来るとは?

きた・る [2] 【来る】

( 動五[四] )
〔「来()到(いた)る」の転か。「来たる」とも書く〕
くる。やってくる。 「我が町へ首相-・る」 「待ち人-・らず」 「韓国如何に言()ことそ目頰子(めずらこ)-・る/日本書紀 継体
古くなって役に立たなくなる。傷む。 「少し-・つた小袖うちかけ洒落本青楼昼之世界錦之裏
異性心を奪われるほれこむ。参る。 「年増のお麦めは自己おいら)に九分九厘-・つてゐて/滑稽本七偏人」 〔漢文訓読系の語。「きたす」に対す自動詞

きたる 【来る】

連体
動詞「きたる」の連体形から〕
月日の上に付いて、「近いうちにくる」「この次にくる」「次の」の意を表す。 ⇔ 去る 「 -三月一〇日の投票日には」

くる [1] 【来る】

( 動カ変 ) [文] カ変
話し手のいる方へ近づく
話し手動作者とが別の場合話し手が今いる場所、または話し手領域やってくる自分のいる方に接近到着する。 「こっちへこい」 「客がくる」 「やっと電車た」
話し手動作者とが同一場合話し手の今いる地点を現在以外の時に訪れる。やってくる。 「一〇年前に一度ことがある」 「この道はいつかた道」 「あしたまくるよ」
動作者が、話し手とともに移動する。目的地自分を置いた気持ちでいう場合には「行く」で表現することも可能。 「映画を見にいく所なんだけど一緒にないか」 「あしたのハイキングあの人くるの」
物が運ばれて、話し手のもとに到達する。 「ミロのビーナス今度また日本くるそうだ」 「やっと返事た」 「先月発注した品物がまだない」
風・光などが話し手の方に到達接近する。また、地震などの自然現象話し手のいる場所に起こる。 「いい風がくる」 「電波くる方向アンテナを向ける」 「このへん一雨てくれるといいのだが」
時間経過して、その季節時期順番になる。 「春がた」 「もうすぐ返済期限くる」 「やっと私の番がた」
ある事態出現する。
事態進行して、ある段階にたち至る。 「体力はもう限界ている」 「交渉土壇場難航している」
(「そこへきて」「…の所へきて」の形で)ある悪い事態の上にさらによくない事態積み重なる。そこへ持って来て。 「毎晩残業くたくただ。そこへてこの暑さだから参った」 「もともと二月は客の少なところへてこの大雪だ」
(「…からくる」の形で)…がその由来原因となっている。…のために生ずる。 「英語から外来語」 「心のゆるみからくる事故」 「風俗習慣違いからくる誤解
ある特定の位置占める。 「句読点が行の頭にないようにする」 「本の目次は普通最初にくる
病気故障劣化などの異常が肉体物のある部分あらわれる。 「しびれがくる」 「今年風邪胃腸くる」 「体のあちこちガタくる」 「飽きない色と柄」 「かびがた餅」
電気電話鉄道水道などが話し手の方へ通じる。 「電気くる
ある知覚感覚が生じる。 「鼻にツンくるにおい」 「ドアノブに触ったとたん手にびりっとた」 「この写真見てぴんとた」 「胸にじいんとくる」 「かちんとくる物の言い方」 「どうもしっくりない」
(「よしきた」の形で)承知した。 「よした、まかせておけ」
(「…ときたら」「…ときた日には」「…ときているから」などの形で)あるものを話題とりあげて示す。 「うちの亭主たら」 「うまい上に安いとているから、いつも満席だ」 「刺身灘の生一本た日には、こたえられないね」
(「頭にくる」の形で)立腹することを俗にいう。 「また遅れてきたので頭にた」
(「…にくる」の形で)ある人を慕う気持ちがおこる。 「是れ程我等くる事、何とも合点がゆかぬ/浮世草子一代女 1
(「腹がくる」の形で)空腹になる。 「少し腹がたわえ/洒落本通言総籬
補助動詞動詞連用形またはこれに「て(で)」の付いた形に付いて、動作進行し、また、事態推移する意を表す。
話し手の方へ向かって動作が行われ、その話し手の方へ近づく意を表す。 「少年がこっちへ走ってた」 「飛んでた」
(すぐに現在地に戻ることを前提にして)別の所へ行って動作を行う意と、現在地に至る前に別の場所である動作完了実現した意を表す。 「台所変な音がしたからちょっと見てくるよ」 「うちへ帰ってカバンを置いてます」 「出るとき玄関の鍵はきちんと掛けてたはずです」 「いけない、大事な書類をうちに忘れた」
ある事態出現し、またある現象現れる意を表す。 「生まれくる子供のために」 「なくした本が出てた」
動作継続反復されて現在に至るまで続く意を表す。 「生まれてからずうっとこの暮らした」 「いつも、ひとに迷惑をかけるな、といってたはずだ」
事態進行してある段階に至る意を表す。 「眠くなってた」 「沖へより潮満ちらし/万葉集 3642
行く。目的地基準にしていう。 「富士の山びに我がなばいづち向きてか妹が嘆かむ/万葉集 3357
[句項目] 来と来


く・る②【来る】

方言味・解
く・る②【来る】自動カ変)①来る ②行く〔聞き手立場に立って自分が「行く」という意〕

来る

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/26 14:29 UTC 版)

来る(くる、きたる)




「来る」の続きの解説一覧

来る

出典:『Wiktionary』 (2019/07/07 01:48 UTC 版)

漢字混じり表記

  1. 移動して、近づくこと。 くる 参照
  2. 月日の上に付いてして、「近いうちにくる」「この次にくる」の意味表す。 きたる 参照



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