空間と窓とは? わかりやすく解説

空間と窓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:24 UTC 版)

新幹線N700系電車」の記事における「空間と窓」の解説

車体傾斜装置採用全幅700系比べて20 mm狭くなったが、強度確保しながら車体壁を薄くするなどした結果同系列と同等車内空間確保している。反面軽量化しつつ十分な強度確保するため、窓の面積700系の約60 %に縮小された(普通車天地520 mm×幅500 mm、窓〈かまち〉高さ780 mm)。このため車内からの眺望若干犠牲となっており、通路側座席(特に普通車自由席N・Z編成普通車指定席のC席)から外の景色を見ることは難しい。 普通車の窓には特殊なポリカーボネート樹脂採用している。従来複層ガラス表面に特殊ポリカーボネート樹脂シート貼り合わせたコンポジットタイプと比較して飛び石などに強く耐久性優れ軽量であるとともに部材使用量約半分抑え単位面積当たりの質量を約3割軽量化することに成功したまた、車体側の開口部に窓材がはまり込むような形状とすることで、車体表面と窓との段差極力小さくするようにしている。

※この「空間と窓」の解説は、「新幹線N700系電車」の解説の一部です。
「空間と窓」を含む「新幹線N700系電車」の記事については、「新幹線N700系電車」の概要を参照ください。

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