き‐ちょう〔‐チヤウ〕【記帳】
記帳法
(記帳 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/01 05:28 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動記帳法(きちょうほう)とは、経営や管理に関する記録を帳簿に記す方法のこと。今日では簿記の記載法を指すことが多いが、本来の意味は人員配置や労働配分をはじめとして経営・管理業務全般に及んでいる。
概要
ヨーロッパにおいて、9世紀に修道院が自己の所領を管理するために所領明細帳(polyptique)を作成した。これは金銭や穀物の出入りだけではなく、土地の状況や農民の家族構成など所領経営に関する情報をまとめたものであり、農村支配においては重要なものであった。13世紀から14世紀にはイタリアでこうした記帳が行われるようになった。イタリアでも当初は農民の識字の向上にともなって家計簿などと組み合わさって行われたものであるが、すぐに都市部にも広まっていき、商業分野においても財産や商品を管理するための方法として各種の記録が作成された。また、所領経営の運営上において国家もまた財政記録を作成した。イングランドのパイプ・ロールはその代表的なものである。14世紀に入ると、イタリアにおいて複式簿記が作成されるようになり、後に世界中で用いられることになる。
参考文献
- 大黒俊二 『歴史学事典 14 ものとわざ 記帳法』 弘文堂、2006年。ISBN 978-4-335-21044-0。
関連項目
記帳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:50 UTC 版)
1988年(昭和63年)以降、各地に昭和天皇の病気平癒を願う記帳所が設けられたが、どこの記帳所でも多数の国民が記帳を行った。病臥の報道から一週間で記帳を行った国民は235万人にも上り、最終的な記帳者の総数は900万人に達した。 設置された各地の記帳所は以下の通り。 皇居前記帳所 千葉県民記帳所 葉山御用邸通用門記帳所 名古屋熱田神宮境内記帳所 京都御所前記帳所 福岡市庁舎内記帳所 東京都大島町 天皇陛下病気お見舞い記帳所
※この「記帳」の解説は、「昭和天皇」の解説の一部です。
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「記帳」の例文・使い方・用例・文例
- ホテルで記帳する
- すべての来客は受付で記帳しなければならない
- どうやって記帳することができますか?
- 私は通帳に記帳してきました。
- 記帳業務と税務申告の代理業務を行います。
- その日に何があったのかを日記帳に書く。
- 彼女はゆっくりと日記帳を閉じた。
- 受付で記帳をお願いします.
- 彼女は部屋の掃除をしている時に, 偶然その日記帳を見つけた.
- 少女は日記帳を心の友として, 嬉しい時, 悲しい時, その心を日記につづった.
- 筆記帳
- 簿記帳
- 貸方として記帳する
- 写しが見つかった時点で記帳される
- 彼の計画は日記帳に律義に記録された
- 携帯する小型の日記帳
- 固定資産の減少分を費用として記帳する
- 日記帳
- 枕草紙という,身近に置く雑記帳
- 簿記において,確定していない勘定を仮に記帳しておく勘定科目
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