今井家の使用人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 08:50 UTC 版)
うめ 演 - 友近 今井家の女中で、はつ・あさ姉妹の付き人。あさに勝ち続けるほど相撲が得意。 姉妹の母梨江の意向で当初、うめがはつの、ふゆがあさの、それぞれ嫁入り先での御付きとなる予定だったが、生まれ育った環境と違う婚家では自分よりもあさの方こそ、頼りになるうめが必要という妹を思いやるはつの機転により、白岡家へ嫁ぐあさの付き人となる。 加野屋で働くうちに雁助と相思相愛になっていく。銀行への業務転換を受け入れられない雁助から共に店を出る誘いを受けるが、あさをこれからも支えていきたいために断る。その後、雁助が家出した妻子のために店を辞めて旅立ち、関係は終局する。 ふゆ 演 - 清原果耶 今井家の女中。あさと同い年。6人姉妹の5女。子供の頃は体が弱く、よく泣き、病気がちだった。 立ち居振る舞いの美しいはつに憧れを抱いている。あさの嫁入り先での付き人となるのがうめと入れ替わったことにより、眉山家へ嫁ぐはつの付き人となる。 山王寺屋廃業後も暫くはつの付き人を続けた後、はつとあさの口利きで加野屋の女中となる。やがて新次郎に想いを寄せるようになる。 1879年(明治12年)、父が決めた縁談を一旦は受け入れようとする中、新次郎に想いを伝え失恋する。この件が原因で破談に怒る父が怒鳴り込み暴れたことに自責し、加野屋から去ろうとするが、亀助から求婚され受諾する。加野屋で祝言を挙げた後、亀助とともに九州へ旅立つ。 娘・ナツをもうけ、亀助が役員秘書着任を機に帰阪する。
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