最上氏
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最上氏(もがみし)は、武家・士族だった日本の氏族。清和源氏の足利氏の支流で三管領の一つ斯波氏の分家にあたる。室町幕府の羽州探題を世襲できる家柄で、のち出羽国の戦国大名として成長した。最上義光は山形藩57万石を領する大大名となったが、その死後の1622年に改易され、子孫はわずか5千石の旗本(交代寄合)に没落した[2]。維新後士族[3]。斯波最上氏とも斯波出羽家とも呼ばれることがある。
- ^ a b c d e f 『最上家譜』
- ^ a b c 日本大百科全書(ニッポニカ)『最上氏』 - コトバンク
- ^ a b c d 松田敬之 2015, p. 733.
- ^ 永禄6年(1563年)出羽国之御所山形殿父子「言継卿記」、『中世出羽の領主と城館』高志書院〈奥羽史研究叢書2〉、pp. 97-98.
- ^ 天正15年(1587年)、越中新川郡が前田領とされ、上杉景勝は、佐々に備え越中衆を将兵として入れていた天神山城と宮崎城を、前田利長に明け渡す。その代替地として秀吉から庄内の切り取りを、惣無事令にもかかわらず許されている。
- ^ 太閤検地で出羽国(特に羽前)は、極端に低い数値で算出されている。
- ^ a b 松田敬之 2015, pp. 733–734.
- ^ Green Art Gallery(2013年8月23日時点のアーカイブ) 2013年8月23日閲覧。
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