硬式空手とは
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 02:54 UTC 版)
「全日本硬式空手道連盟」の記事における「硬式空手とは」の解説
この団体が採用する「硬式空手ルール」とは、防具付き空手の一つであるが、全日本空手道連盟錬武会の一撃必殺的な強打ルールや、全日本セーフティ空手道連盟の打撃強度の軽いテコンドーのようなルールとは異なり、ある程度強打の多撃必倒的な加点方式を採用しているのが特徴である。よって、先打ち、相打ち、後技、連続技など審判の「止メ」をかけるまでの有効打が全て得点に認められ、選手は間合いを詰めた所での連続技、打ち合いに打ち勝つことが求められる。 これについては錬武会と比べ、「連続技が使える」、「多撃必倒的で実戦的である」、「安全である」という肯定的な意見と「打撃強度が弱い」、「伝統的な動きが崩れる」、「先をとるという概念が薄れる」という否定的な意見、また全空連と比べ、「判定が明瞭で分かりやすい」、「実際に当てるので実践的である」という肯定的な意見と、「伝統的な動きが崩れる」、「先をとるという概念が薄れる」という否定的な意見があり、評価が分かれている。 なお現在は千葉派と久高派に分裂状態にあり、両団体の間で点数の配分やポイントとなる打撃の強度等、組手競技ルールに若干の違いが生じている。
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