個人サークルとは? わかりやすく解説

同人サークル

(個人サークル から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/10 23:48 UTC 版)

同人サークル(どうじんサークル)とは、同人によって結成されたサークル(組織・団体)のことを指す[1][2][3]同人組織(どうじんそしき)とも称す。


  1. ^ a b c 阿島 1994, p. 176
  2. ^ a b 窪田 2004, p. 195
  3. ^ a b c 金田一 2009, p. 85
  4. ^ a b c 『同人用語の基礎知識』(同人サークル/ サークル)
  5. ^ a b 窪田 2004, p. 110
  6. ^ コミックマーケット」の主催はコミックマーケット準備会。初期は「迷宮」が実質的な主催者だったが、途中から両者が分離し、準備会は単独組織として自立した。準備会そのものは同人の集会という建前だが、規模が大きくなると、任意団体では各種の交渉・手続きに差し障りが増えてきたため、権利能力を備える「株式会社コミケット」(のちに有限会社、現在は特例有限会社)を別に設立した
  7. ^ 窪田 2004, p. 87
  8. ^ a b c 『同人用語の基礎知識』(個人サークル)
  9. ^ 実態は政治団体や宗教団体でも、それぞれの団体として届出をしない限り任意団体に過ぎない。すなわち、法律上は同人サークルと全く同じ扱いになる。
  10. ^ 「[バラ十字会の沿革 (頼岡行男 vs 宮尾すすむ 対談)」 特定非営利活動法人アモールク(薔薇十字会日本本部)


「同人サークル」の続きの解説一覧

個人サークル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 04:16 UTC 版)

同人サークル」の記事における「個人サークル」の解説

同人サークル中には、個人サークルと呼ばれる個人創作活動行っている同人サークル」が存在する。「個人団体」とも訳せる、矛盾含んだこの言葉は「作品発表出品する場合参加サークル単位受け付ける」という、ほとんどの同人誌即売会採用しているルールから生まれた同人誌即売会作品発表しようとする際、たとえ自分一人創作活動行っている場合であっても名目上サークル」という団体作っておく必要があるからである。 この「サークル単位参加」というルールは、「同人誌団体発行する」ことが半ば常識であった同人誌即売会発祥当時1970年代前半)の状況から成立した当時同人誌発行主体は、そのほとんどが大学漫画研究会中心とした部活動系の団体や、特定の作品漫画家作家対象としたファンサークルファンクラブ)などに限られており、それ以外参加考慮する要はなかった。 個人同人誌発行する者がほとんど存在しなかった理由としては以下のようなものが挙げられる同人誌を発表・頒布する場所や機会がほとんどなかった 部活動系の団体ファンサークルについても、それぞれ大学祭文化祭会員への配布発表の場中心であり、それぞれ基本的に学内や会内部限られるもので、かなり小規模なものであったそもそもこれが「発表の場増やしたい」という、同人誌即売会発祥することになった大きな理由のひとつである。全くの個人として作品発表するには画廊借りて個展を開くといった限られた方法しか無かった印刷コストが高かった 2008年現在の同人印刷方法主流である、オフセット印刷PPC複写機によるコピーは、同人誌即売会発祥当時既に存在した。しかし、オフセット印刷一般印刷業者への依頼となるため、20ページ程度モノクロ冊子100印刷するのに数万円ないしそれ以上費用が必要であったPPC複写機一般に普及し始めた頃であり、当初書店文房具店での1枚コピー料金100円近いものであったまた、当時比較安価な印刷方法として知られている青焼湿式コピー)や謄写版ガリ版)についても、「所属する団体学校など)がそれらの印刷設備装置備えていれば安価に使用できる」というのが実態であり、個人導入するにはかなりの金額が必要であった。(各項目や同人誌記事参照) しかし、同人誌即売会発祥とその後増加によって発表の場増えたことと、1枚10円程度PPC複写サービス同人誌向けの比較安価なオフセット印刷請け負う業者登場したことで、「団体でなくても同人誌発行頒布できる(しやすい)」状況となったまた、個人による同人誌発行には、「内容方向性原稿しめきりなどについて他のメンバー足並みを揃える」といった集団での活動においてしばしば存在する煩わしさがないこともあり、個人活動する者は増えていった。

※この「個人サークル」の解説は、「同人サークル」の解説の一部です。
「個人サークル」を含む「同人サークル」の記事については、「同人サークル」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「個人サークル」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「個人サークル」の関連用語

個人サークルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



個人サークルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの同人サークル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの同人サークル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS