隠密同心 葉月裕之介:橋爪淳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:25 UTC 版)
「大江戸捜査網」の記事における「隠密同心 葉月裕之介:橋爪淳」の解説
本作品の主役。浪人。万福寺の山門の前で拾われた捨て子。小判3枚を縫い付けられた立派な産着を着せられており、身分の高い武士ではないかと推測されている。8月に拾われたので、葉月とされた。真善和尚に育てられ、寺子屋を開いているが、義憤から悪人狩りをしている。そのことは真善和尚も承知しており、葉月裕之介に殺された者の供養をしている。うち一件は、松平定信に目撃され、言葉を交わしている。ある悪徳商人を成敗し、町方に追われているところを、松平定信と敵対する元老中田沼主殿頭意次配下の、元秋月藩剣道指南役で道場主である大山勘助に助けられ、悪の元凶(松平定信)を絶たねばならぬと吹き込まれ、入門し小鈴と知り合う。しかし、未遂に終わった松平定信襲撃時の違和感と、教え子の父親である花火職人が、大山勘助たちに騙されて、松平定信襲撃のための爆弾を作らされた挙句、口封じに殺されたことで、自身の間違いに気付き、大山勘助とは袂を分かつ。そして小鈴にもさらなる襲撃から手を引かせようとする。親代わりの真善和尚が大山勘助配下の川辺に襲われ、死に際に自分に対し「友を持て。1人で地獄を行くのはもうやめろ。友を持て。」と言い残したことを、看取った光から伝え聞き、隠密同心に加入した。隠密装束は青色の着流しを着用し、髪型も総髪に変わる。家紋は真向き月に星(左)月に星(右)。
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