ヴァジラヤーナ以降 − 名声失墜とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ヴァジラヤーナ以降 − 名声失墜の意味・解説 

ヴァジラヤーナ以降 − 名声失墜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 06:49 UTC 版)

遠藤誠一」の記事における「ヴァジラヤーナ以降 − 名声失墜」の解説

上の選挙戦では党首麻原出馬した24人の弟子全員落選真理党惨敗した。「オウム主宰祭政一致国家樹立」という大願正攻法では叶えられない思い知った麻原は、教団進出のためなら人殺し厭わない旨の殺人教義・「ヴァジラヤーナ」を打ち立てて、教団武装化目指した。今まで主にイニシエーション食品開発担ってきた遠藤だったが、この方転換によって大量殺戮のための生物兵器開発――主にボツリヌス菌炭疽菌ペスト菌培養指示されるようになっていった。しかし遠藤はこれら全ての培養失敗し結局生物兵器開発の点で麻原期待応えることはできなかった(これは遠藤ウイルスの研究者であって細菌学については門外漢であったためだとされる出家前大腸菌培養し経験がなかった)。イニシエーション食品開発による布施獲得の点で多大な貢献果たし着実に教団内での地位築き上げてきた遠藤だったが、培養失敗重ねたことで(教団生物兵器開発大量人員資金投入していたこともあり)麻原信頼失ってしまう。一方遠藤による生物兵器開発諦めた麻原は、化学兵器期待寄せるようになる。そこで村井土谷正実通じて生まれたアイデア毒ガスサリン」の製造であった1993年末端信者である元理系大学院生土谷正実教団においてサリン製法確立したとして死刑)がサリン合成成功させたと知ると、遠藤土谷部下にしたいと考えるようになる。すると当時土谷直属の上司だった中川智正対し「何か困ったことはないか」と聞き中川がないと答えると「君は僕が入るのが嫌なのか」と因縁をつけ、中川化学ワークから外すための根回し始めた1994年中川に「はっきり言って出ていってほしい」と告げ中川研究施設から強引に追い出し土谷自身部下にした。その後遠藤土谷とともに違法薬物である幻覚剤LSDの合成成功させた。のちに口も聞かない間柄になる二人だが、中川によると「この頃二人は仲が良かったとのこと土谷正実出家した背景として、遠藤生物兵器開発失敗重ねたことで化学兵器に目をつけた教団が、化学素養有する土谷有用性見出し強引に土谷出家させたということがある。これは「遠藤無能なせいで教団悪事加担させられた」として土谷遠藤恨み募らせる遠因となった土谷正実#遠藤誠一との対立参照)。 1994年6月教団における独自の省庁制発足すると、CMIAFI責任者であった遠藤厚生省大臣土谷厚生省次官任命され土谷正式に遠藤部下となったその後遠藤土谷対すそれまで態度一変させ、高圧的に振る舞うようになり、さらには土谷に「僕の許可なく尊師直接会ってダメだからな。今後はすべて僕に報告するようにしてくれ。僕が尊師上げるから」と申し向け、土谷麻原接触絶つなどした。土谷化学兵器に対して自身生物兵器ことごとく失敗していったことから、功名心の強い遠藤土谷に対して激し嫉妬をぶつけ、さらには部下八つ当たり起こすうになる遠藤機嫌が悪い部下に物を投げつけたり口汚く罵ったりすることから畏怖嫌厭され、省内で孤立していき、土谷との関係は修復不可能なものになっていった。のちに土谷は、遠藤極めて嫉妬深く他人の手柄を独り占めにしたり、他人陥れる言動平気な人物であった振り返った貪欲な振る舞い甲斐あってか、1994年7月教団内における「尊師」、「正大師」に次ぐ位である「正悟師」の称号を得る。 1994年12月6日遠藤土谷不仲原因で、厚生省分裂させることが決まった麻原村井秀夫早川紀代秀土谷四人で、土谷新たに責任者となる省庁名について話し合いが行われ、麻原提案により「究聖科院」に決まるが、その後遠藤による麻原への直訴で「究聖科院」は「第二厚生省」に、遠藤統括する厚生省」は「第一厚生省」に名称変更され、しかも「第一厚生省大臣」である遠藤土谷責任者であるはずの第二厚生省メンバー土谷了解なくワーク指示出したりするなど、「第二厚生省」は実質第一厚生省」の下請けとして扱われることになり、結局土谷(と土谷部下)は遠藤配下から逃れられなかった。このような二人確執一因について、麻原がわざと二人対抗心煽り競わせることで教団兵器開発促していたのではないかという見方もある。 遠藤は、土谷のような純粋な探究心知的好奇心突き動かされ科学者というよりも、地位名声求めて仕事をする科学者だと見なされていた。前述通り教団には、修行進度応じたステージから構成されるピラミッド型階級制度存在していたが、結局そのステージ昇降自体麻原一存とされていたので、信者達は麻原取り入って歓心を買うことで出世求め遠藤そうした背景事情の下で麻原企てる違法行為足を踏み入れていった。

※この「ヴァジラヤーナ以降 − 名声失墜」の解説は、「遠藤誠一」の解説の一部です。
「ヴァジラヤーナ以降 − 名声失墜」を含む「遠藤誠一」の記事については、「遠藤誠一」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ヴァジラヤーナ以降 − 名声失墜」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

ヴァジラヤーナ以降 − 名声失墜のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヴァジラヤーナ以降 − 名声失墜のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの遠藤誠一 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS