ユニットZ型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/20 00:16 UTC 版)
「ワルキューレ (千之ナイフ)」の記事における「ユニットZ型」の解説
特筆の無い限り、制服の階級章は親衛隊曹長のものを佩用。 いちづ 主人公。青木の娘で同名の少女の細胞から作られた。最初は夜光娼館に売られるが、紫夜とともに脱走。その途中、男たちに捕まって暴行されかけたところで暴走して彼らを殺してしまい、ゲシュタポに追われていたところをガウディーに助けられる。ほどなくゲシュタポに捕まり、タイプS最後の1体としてゲシュタポの一員となる。そこでダイレクトインプットを受けさせられそうになるが、またしてもガウディーに助けられることになる。終盤では再び暴走してゲシュタポへの反乱を起こし、ラインとともにワルキューレを止めようとする。 クイーン・マリア ゲシュタポの司令官。制服の階級章は親衛隊少佐。ユニットZ型開発者のサルバドール博士の娘マリアから作られた。ゲシュタポに捕らわれた人間の遊女を奴隷にする、部下には「挨拶」としてブーツにキスさせるなど、冷酷無比な存在。そうは振る舞っているが、実際はそこまで強い精神の持ち主ではなく、寵愛しているワルトに弱音をこぼす場面も。自らの存在を呪う気持ちが強く、ザウサーの計画に乗り気な部分もある反面、計画が進むことへの不安もあり、内心で葛藤している。 ライン・ワルト ワルト社長の息子から作られた。ゲシュタポ館に連れてこられた当初は脱走を試みるなど反抗的だったが、クイーン・マリアに側近に抜擢され、親しい関係になる。クイーン・マリアの意向でダイレクトインプットを受けておらず、オペレーション・シグナルが出された後は彼女のため、いちづと共にワルキューレを止めることに奔走する。 デイビット・ザウサー 同名のユニットZ型開発者から作られた。クイーン・マリアの側近。制服の階級章は親衛隊中尉。ユニットZ型アンドロイドの監視役であるためか、ダイレクトインプットを受けていないような描写がある。物語終盤には人間のサウサーに代わって破壊工作からワルキューレを守ろうと動き、当初は圧倒的な戦闘力で攻撃を跳ね返すも、死んだと思われていたガウディーの反撃で爆死する。 ロック・ガウディー 同名の軍人から作られた。スパイとして潜入するために軍を脱走するが、その際に暴走して死者を出している。何度も死の危機に直面するが、最後はザウサーを倒して無事に生還する。 ワルキューレ クイーン・マリアと同じくサルバドール博士の娘マリアから作られた、ユニットZ型の試作一号機。超兵器ワルキューレを制御し、計画を実行すべく作られた存在であり、感情表現などは皆無。 サラ S型のリーダーを務める、クイーン・マリアの側近。ショートの金髪の少女で、片目が前髪で隠れている。ワルキューレではオペレーターを務める。同性愛の気がある。 メル S型の1人。ウェーブがかった茶色い長髪の少女。ワルキューレではオペレーターを務める。流されやすいタイプ。 ガーリック博士 サルバドール社のエージェントの1人。本名はガーゼル博士。青木に計画について暴露する。逆上した青木に襲われ、逆に彼を殺害しようとするが、シダに阻止されてレジスタンスの捕虜となる。得られたデータは、レジスタンスにも計画の全容を伝えることとなった。
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サルバドール博士とデイビット・ザウサーが開発した新型アンドロイド。6万体ほど製造されているが、VIPの関係者がモデルとなっていることがほとんど。表向きはアンドロイドとなっているが、モデルとなる人間の肉体と頭脳を複製し、頭脳を移植する直前に一部を義体化することで作られる、事実上の複製人間。その性質上、一部のユーザーは人権を認めるように要求している。実はDNAや細胞が強化されており、物理攻撃や放射能汚染にも耐えうる強靭さを兼ね備えている。また、殺人指令がインプットされており、「人質」としての効果を高めるため主にモデルとなった人間を殺害するようにできている。
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