今井家の人々とは? わかりやすく解説

今井家の人々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 08:50 UTC 版)

あさが来た」の記事における「今井家の人々」の解説

京都豪商で、呉服屋両替屋を営む。幕末混乱期乗り切り今井銀行設立する今井はつ(いまい はつ) → 眉山はつ(まゆやま はつ) 演 - 宮﨑あおい少女時代守殿愛生) あさの2歳年上の姉。今井家長女。 箏と裁縫が得意。奥ゆかし聡明おっとりしているが、あさと同様に自分信念を曲げない頑固な一面もあり、不満や悩み一人抱え込んでしまう傾向がある。 1865年春に眉山兵衛結婚した後は、嫁いびりに耐え続ける生活を送る。1868年山王寺廃業による夜逃げ最中、惣兵衛包丁向けられ庇い右腕傷を負うその後流れ着いた農家の手伝いをするなか妊娠判明1870年、たまたまあさを訪ねた白岡宅で産気づき、長男之助を出産する一家和歌山移転後次男・養之助が誕生する1886年之助と共に加野屋を訪れ、あさと再会しお互いに思い通りにならない子育てのことなどを話し合う。 曰く2人男の子育てているうちに、肝っ玉母ちゃんになっている広岡浅子の姉・三井春がモデル史実上の春は婚家家業破綻後27歳早逝しているが、脚本を手がけた大森美香週刊現代2016年3月26日4月2日号において、原案本に晩年春についての描写が無いため、どこかで元気に暮らしていると解釈して話を膨らませた旨を述べている。 今井江(いまい りえ) 演 - 寺島しのぶ あさの母。夫に従順な良妻賢母娘たち嫁入りした後も様子を見に行ったり、倒産したはつの嫁ぎ先東京へ転居直前眉山家の再出発願い込め和歌山土地権利をはつに譲ったりするなど面倒見がよく、責任感も強い。 体調不良の夫・忠興看病をしているうちに、体調を崩す眉山葬儀の後に駆け付けたあさやはつや、今井家家族見守られながら息を引き取る今井忠興(いまい ただおき) 演 - 升毅 あさの父。今井家当主時代見る目優れ商才持ち主生真面目厳格口癖は「こらっ、あさ!」。 躾には熱心で「女に学問不要嗜みが重要」との考えのもと、はつを自慢の娘と誇っている。 はつ・惣兵衛夫婦から山王寺屋を救うべく借金依頼された際には、返済目処が無いために貸付を断る。 お転婆なあさに対して厳しく接するが、本心では商売人として活躍しているあさを応援しており、加野屋に嫁入り後、正吉のあさの人柄認め言葉聞いて感涙する。 1868年今井家新政府公認となるまで押し上げる新政府の強い勧め銀行開設するため、忠政の他界後に一家東京転居する1878年明治11年)、牛鍋屋にてあさと再会し銀行経営難しさなどを語り合い、あさを一人商売人として認める。 1887年明治20年)、東京開いた祝賀会にて孫の千代初め対面する引退後体調不良江の看病受けていたが、江に先立たれる幼少時学問禁じたことをあさに詫びて和解し女子大学校の建設予定地にと目白今井家別宅土地5,500坪を寄付することを申し出る。 養之助に新兵証書届いてから数日後1896年明治29年10月4日死去する今井銀行初代頭取遺品中にテケツ収集した記帳が見つかり、同じくテケツ収集しているあさに形見分けされる。 今井忠政(いまい ただまさ) 演 - 林与一 あさの祖父今井家の前当主。あさが11歳時点では、嵯峨野隠居生活送っている。 「あさを男として育て家業を継がせて嫁を迎える」と発案するなど柔軟な考え持ち主で、あさの考え理解を示す加野屋が買い取った九州炭坑がやっと動き出した頃、今井家の人々に囲まれ天寿を全うする今井久太郎(いまい きゅうたろう) → 今井忠嗣(いまい ただつぐ) 演 - 興津正太郎少年時代二宮輝生) あさの弟。幼い頃より家業後継者として、父から厳し教育を受ける。姉ふたりのことをあさ姉・はつ姉と呼んでいる。 五代に強い影響を受け英語を学びアメリカ留学する1878年明治11年)の時点では帰国し初め東京に来たあさと再会する刺傷受けて入院中のあさに面会に来た時点では、家督継いで今井家当主となっている。 今井とわ(いまい とわ) 演 - 佐藤都輝子 忠嗣の妻。はつ・あさ義妹

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