隠密同心 新十郎:並木史朗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:25 UTC 版)
「大江戸捜査網」の記事における「隠密同心 新十郎:並木史朗」の解説
表稼業は飛脚だが、雇われているわけではなく、住まいである長屋の軒先に「手紙・送金、戀の橋渡し、文の代筆、その他よろず引受候」と掲げ、入り口には「飛」と大書してあり、自営のようである。備後福山藩の隣国の、取り潰された浅尾藩藩主の落胤(妾腹)で、備後福山藩の下級武士の娘であるお袖と恋仲になるも、身分の差で引き裂かれ、山寺に1年間閉じ込められたあと、武士の身分を捨て江戸に来た(第17話)。第26話(最終話)で、敵(松平定信を逆恨む尾張藩江戸家老 南原守膳)に正体がばれ、知り合いの子供が人質に取られる。また、瓦版に新十郎が隠密同心であり、子供が人質に取られたことを書き立てられ窮地に陥る。日向主水正から、御三家たる尾張藩へ乗り込むことを止められたため、隠密同心を返上、敵を成敗し江戸から姿を消した。
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