ポリカーボネート樹脂
汎用高機能樹脂(汎用エンジニアリングプラスチック)のひとつで、PCとも呼ばれる。耐衝撃性、引張り強度、低温・高温特性、寸法安定性に優れ、さらには自己消火性であるため難燃化が容易であるなど多くの長所を有している。また、透明性にも優れている。これらの特徴から自動車部品、フィルム、CDなど広い分野で使われている。自動車部品に使われているものとしては、バンパー、エアスポイラー、ドアハンドル、ランプのレンズ、メーカーの銘板などである。
ポリカーボネート
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 00:07 UTC 版)
ポリカーボネート(英: polycarbonate)は、熱可塑性プラスチックの一種。化合物名字訳基準に則った呼称はポリカルボナート。様々な製品の材料として利用されている。モノマー単位同士の接合部は、すべてカーボネート基 (-O-(C=O)-O-) で構成されるため、この名が付けられた。ポリカ、PCと省略されることもある。また、アクリル樹脂などと共に有機ガラスとも呼ばれる。ドイツのバイエル社が開発した。
- ^ 三菱ガス化学ホームページ[リンク切れ]
- ^ http://www.mgc.co.jp/employ/fields/gousei.html
- ^ 串間努「まぼろし小学校」、1996年、小学館、P43
- ^ “ポリカーボネート(PC)の特徴 高い透明性・自己消火性・耐衝撃性をもつ樹脂”. 湯本電機株式会社. 2019年5月11日閲覧。
- ^ “ポリカーボネート樹脂として世界最高水準の高表面硬度を実現【帝人化成】”. 自動車技術会. (2011年12月13日) 2016年5月11日閲覧。
- 1 ポリカーボネートとは
- 2 ポリカーボネートの概要
- 3 物性
- 4 脚注
ポリカーボネート樹脂
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学校給食などで使用されたが内分泌攪乱化学物質(いわゆる環境ホルモン)の流出への疑問から減少傾向にある。
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