ミッドガルの住民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:01 UTC 版)
「ファイナルファンタジーVIIの登場人物」の記事における「ミッドガルの住民」の解説
マリン・ウォーレス (Marlene Wallace) 声 - 黒葛原未有(FF VII AC)→諸星すみれ(FF VII ACC)→梅﨑音羽(リメイク) ダインの娘。生まれて間もない頃に故郷コレルが神羅の襲撃により壊滅した後、彼女だけが奇跡的に生き残り、村に引き返したバレットに助け出されて、そのまま彼に引き取られた。以来、ミッドガルの「セブンスヘブン」で彼やティファ達とともに生活していた。幼くも芯が強く、しっかり者で、バレット達の留守中の間は「セブンスヘブン」を守っていた。また、『On the way to a Smile』のティファ編ではクラウドやティファの抱えている不安を看破したほどに他人の心情の変化に鋭い一面ものぞかせた。 クラウドに対しては最初人見知りをしてあまり寄り付かなかったが、次第に懐いていき、エアリスの家で彼女との出来事を彼に真っ先に話した。エルミナの発言からしてエアリスとは七番街プレート落下直前に「セブンスヘブン」からエアリスの家まで避難するまでの間に話(主にクラウドの事)をした時しか接点がなかったものの、彼女の事を「お花のお姉ちゃん」と呼んでいたり(ただし、シナリオ序盤ではそのまま「エアリス」と呼んでいた)、『FF VII AC』のナレーションで「私の大好きな人」と発言している事からその短期間の間に親しくなったようだ。 『FF VII』と『FF VII AC』ではエアリスとホーリーの気配をいち早く察知している。 『FF VII』の後の彼女は、クラウドとティファ、デンゼルと共にエッジで生活している。 バレットの養子ということでウォーレス姓となっているが、『FF VII』では「マリン」としか明記されておらず、『FF VII AC』で正式なフルネームが明かされた。 ドミノ (Domino) 声 - 清川元夢 表向きはミッドガルの市長を務めているが、神羅カンパニーからは冷遇されており、神羅ビルの資料番のような扱いをされている。自身の立場に不満を持ち、日々資料室の資料を入れ替えることで憂さ晴らしをしている。クイズ好きで、キーアイテムと引き換えに主人公たちにクイズを出してくる。「ミッドガル=腐ったピザ」と形容していた。メテオ後は資料室からいなくなってしまうため、所在は不明。 ハット (Hart) 声 - 村治学 ドミノ市長の助役。市長の悪態に困っているものの、自身も神羅に対する不満があるようだ。前述のクイズに対してヒントを与えてくれるが、代わりに金を要求する。 ガスト・ファレミス (Gast Faremis) 宝条の前の神羅カンパニー科学部門統括で、ジェノバ・プロジェクトチームの元責任者。太古の地層からジェノバを古代種と勘違いして発掘し、ジェノバ・プロジェクトを開始する。実験体となったルクレツィアの変貌によって自説の間違いに気づき、神羅を抜けてアイシクルロッジへ身を隠した。その地で古代種の末裔であるイファルナと結婚し、娘のエアリスをもうけるが、彼を追っていた宝条と神羅兵に捕捉され、抵抗したため神羅兵に殺害される。 ルクレツィア・クレシェント (Lucrecia Crescent) 声 - 夏樹リオ(DC FF VII) ガスト博士の助手をつとめていた女性科学者で、ヴィンセントの思い人。セフィロスの実母であり、ジェノバ・プロジェクトの人体実験の影響で歳を取らなくなっている。宝条がガスト博士へのコンプレックスに悩まされていたのを見て彼を守りたいと思い、ヴィンセントの想いを振り切ったが、瀕死のヴィンセントを見て自分の中にあったヴィンセントへの想いをようやく自覚し始めた。宝条によって死に掛けていたヴィンセントを救いたいと思う一心で、昏睡状態に陥っていた彼に「カオス」とそれを抑制する「エンシェントマテリア」を体に宿させて命を繋いだ。しかしその後、実験による体調の変化と、生まれたばかりの息子を宝条に取り上げられてしまったことで精神的に追い詰められ、限界を悟った彼女は記憶を断片化させてネット上に流し、ヴィンセントが目覚める前に失踪してしまった。 『FF VII』にて祠の中でヴィンセントと再会し、息子を哀れに想い、罪悪感を抱いている台詞を口にしていた。『DC FF VII』では祠の中央のマテリアの中で自身を封印して眠りについており、DGとの戦いに身を投じるヴィンセントの前に、記憶が断片と化した幻となって現れる。本物のルクレツィアの精神は既に壊れてしまっているが、記憶が断片化されたルクレツィアはヴィンセントに生きて欲しかったと、伝えられなかった想いをようやく告げることができた。 なお、本編の回想場面ではヴィンセントを振り切って宝条の方へ向かう姿しか描かれておらず、彼女がヴィンセントに対して恋愛感情を持っていたかは謎だったが、『DC FF VII』では内心で本人でも気づかないうちにヴィンセントに惹かれていた事が明かされた。ヴィンセント曰く「一方的」「思い込みが激しい」との事。『DC FF VII』ではヴィンセントと彼の父親との過去やフルネームが明かされた。 PS版エアガイツではヴィンセントの技の1つに彼女の名前が入っている(「ルクレツィアリグレット」)。 エルミナ・ゲインズブール (Elmina Gainsborough) 声 - 高島雅羅 エアリスの養母。母を失ったエアリスと七番街駅で出会い、エアリスを引き取る。神羅兵だった夫はウータイ出征で戦死した。フルネームは『On the Way to a Smile』のティファ編で明らかになった。 ドン・コルネオ (Don Corneo) 声 - 多田野曜平 ミッドガルのウォールマーケットを牛耳る男で異常な好色家。興奮剤を愛用している。ピンチになるとキレる。口ぐせは「ほひ〜」。居宅には「古留根尾」「終魔胃」「業座」「尾試留古」などと書かれた奇妙な掛け軸がある。クラウド達に脅された末に七番街支柱爆破計画を漏らしたことからタークスにマークされ、後にウータイでレノによりダチャオ像から落とされ死亡する。魔物の「アプス」と「ラプス」をペットとして飼っていた。 ジョニー (Johnny) 声 - 加瀬康之 7番街スラムに暮らしていた青年。「男を磨くため」に旅に出る。その後各地でクラウド達と再会するが、最終的にはコスタ・デル・ソルで恋人と同棲することに。また小説『On the Way to a Smile』ではエッジで「ジョニーズヘブン」という店を開く。
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