水瓶座(アクエリアス)のカミュ
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「聖闘士星矢 セインティア翔」の記事における「水瓶座(アクエリアス)のカミュ」の解説
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水瓶座のカミュ
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水瓶座(アクエリアス)のカミュ 年齢:20歳。身長:184cm。体重:76kg。誕生日:2月7日。血液型:A型。出身地:フランス。修行地:ロシア・東シベリア。 技:ダイヤモンドダスト、フリージングコフィン、オーロラエクスキューション 声:納谷六朗(TV版)、神奈延年(OVA『聖闘士星矢 冥王ハーデス編』以降の関連作品)、緑川光(EPISODE.G〈ドラマCD版〉)、浪川大輔(LEGEND of SANCTUARY) 宝瓶宮を守護する。「水と氷の魔術師」と呼ばれる氷の闘技の使い手であり、最強の黄金聖闘士に数えられる一人。奥義「オーロラエクスキューション」は絶対零度にほぼ達し、あらゆる物体を凍結により破壊する。氷河とアイザックの師。 いかなるときにもクールであることを貫く。天秤宮で対峙した氷河に対しては、氷河の母の眠る船をシベリアの海底奥深くへ沈めてしまうなど、非情とも取れる方法でその甘さを断ち切ろうとするなど冷たさを見せたが、氷河同様にクールさの裏に熱い心を秘めており、弟子思いの一面がある。十二宮戦では、氷河を深く愛するあまり他の黄金聖闘士に嬲り殺されることを恐れ、本来の守護宮である宝瓶宮から四つも離れた天秤宮まであえて出向き、絶対零度に限りなく近い冷気で氷河を圧倒。フリージングコフィンによって氷河を凍結して立ち去り際に涙を流すなどしている。一方であえて氷河の目の前で氷河の母の思い出を断ち切ることでセブンセンシズに目覚めるきっかけを与えようとしており、氷河を聖闘士として助けたいという師としての思いも抱いていた。救出された氷河に対してミロは「一時的に戦線から離脱させて生き延びさせるための行為」と言ったが、カミュは「魂は天に昇っても肉体は滅びない」と言っているので、己自身の手で氷河を殺そうとしたと思われる。 宝瓶宮での氷河との闘いでは、命を懸けて氷河を絶対零度にまで導くと共に、男なら闘いの中で節を曲げることなく最後まで自分の立場で闘い抜くことを教える(ただし、これは氷河の想像であってカミュ自身の心情描写はない)。当初はオーロラエクスキューションとフリージングコフィンで氷河を追い込んだかに見えたが、天秤宮で2つとも技をかけられていて技を見切っていた氷河は、フリージングコフィンを内側から破ることに成功し形成が逆転する。そして激闘の中で絶対零度に目覚めた氷河が会得したオーロラエクスキューションによって全身を凍結されて倒され、死の瞬間まで氷河を見守る師としての言葉を残し散る。 アニメでは設定が異なり、氷河とアイザックの師・水晶聖闘士の師であり(水晶聖闘士が登場した時点では原作で氷河の師匠の事は語られていなかった)、孫弟子にあたる氷河にとってカミュは師も同然となっている。アニメ版における氷河とカミュの初対面は、氷河がサガのアナザーディメンションによって天秤宮に飛ばされた時で、カミュ自身が「お前の事は水晶聖闘士から聞いているぞ氷河」という孫弟子である事を示唆する台詞がある。OVA『冥王ハーデス十二宮編』では、過去の回想シーンで身分を隠して修行時代の氷河に聖闘士の精神を手解きしており、その意味においてカミュも氷河を育てたもう1人の師とされた。 ハーデス編ではシオンらと共に復活し、シュラ、サガと共に変わらぬ実力を披露する。最期は氷河に微笑みかけて消滅している。OVAでは氷河に、その拳が何のためにあるかを教えつつ消滅した。OVAでの嘆きの壁撃破に際しては、氷河と再会を喜び合った後、クールに徹して信じた道を振り向かずに突き進むことを教えつつ、ほかの黄金聖闘士たちとともに散った。 『EPISODE ZERO』では修行のため聖域を離れている。 映画『真紅の少年伝説』では、アベルの力によって蘇る。アベルがアテナを永遠の眠りにつかせたことに怒りを感じ、シュラと共に反感するが、これが神への反逆罪となり、コロナの聖闘士に誅殺される。 映画『Legend of Sanctuary』では、32歳。宝瓶宮を守護する。氷河の師匠。責任感が強く任務を忠実に遂行し、冷徹に見られがちだが内面には情を秘めている。左肩の水瓶は可動する。巨蟹宮で積尸気に落とされそうになった氷河を宝瓶宮へ引き寄せて教皇に疑念を抱きながらも対峙する。序盤は力量の差を見せつけ氷河を圧倒するが、覚悟を持った彼と互いにオーロラエクスキューションを打ち合った後、倒れ絶命する。 カミュ最大の拳・オーロラエクスキューションは、両手を組んで頭上に掲げるように構え、そのまま両腕を前方に下ろして技を放つ。構えたときに黄金聖衣の前腕カバーのパーツが水瓶の形を成し、下ろしたときに水瓶が傾けられ口から水が注がれるのが技のイメージとなっている。背景では女性が水瓶を担いでいるが、神話上では水瓶を担いでいるのはガニュメデス(男性)である。
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