桜井高校ソフトボール部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/20 06:40 UTC 版)
「千秋しまってこー!!」の記事における「桜井高校ソフトボール部」の解説
浅倉 千秋(あさくら ちあき) 2年。左投左打のピッチャー。主人公。 元不良少女。ケンカ、飲酒、タバコ、バイクの無免許運転etcの悪行を重ねるが、それにも飽きてしまい、前田のスカウトに応じて桜井高校ソフト部のピッチャーとなる(酒とバイクは止めていない) 入部していきなり115キロの剛速球を投げるなど、走攻守すべての素質が超一流。最初は遊び半分で不真面目だったが、県内のライバル達との戦いを重ねるうち、本気でソフトボールに取り組むようになる。勉強の成績については、努力はしないが、頭は良く、みずほに教科書を適当に読んでもらっただけで、テストで全教科において、ある程度の点数を取れるまでに記憶できるほど、ものすごい吸収力を持つ。 ソフト部に入ってから今までずっと家出をしており、部室に居候している。読売ジャイアンツの桑田真澄投手のファンらしい。強く酔っ払うと酒の種類に応じて性格が変わる。将来の夢は利き酒師。 夏季大会、全国大会を制した後、女房役の前田・下記の桐生と共に日本代表のメンバーに選ばれた。 一人称は原則通りであるが、第1話だけ、一人称が「あたし」だった。 前田 とも子(まえだ ともこ) 3年。右投右打のキャッチャー。桜井高校ソフト部キャプテン。 強肩強打、県内有数の実力を持つ捕手。オリンピックを目指す熱血派でキャプテンシーも高いが、実は根性バカで頭を使う作業が大の苦手。それでもキャッチャーとして千秋の剛速球を受ける事ができるのは、チーム内で彼女だけである。 トレードマークは鉢巻。それを取ると、全ての能力が下がるらしい。実家は新聞配達を営む。阪神タイガースの大ファン。生徒会長だった斉藤が自分に想いを寄せていることには、全く気付いていない。 夏季大会、全国大会を制した後、千秋が彼女を女房役に無理矢理指名し、千秋・桐生と共に日本代表のメンバーに選ばれている。 遠山 みずほ(とおやま みずほ) 2年。右投右打のレフト。桜井高校ソフト部マネージャー兼選手。 千秋と同じクラス。何事にも一生懸命で、野球知識やデータ収集にも長けていてマネージャーとしては敏腕だが、その知識を生かすだけの運動能力が皆無で、選手としては万年補欠。 小柄でけなげな眼鏡っ娘で、千秋にしょっちゅうパシリで使われているが、それが訓練になって、足が速くなった。ソフト部員より人数の多いファンクラブが結成された事がある。イチロー選手のファン。 3年生が引退後はキャプテンに就任した。 清川 マリア(きよかわ マリア) 桜井高校保険医兼ソフト部監督。 赴任したての保険医で、それまで千秋の悪行を恐れて成り手がなかったソフト部の顧問になる。 性格は楚々として清らかで、千秋とは正反対。さらに美人で独身なため男子学生の人気も高い。ソフトボールに関しては全くの素人で、「ピッチャー」の意味すら知らなかった。トンチンカンな発言も多いが、裏方としてソフト部を守るための努力は惜しまない。スタイル抜群で、バスト84。大学時代はソフト麺研究会所属。 小泉 3年。右投左打のセカンド。チーム1の俊足。確実な打撃と堅実な守備が売り。練習時は頭にスカーフを巻いている。 月形 3年。右投右打のファースト。180cmの長身で左キラー。運動神経が良く器用なため、他の部活から助っ人を頼まれることが多い。1度は、なぜか茶道部から助っ人を頼まれたことも。 大垣 3年。右投右打のサード。体格の良さを生かしたパワーヒッティングが売り物だが、三振が多く守備も走塁も苦手。愛川の加入後はDP(打撃専門選手)に回る。大食い。 脇坂 3年。右投右打のセンター。前エース。千秋が不在の時は彼女がマウンドに立つが、投手としての実力は並。彼氏持ち。 五十嵐 2年。右投右打のショート。器用ですべてのポジションをこなす。千秋と同じクラスだが、不良の千秋を嫌っている。ただ、猫好きという点では意気投合している。夏の大会前の背番号発表では、佐久間・愛川の加入により、レギュラー落ちしたが、準決勝・決勝には出場していた(DEFO(守備専門選手)としての出場が考えられるが、本編中では特に明記されていない。)。 林 2年。左投左打のレフト。小柄。みずほと補欠争いをしていたが、バントの上手さでレギュラーに残る。彼氏持ち。夏の大会前の背番号発表では、佐久間・愛川の加入により、レギュラー落ちした。 高柳 2年。右投右打のライト。これといって特徴がないが、何故かデッドボールが多い。親の転勤の事情で一度退部した事がある。 佐久間 1年。右投左打のセンター。強豪、南中学の出身。俊足強打の即戦力。ガラの悪さは千秋といい勝負だが、入団直後のテストで千秋の実力を見せつけられ、途端に素直になった。 長見 1年。右投右打のレフト。明るさとビッグマウスが取り得の宴会部長。当れば大きいことから、アダ名は「宝クジ長見」。だが、普段はスイングがいいだけでまるで当たらない。新入部員唯一のレギュラー落ち。 愛川 1年。右投右打のサード。見た目は小柄で非力な少女だが、実は男子に混じって強豪野球部でプレーしていた逸材。
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