人類側の戦力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 01:27 UTC 版)
バトルスーツ ロボビタンX 轟博士が自宅の地下で建造していたロボット。完全な趣味の産物であるが、魔竜戦士ヘルバットに曲がりなりにも立ち向かうことが出来る。 スカイセクターと呼ばれる一人乗り、単座型のコクピットが頭頂部にドッキングして起動する。 ドッキング時の掛け声は「スカイセクター・オン!」。 ロボビタンXの発進は、博士の自宅にある池が左右に割れ、エレベーターで上昇後に走行発進する。 果敢にもりえは、魔竜戦士ヘルバットに苦戦するライガーをロボビタンXで助けている。 この機体が後に防衛軍に注目され、バトルスーツが建造されることになる。 スカイセクター ロボビタンXを起動するための、飛行能力を有する単座型コクピット。 上部左右に搭乗者を保護する隔壁などは無く、生身をさらした状態で操縦することになる。 両翼を持ち、後部に有る推進器のプロペラで飛行する。 翼と後部推進プロペラは内部収納式で、轟邸からカタパルトで発進した後に展開される。 ホバリング機能を有しているのか定かではないが、呼び出したりえの前で空中停止している描写が有る。 専用のペンダントで呼び出し、ペンダントをセクターにセットすることで、ロボビタンXを操縦出来るようになる。 スカイセクターを呼び出す際の掛け声は「スカイセクター・ゼット!」。 フラッカー ダンゴやりえなどが搭乗する空戦用バトルスーツ。 飛行形態に変形する。 飛行形態時はF15戦闘機などの現実のジェット戦闘機によく似たフォルムであるが、垂直離着陸機のようなホバリング性能も有している。ロボビタンXと違い複座で、ダンゴたちの場合はダンゴが操縦、りえが砲手担当。片桐隊長機は片桐が操縦を担当した。武装は手持ちキャノン砲、バルカン、ミサイル。量産型メタルナイトに対しては互角以上に戦うことができる。ヘルメットを最初に被った人間の角膜情報を登録して始動キーとするため、最初に搭乗した人間以外の者が操縦することは出来なくなる。ダンゴ/りえ機はバトルスーツ実用化1号機となった機体のため、片桐隊長機を含む他のフラッカーとはカラーリングや造形が異なっている。なお、変形形態は飛行形態とロボット形態の他にコクピット部分に飛行形態の部分を残した中間の形態も存在している。また、海中、水中での行動も可能で、ドラゴとの決戦時には水中探査を行っている。 ガンボディ 陸戦用バトルスーツ。複座。戦車形態に変形する。武装は連装キャノン砲。出撃時には戦車形態のままカプセルに梱包されてカタパルトから射出され、その後カプセルから分離してロボット形態で移動を行った。作中においては派手な活躍は余りないが、フラッカー同様に量産型メタルナイトに対しては互角以上に戦うことができる。 中継車 冴子が所属していたテレビ局の備品であるが、第4話で魔龍戦士に半壊させられて以降は八神財閥が車両の弁償を行い、この際に買い取った中継車を大改造して運用した。頑丈な装甲板で四方を固めてあり、内部にはドラゴ帝国の動向を解析するレーダーやコンピュータなどの各種機材の他、簡易な宿泊施設も備えられており、神の城出現以降もキャンピングカー的な運用が最後まで行われ続けた。運転は初期は龍造が行い、龍造の死後は冴子と一時的に神崎が行っていた。 自衛隊の兵器 90式戦車 本作品の放映時はまだ現実の正式配備は行われていなかった。 F-15J 90式戦車と同様に、封印の岩が活性化すると電子機器が故障して墜落してしまうために有効な活躍は出来なかった。 CH-47J 邪神の聖杯を輸送する場面で登場。 AH-1 コブラ 1話、24話に登場。24話ではオサムと共にライガーを支援した。 84mm無反動砲 24話に登場。オサムはこの武器の装填法を熟知していたようで、ダンゴと協力して射撃を行いライガーを支援した。 73式小型トラック いわゆるジープである。モブとして頻繁に登場し、神崎たちが自ら運転することもあった。 個人携行装備 作中の陸上自衛隊員は一貫してOD色の旧型戦闘服(現在の作業服)を着用しており、当時主流であった1型迷彩服は登場していない。小銃も当時90式戦車と同様に正式配備が行われていなかった89式小銃やそれ以前の正式小銃である64式小銃が話数により混在して描かれていた。しかし、陸上自衛官の着衣も戦闘ヘリ隊員のものは普通科隊員とは異なる形で描かれており、救護天幕など細かな装備品に至るまで比較的忠実に描かれている。
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