母に関係する主要人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 19:15 UTC 版)
「あたしンちの登場人物」の記事における「母に関係する主要人物」の解説
水島 声 - 愛河里花子 母の友人。みかんが通っていた小学校のクラスメートである純の母。初登場は1巻。アニメの初登場は第7回。年齢は45歳。 3巻までは母とは「奥さん」と呼び合っていて名前も不明だったが、4巻で呼び方が変わり、名前も明らかになった。 母とはみかんの小学校のPTAの会合にて、みかんと純が同じクラスであり、たまたまお互いをスーパーで見かけたことがきっかけで知り合い意気投合。 行動派で多趣味。「思い立ったがすぐ行動」するタイプ。よくメンバーで買い物を楽しんだり、銀座、登山、陶芸に誘ったりもしている。特に母とは共にスイミングスクールに通うほど親交が深い。手作りするのが得意で、かまぼこや伊達巻を作っている。 母に比べて流行にしっかりついていけるなど世渡り上手な面もあり、母が困っていたり予想外の言動をとる時は、フォローをする事も多い(特に母はファッションにはかなり疎いため、その時が顕著)。 三角形の目をしており、声が甲高いのが特徴(母と出かけると甲高い笑い声からしばしば周囲の顰蹙を買う)。かつては河童のような髪型であったため、母には河童と見間違えられた(反対に水島は母を半魚人と見間違えていた)。口癖は「まぁ〜」(「ンまぁ〜!」に変化することも)。 原作では初期と現在で大幅にデザインが異なっており、初登場時は母同様唇が厚く、かなり老けている印象で目も小さかったが、絵柄が変わるにつれて若返った印象で目も大きくなった。アニメでは原作中期に近い姿だが、初期はたまに口が線で描かれるように表現されたり、中期頃からは混在していたが、第2期では口が線で描かれるものに統一されている。 高校2年生の息子・純(じゅん)(声 - 鈴村健一)がおり、小学校時代にはみかんが惚れていたりする(みかんのことは「美味しそうな名前」だと言っていた)。夫(声 - 小林通孝)は酒好きだが弱く、一度寝ると起きないのが悩みのタネ。選挙には朝早くから投票に行く両親がおり、本人も毎回選挙には行っている。 公式ファンブックによれば、登場回数はしみちゃんに次いで2位(立花家を除く)。 戸山 声 - 玉川砂記子 母の友人。初登場は1巻。アニメでの初登場は第7話。 娘(声 - 小林由美子)がおり、アニメにも登場しているが、夫は原作・アニメ共に1度も登場していない。 3人の中では比較的上品な印象。縁の丸まった四角形の眼鏡をかけており、アニメ第2期18話などの例外を除いて滅多に外さない。外した姿は娘にそっくりである。口癖は「あら、いいじゃなーい」。母や水島と3人で雑談をして楽しんでおり、毎年旅行にも行っている。運転免許を持っており、3人で出かける際には必ず彼女が運転する。 母や水島とは釣り合わない感じだが、実際には大らかで親しみやすい人柄で気が合っている(思考回路も似ている)。やや天然な面がある。母・水島の3人で登場する時には常識人ポジションにいるが、三角が加わるとボケる側になる。 娘から「モトちゃん」と呼ばれる場面があったが、具体的な下の名前は不明。 手つきが器用で、陶芸の一日教室では彼女だけが唯一成功した(作ったものは湯呑)。カタログ通販では失敗をしたことはあまりないらしい。好きな食べ物はたい焼き。 公式ファンブックによれば、立花家を除く中では、登場回数は5位。 三角 声 - 山口奈々 母の友人。初登場は2巻。アニメでの初登場は14話。 三角おにぎりのような丸まった三角形の輪郭をしている。4人の中では最も常識的な感性をしており、母たちの的外れな発言には呆れてしまうことも多い。一方で京都旅行の際には舞妓に扮装したり、駅そばの立ち食いに挑戦したり、母たちに影響されて同レベルになってしまうこともある。4人の中では最も出番が少ない。 母たちと4人で一緒に出かけ、ときどき「マダム・デ・ジュネ(フランス語で奥様の昼食)の会」を開いている。母たちをフランス料理に招いたことがあったが、三角のフランス料理の知識や常識が通用せず、呆れ顔になっていた。 夫は開業医で、高級マンションに住む裕福な主婦。時おり夫婦仲が悪いと思わせるような発言をし、他の3人に妙な気を遣わせる。4人の中では唯一子供が1度も登場しておらず、夫も1度も登場がない。かなりの犬好きで、「プラーク」という名前の犬を飼っている。 大和田マチコ(ホホエミさん) 声 - 渡辺菜生子 水島の友人。40歳。初登場は12巻(原作での初登場は母の友人の中で一番遅い)。アニメの初登場は236話(『あたしンち』の登場人物の中で最も遅い)。「マチコ」という名前は12巻No.28で明らかになり、名字の「大和田」は14巻No.8で明らかになった。アニメでのエンディングクレジットでは「ホホエミさん」名義。 「ホホエミさん」とは、彼女の名前を思い出せない母がうろ覚えで付けたあだ名(アニメでは母は基本「マチコさん」と呼んでいるが、アニメ第1期で1度だけ「ホホエミさん」と呼んだことがある)。水島は原作では「ホホエミさん」と呼ぶことなくアニメでも普段は「マチコさん」と呼んでいるが、アニメ第1期に一度だけ「ホホエミさん」と呼んだ回があった。 初登場時はあごが長かったが、作風の変化につれてあごが短くなっていった。いつも微笑んでいるが非常に引っ込み思案で、なかなか本当のことが言えないため、重要な事を遅いタイミングで告げては友人達を仰天させている。自分の秘密を出来れば母達に話してもらいたいと思うなど、図々しいところもある。コーヒーが苦手。 高校生の息子と赤ん坊の娘がいるが、年齢以上に若々しい容姿をしているのに加え、マチコ本人が自身の年齢を30歳と発言してしまったため、娘と同世代の子供を持つ母親には30歳だと思われている。30歳で高校生の息子がいるのは不自然なので、息子もマチコの弟という事になっている。 旦那から「くびれがなくなったよな」と言われ、現在ダイエットに取り組んでいる。このことを母たちに打ち明けた際、旦那に対し「女心の分からない男」と陰口を言われた。気遣った母たちに何度か誕生日を間違えられたことがある。 原作やアニメ第1期では水島のことを「水島っち」と呼んでいる(第2期では「水島さん」と呼んでいる)。
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