新 大江戸捜査網
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:25 UTC 版)
企画:時崎克彦(テレビ東京)、元村武 プロデューサー:石川博(テレビ東京)、田辺隆史 音楽:玉木宏樹 主題歌:「信じますか」日本クラウン作詞、作曲:松本ひでき 編曲:松井忠重 唄:松本ひでき 選曲:合田豊 撮影:村野信明、北泉成、小野進、伊佐山巖 美術:木村晃广 録音:秋山一三(宮永サウンド) 照明:嶋田宜代士 編集:井上親弥 助監督:大久保直実、宮崎寿一 記録:石川恵与、小島秀子、椎塚二三 演技事務:碓井義徳 制作主任:平林俊夫 制作担当:吉田由二 殺陣:高倉英二 効果:宮田音響 整音:黒丸治夫 レーザーサウンド:横浜シネマ 現像所:東洋現像所 装置:美建興業 小道具:高津映画装飾 装飾:三度屋美術工房 衣装:京都衣装 美粧:山田かつら ナレーター:日下武史 協力:84プロモーション 脚本:山崎巖、小川英、胡桃哲、和久田正明、土橋成男、大工原正泰、下飯坂菊馬、富田富美 監督:長谷部安春、猪崎宣昭、岡康季、小澤啓一、手銭弘喜、宮越澄、白井政一、山城新伍、吉田啓一郎、大久保直実 製作:テレビ東京、ヴァンフィル オープニングクレジット(レギュラー出演者) 隠密同心 新十郎:並木史朗 表稼業は飛脚だが、雇われているわけではなく、住まいである長屋の軒先に「手紙・送金、戀の橋渡し、文の代筆、その他よろず引受候」と掲げ、入り口には「飛」と大書してあり、自営のようである。備後福山藩の隣国の、取り潰された浅尾藩藩主の落胤(妾腹)で、備後福山藩の下級武士の娘であるお袖と恋仲になるも、身分の差で引き裂かれ、山寺に1年間閉じ込められたあと、武士の身分を捨て江戸に来た(第17話)。第26話(最終話)で、敵(松平定信を逆恨む尾張藩江戸家老 南原守膳)に正体がばれ、知り合いの子供が人質に取られる。また、瓦版に新十郎が隠密同心であり、子供が人質に取られたことを書き立てられ窮地に陥る。日向主水正から、御三家たる尾張藩へ乗り込むことを止められたため、隠密同心を返上、敵を成敗し江戸から姿を消した。 隠密同心 銀次:三浦浩一 楽天家で「お役者銀次」を自称しているが、定職に就いておらず、いてふ屋につけをためている。そのためいつも、松五郎の斡旋で、さまざまな仕事を請け負っているが、いずれもまともなものではない。「お役者」を自称するだけに、さまざまな変装をする。第26話(最終話)で、敵を成敗し江戸から姿を消した。 隠密同心 お紺:佳那晃子(大関優子) 表稼業は、「流し目のお紺」という通り名のはぐれ芸者。主に情報収集と、日向主水正から受け取る成敗書を敵に届けるのが役目で、成敗には参加しないことが多いが、第7話では簪で成敗したり、第26話(最終話)では、新十郎たちとともに成敗し江戸から姿を消した。また、成敗書を矢文にして飛ばす際に敵を倒すこともある。なお、演じた佳那晃子は、「大江戸捜査網」時代には大関優子名義で多数ゲスト出演をしていた。 松五郎:ガッツ石松 隠密同心の行きつけのめし屋「いてふ屋」(いちょうや)の主。喧嘩っ早い性格で、時折、感情的になると相手を殴ってしまうことがある。いつも、銀次に仕事を斡旋している。新十郎たちが隠密同心であることは知らない。第26話(最終話)で、新十郎のことが瓦版に書き立てられたことで、裏切られた気になり冷たい態度をとる。しかし、最後に人質の子供を救い出した新十郎に、そのことを謝罪している。 お清:甲斐智枝美 松五郎の妻。松五郎との仲は良く、喧嘩をすることもあるがすぐに仲直りする。たまに新十郎に気があるかのようなことを口にする。 隠密支配 日向主水正:瑳川哲朗 新十郎たちから御支配と呼ばれているが、表の役職は不明。老中 松平定信からの、丸に三つ葉葵の紋が入っている、罪状を記した成敗書を紺に渡している。新十郎たちと繋ぎを取る場面で出ることが多く、成敗には参加せず、立ち回りもしない。第26話(最終話)で、敵に正体がばれた新十郎及び他の隠密同心に手を出さないよう命令するが、隠密同心を返上されてしまう。 隠密同心 榊原長庵:橋幸夫 長屋に居を構える医師で、貧しい人からは治療代を取らず、患者からの信頼も厚い。その反面、悪人には厳しく、口より先に手を出し、手荒な事も厭わない。人差し指で相手の体を貫通したり、関節を外したりする秘術の使い手でもある。第26話(最終話)で、敵を成敗し江戸から姿を消した。 準レギュラー出演者 三太:岩瀬威司 長庵の手伝いをしている子供。両親は亡くなっており、代わりに育てている長庵を父と慕っている。 おとき:江崎洋子 いてふ屋の女中。第1回と第2回の役名クレジットは小女であるが、劇中ではときと呼ばれていた。
※この「新 大江戸捜査網」の解説は、「大江戸捜査網」の解説の一部です。
「新 大江戸捜査網」を含む「大江戸捜査網」の記事については、「大江戸捜査網」の概要を参照ください。
- 新大江戸捜査網のページへのリンク