十万石高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/24 09:13 UTC 版)
伊達 まさし(だて まさし) 本作の主人公。18歳。3年B組在籍(しかしB組を勝手に「だて組」と書き換えている)。通称「伊達先パイ」。 極度の伊達政宗マニア。政宗のコスプレとして常に甲冑を着込み、馬に扮する後藤ちゃんを乗り回し、黒脛巾組なり怪しげな軍団を引き連れ、刀を振り回すというとんでもない人物。戦闘能力は非常に高く、スポーツも得意。また、骨の存在すら疑われるほどの柔軟さとピラニアに噛まれても涼しい顔をするほどのタフさなど、身体能力そのものが人間離れしている。 妹の愛のことは留守がちの両親の代わりに育ててきたという自負から溺愛しており、それにより愛に近づく男にはリンチにかけて全裸で晒すなどといった容赦ない制裁を食らわす。故に愛とのデートを望む片倉の前に高い壁として立ちはだかる。その一方で片倉の度胸と根性、愛に対する愛情には及第点とは行かないまでも彼なりに一目置いており、彼に対する妨害も彼を試しているという側面が強い。部下からの人望は厚く、褒章としてAKBグッズを振舞っている。AKB関係者のやっくんなる人物やサンタクロースと知り合いだったりなど謎の人脈を持つ。 愛曰く、昔はただの戦国時代好きの域を出ず、性格もまじめで常識人だったらしいが、中学生時代から急激にエスカレートし、気がついたときには現在のような変人と化していたらしい。なお、一度記憶喪失に陥り、一時的に昔の彼に戻ったことがある。 一方で妹が絡まなければ比較的話の通じる人物ではあり、店員からの注意に素直に従ったり、霧子の命を救ったりしている。実際に作中では妹関係以外で実力行使に出たことはなく、片倉らから「確かに目からビーム出しそう」「あんな高校生いない」などと言われた際も口で抗議したのみである。ずんだ餅には目がなく、30人前はいけるらしい。出身中学校は戦国中で、後述の真田や前田も同じである。 最終回では対に片倉の男気を認め、愛との交際を承諾した。意外にも全国模試では常にトップなほど成績がよく、後日談ではアメリカの大学に進学したことが語られている。 9月5日生まれ。身長:178センチメートル、体重:75キログラム。好きなものは妹、伊達政宗、東北に関わるもの全部。 名前の由来は伊達政宗。 片倉 武士(かたくら たけし) もう一人の主人公にして突っ込み役。16歳。1年A組在籍。 愛との健全な付き合いを望むごく普通の高校生。健全すぎて、本編第12話時点でまだキスすらしておらず、伊達先パイの配下である黒脛巾組さえも唖然とさせた。 作中でほぼ唯一の常識人であり、突っ込みは彼がほぼ一人でこなしている。愛への愛情は本物で、愛の身に危険が迫れば身を挺してでも守ろうとする男らしい性格。髪は父親譲りの金髪で地毛。柔道を嗜んでおり、サッカーも得意だが、運動神経・身体能力に優れた伊達先パイには及ばない。愛と付き合ってからというもの事あるごとに伊達先パイやその関係者の変人に振り回されまくり、心の休まることのない日々を送っている。 父親が大企業の社長のため幼い頃はお坊ちゃまだったが、リーマンショックによって会社が倒産し没落。以降、喜多が乗り込んでくるまで『ハイツ人取橋』で一人暮らしをしていた。 伊達先パイや真田らの度重なる妨害やトラブルにめげることなく一途に愛を思い続け、その甲斐があって最終回では晴れて先パイに愛との交際を認められることとなった。 12月25日生まれ。身長:172センチメートル、体重:69キログラム。好きなものは愛さん、格闘技(主に柔道)。 名前の由来は伊達政宗の側近「片倉小十郎」。 伊達 愛(だて めご) 本作のヒロイン。16歳。1年A組在籍。 心身ともに絵に描いたような美少女で、兄譲りの前髪が特徴。「十万石高校付き合いてえランキング仏契りNo1」で、同高校のマドンナオブマドンナ。片倉とは両想い。初期は片倉と並んで常識人だったが、次第に天然ボケな面が目立つようになっていった。 兄の過保護には辟易しており、片倉とのデートを邪魔されることも日常茶飯事だが、何だかんだで兄のことは大事に思っている。霧子の兄に対する思いに気づいており、応援している。身体能力は兄譲りで、特に怒ったときの彼女は兄の10倍は強いとされ、大岩を持ち上げ道路標識を握りつぶす程の怪力を見せる。 1月30日生まれ。身長:164センチメートル、体重:教えてくれませんでした。好きなものは片倉君、何だかんだでお兄ちゃん、マーラーカオ。 名前の由来は伊達政宗の正室である「愛姫」。
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