前半コント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 08:23 UTC 版)
最初、ハナ肇が観客に向かって「オーッス!」と叫ぶなど『全員集合』と似た構成である。大がかりなセットで繰り広げられるコントで、「囚人コント」や「海賊コント」、「団地コント」や「怪獣コント」などがあり、ウルトラマンジャックがゲストで出演したこともある。
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前半コント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/08 22:40 UTC 版)
「8時だョ!全員集合のコント」の記事における「前半コント」の解説
本番組の目玉であるコント。いかりやの「おいっすー!」と観客の「おーー‼︎」のかけ声で始まる。最初の観客の反応に対して「元気がいいね!もういっちょ、おいっすー!」(学校の先生など善良役の場合など)または「声が小さいな!おいっすー!」(悪役の場合など)と再び煽るのが定番であった。また女性役で出演の際には「あ〜らみんな元気がいいわねえ〜、おいっすー」と、女性言葉となる。なお泥棒ネタや忍者ネタなどの場合、このように観客に大声を出させた後「シッ、静かにしろ!!」と低い声で返し、オチを作ることもあった。ちなみにいかりや本人は当初、「おいすー!」と発言しているつもりであった。毎回ではなかったが「おいっすー!」と返事しなかった人のみに対してもう一度「おいっすー」と返事させ、「よく出来た、みんなで拍手」と他の観客に言う光景も見られた(その時はいつもいかりやが「ダメだよ子供を当てにしちゃ!!」と叫んでいた)なお、「おいっすー!」は番組には欠かせない挨拶であった。この時点ではまだいかりやしかステージ上に登場していないため、残りのメンバーは登場するタイミングを見計らい、オープニング終了からステージ上に登場するまでにおける着替えの余裕時分を長めに取っていた。 庶民的な立場のリアルなストーリー、例えば先生と生徒、上司と部下など中ボスのいかりやとその他のメンバーという構図で、嫌われ者の権力者役のいかりやに対して他の4人(反抗的な荒井注、いかりやに怒られまいとピリピリする加藤茶、ボケーッとしている高木ブー、一見まともそうで実は意味不明なことばかり考える仲本工事)が反撃する、もしくは他の4人にいかりやが振り回されるという設定、および舞台の仕掛けが、当時の子供達の人気を得る。人間関係の縮図のコントではあるが、荒井注の脱退と共にストーリーに変化が見られる(この辺りはザ・ドリフターズを参照されたい)。 ストーリーの流れとして、いかりやの登場及びコント内容の紹介(主にコントのシチュエーションといかりや・メンバーのキャラクターについていかりやが話す)、メンバー紹介、いかりやと各メンバーのギャグのやりとりの後に、屋台崩しなどのオチでエンディングとなる。この際に流れるBGMが『盆回り』(たかしまあきひこ作曲)であり、屋台崩しと共に流れるこの曲は視聴者にインパクトを与えた。『盆回り』の曲調は3代にわたり変わっていた(初代・2代目はモノラル収録。3代目のオーケストラ風の曲調はステレオ収録である)。観客や視聴者側からは見えないが、実際には前半コント終了約3〜5分前に合わせてスタッフがスタンバイをしており、時計の針が20時27分(15分コントの場合は20時19分)を差し『盆回り』が流れ始めた段階で左右から一斉に所定人数のスタッフが駆け出し、ゲストの歌1に間に合うように素早く高速で後片付けが行われるという、生放送ならではの光景が展開する。 コントが開始してメンバーの登場とやりとりがあり、一旦脇に引っ込んでから十数秒程度の場面転換をする事も多くあった。この時は一旦舞台を暗転させてからバンドの生演奏の音楽でつないだ。 ネタの内容も今話題のもの(映画、テレビ番組、CM、ヒット曲)や、ニュースでも取り上げられているネタ(例えば、「スペースシャトル・コロンビア」の初打ち上げ成功にちなんだネタ<「NASA」の訓練所コント、「NASA音頭」(いかりやが考案)のギャグがあった>など)も多く、世相・風俗・流行を反映したコントも度々行われていたのも特徴だった。 会社コントのようにドリフメンバーのみで行ったものもあれば、学校コントのようにゲストも交えて行ったものもある。
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