一発キャラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:56 UTC 版)
坂本(さかもと) 声 - 滝知史 山手の高級住宅街に住んでいる資産家。中年。 貧相な見た目だが、自己顕示欲が強く用心深い性格。トルコの後宮(アニメ版では西洋風)を模した屋敷に住んでおり、除霊を和麻と慎治にそれぞれ依頼した。ダブルブッキングとなったため、坂本は「悪霊の除霊に成功した方に残りの報酬は払う。どちらにも前金は返せとは言わない」と提案。元から勤労意欲の乏しかった和麻は下りてしまった。 しかし、実際には悪霊の背後には妖魔が隠れており、それに気づかず放った慎治の炎を取り込んで活性化。室内は火の海となったため坂本は全身に火傷(重傷と言えるほどではない)を負ってしまう。 結局は一千万(アニメでは百倍の報酬)と引き換えに和麻によって助けられることとなり、以後も逆らうようなマネはしなかった。ただし和麻が慎治を足蹴にした時は、その行為を非難するなど良くも悪くも人間臭さを見せている。 メイド 声 - 石松千恵美 坂本に仕えるメイド。和麻を主人の部屋まで案内した。原作では小気味よく揺れるヒップの持ち主で和麻の視線を釘付けにしている。アニメでは紫のおかっぱの女性で後ろ姿のみ描かれた。アニメでは炎の妖魔が活性化した際に屋敷中が火の海となっており、安否に関しては不明となっている。 原作では和麻に続いて二番目に登場したキャラクターでもある。 金持ちの男 漫画版1話に登場したオリジナルキャラクター。絵画を集めるのが趣味。肥満体系の老人で当初は綾乃を女子高生と見て不満そうだったが、炎術の力を見てからは恐れ入って頭が上がらなくなった。無実の画家が獄中生活の中で描いたという絵画を入手し、「絶対に封を切ってはならない」という忠告を無視し、絵画見たさに約束を破ったことで妖魔が解放されてしまう。綾乃と和麻によって祓われたが、妖魔が潜んでいた噴水は綾乃の炎で焼滅してしまい、人間離れした戦いぶりに執事と共にすっかり腰を抜かしてしまっていた。 花木 悟(はなき さとる) 綾乃のナンパに失敗した男ふたりが、報復のための助っ人としてつれてきた男性。力関係は花木の方が上の模様で、そのふたりからは敬語敬称で呼ばれていた。少林寺拳法を習っており、体格も格闘家として鍛えられたものとなっている。 勝ち誇って綾乃の顎を持ち上げようとした瞬間、「気」のこもった拳打を喰らって壁に吹っ飛ばされ、大怪我を負ってダウンしてしまう。子分のふたりも綾乃によってあっさりと気絶させられてしまう。 やられ役でありながら、フルネームの設定があったという贅沢な扱い。 高橋 修治(たかはし しゅうじ) 二十歳の大学生で、フェンシング部のレギュラー。屈強な肉体を持っていたため、操の生気集めの被害者となり、スライムに取り込まれてミイラにされてしまう。 彼だけではなく、操(を隠れ蓑にしていたミハイル)によって千人近くの人間の命が奪われた。 アニメ版ではその他の被害者たちが殺されるシーンが描写された他、高橋修治ではなくOL風の女性がこの役回りを担っている。 悠人(ゆうと) / 不良 声 - 松林大樹 声 - 阪口周平 遊園地で少女ふたりに対し、痴漢か誘拐犯のような態度で迫っていた四人組のひとり。仲間ふたりが激怒した綾乃に蹴り倒された後、敢然と「てめえ、コラ!」と迫ったが叩きのめされてしまう。勇ましい声から断末魔の叫びへと移り変わり、最後は何もしゃべれず意識を失っていった。アニメ版でも同様の経緯で登場するが、名前設定はなく二人組。あっさりと綾乃に叩きのめされ、トイレの盗撮犯と一緒に霧香たちに連行されて行った。 真・憂国会(しん・ゆうこくかい) / テロリスト 声 - 細井治 声 - 千葉一伸 声 - 長嶝高士 ビル内にある高級レストランを襲撃したテロリストたち。登場間もなくキャサリンの精霊獣でじわじわと皆殺しにされるという末路を辿った。 アニメではギャグシーンに改変され、組織名も「負け犬の遠吠え」に代わり、レストランの客から金品を奪い「貧乏な自分たちを救済する」という目的になっている。和麻と綾乃を「勝ち組の分際で!」と罵った直後、キャサリンの精霊獣で武器を破壊され、火炎弾で威嚇射撃をされ客と一緒に逃げるという結末になっている。 沢渡 唯(さわたり ゆい) 愛犬のブランカを追って廃墟と化した屋敷に入り込んでしまった幼女。彼女の命はその屋敷に巣食う吸血鬼によって奪われ、魂を一時的に操作されて侵入者を罠まで誘導する餌として操られていた。 煉と朧を地下室まで導いた後は、突き落とし、吸血鬼の体内に閉じ込めた。その後、朧の発言によれば「闇に還った」とのこと。 アイドル 声 - 落合祐里香 アニメ版オリジナルキャラクター。16話に登場。「丸投げ温泉」のキャンペーンガールを務めており、決め台詞は「まるっと丸投げ!」。この話では場面の切り替えなどに登場しては決め台詞を言い放つ。
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