファウルボールまたはホームランボールとしても入手可能である。 2010年1月19日開かれた日本プロ野球組織実行委員会では、ワールド・ベースボール・クラシックなどの国際試合増加や、後述する「飛ぶボール問題対応しボールの規格世界的に統一するため、2011年以降NPB公式戦での公式球の1社に独占的に供給させることが決定され2011年には全球ミズノ社製の統一球使用されている。 なお、1年間使用される12球団一軍試合球総数練習ブルペン用なども含む)は、約2万5000ダース(約30個)にも達すといわれる2013年時の情報)。また、輸送通関トラブルなど備えて1万ダース常備することも求められているという。 メジャーリーグベースボール (MLB) 1842年頃から現在の野球に近いルールプレーしていた初の本格的野球チームニューヨーク・ニッカーボッカーズ最初6、7年間自分達でボール縫ってたように当初ボール手製であり、勝利チーム敗戦チームから賞品として受け取れる貴重品だった。南北戦争終結した1860年代後半になると一気野球熱が高まり多くメーカーボール生産するようになったメジャーリーグベースボール (MLB) の公式球1878年から1976年までスポルディング社が、1977年からはローリングス社が独占供給していて、2014年現在ローリングスコスタリカ工場生産されているものを使用している。NPB公式球野球規則定められ大きさ重さのほぼ下限であるのに対しMLB公式球はほぼ上限であるため、日本公式試合球よりも若干大きく、重い。表面牛革質感日本のものよりもツルツルとした滑らかなもので、縫い目日本ボールより高く空気抵抗違いから同じ握り投げ方球種でも日本公式球とは変化度合い違いが出る。

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硬式球

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野球」の記事における「硬式球」の解説

ゴムコルクを糸で巻き牛革馬革縫い合わせて作った球。プロ野球高校野球中学生のシニア・ボーイズリーグ、小学生リトルリーグでもこのボール使って行う。

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