ニッコールオートとは? わかりやすく解説

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ニッコールオート(Nikkor Auto)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 01:10 UTC 版)

ニコンFマウントレンズの一覧」の記事における「ニッコールオート(Nikkor Auto)」の解説

ニッコールオートは、レンズ絞り露出計(ニコンFボディ後付けされたニコンメーター) を連動させた自動絞り露出指示システム世界で初め確立したレンズ群である。非Ai、後にAi改造されたものもある。旧連動方式自動絞り。フォーカシングユニット/フォーカシングユニットAU-1使用レンズ一部自動絞りではないものがあるため、便宜上当該節へ掲載しているので、こちらには掲載しない。 Fisheye-Nikkor Auto 8mm F2.8 (1970年8月発売) - 8群10最短撮影距離0.3m。フィルターは5種内蔵。 Fisheye-Nikkor Auto 16mm F3.5 (1973年3月発売) - 5群8最短撮影距離0.3m。フィルター3種内蔵。 NIKKOR-UD Auto 20mm F3.5 (1968年1月発売) - 9群11最短撮影距離0.3m。アタッチメントはφ72mm P=0.75ねじ込み清水義之設計。 NIKKOR-N Auto 24mm F2.8 (1967年8月発売) - 7群9世界で初め近距離補正方式採用し最短撮影距離0.3m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み清水義之設計。 NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5 / 28mm F3.5 (1960年3月発売) - 6群6最短撮影距離0.6m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み脇本善司設計。 NIKKOR-O Auto 35mm F2 (1965年12月発売) - 6群8最短撮影距離0.3m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み。 NIKKOR-S Auto 3.5cm F2.8 / 35mm F2.8 (1959年8月発売) - 前期型テッサー型の前に凹面レンズ追加し逆望遠化した5群7、後にダブルガウス型の前に凹面レンズ追加し球面収差コマ収差像面湾曲等を低減した6群7設計変更された。最短撮影距離0.3m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込みGN Auto NIKKOR 45mm F2.8 (1969年3月発売) - テッサー型3群4最短撮影距離0.8m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込みスピードライトガイドナンバー絞りピントリング連動する機構がつき、このためピントリング回転方向が普通のレンズと逆で、また一般的なヘリコイドでなくカムよる。 NIKKOR-S Auto 50mm F1.4 (1962年3月発売) - 5群7最短撮影距離0.6m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み。Nikkor-S Auto 5.8cm F1.4の後継清水義之設計。 NIKKOR-H Auto 50mm F2 (1964年1月発売) - 4群6最短撮影距離0.6m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み。 NIKKOR-S Auto 5cm F2 / 50mm F2 (1959年6月発売) - 通常のダブルガウス型の前に凹面レンズ置いて逆望遠化した5群7後期型はSオートの名称のままHオート同様のオーソドックスダブルガウス型の4群6変更された。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み清水義之設計。 NIKKOR-S Auto 55mm F1.2 (1965年12月発売) - 5群7最短撮影距離0.6m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み清水義之設計。 Micro-NIKKOR-P Auto 55mm F3.5 (1970年4月発売) - 4群5最短撮影距離0.241(M2接写リング併用時0.214) m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み単体無限遠から1/2倍、M2接写リング併用時1/2倍から等倍撮影可能。 Micro-Nikkor Auto 55mm F3.5 (1963年3月発売) - 4群5最短撮影距離0.241(M2接写リング併用時0.214) m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み単体無限遠から1/2倍、M2接写リング併用時1/2倍から等倍撮影可能。 NIKKOR-S Auto 5.8cm F1.4 (1960年3月発売) - 6群7最短撮影距離0.6m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み村上三郎設計。 NIKKOR-H Auto 85mm F1.8 (1964年8月発売) - 4群6最短撮影距離1m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み。 NIKKOR-P Auto 10.5cm F2.5 / 105mm F2.5 (1959年6月発売) - ゾナー型3群5原設計ニコンSマウント用に脇本善司が設計した光学系で、ごく僅か不足したバックフォーカスを稼ぐため最後レンズの厚みを1.0mm薄くFマウント用に流用している。非点収差無限遠合焦時の中間域で若干大きいが、ポートレート撮影領域ではなくなる。ゾナー型で大きくなりがちな歪曲収差0.5%と非常に小さい。最短撮影距離1.2m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み。 NIKKOR-P Auto 105mm F2.5 (1971年2月発売) - クセノター型4群5となったシリアルナンバー40番台以降これに当たる清水義之設計。 NIKKOR-Q Auto 135mm F2.8 (1965年12月発売) - 4群4最短撮影距離1.5m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み。 NIKKOR-Q Auto 135mm F3.5 (1969年5月発売新型) - 3群4最短撮影距離1.5m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み。 NIKKOR-Q Auto 13.5cm F3.5 / 135mm F3.5 (1959年6月発売旧型) - 3群4最短撮影距離1.5m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込みニコンSマウント光学系Fマウント用に流用した。 NIKKOR-P Auto 180mm F2.8 (1970年報道向け限定発売1971年3月一般発売) - 変形エルノスター型4群5最短撮影距離1.8m。アタッチメントはφ72mm P=0.75ねじ込み松井設計。 NIKKOR-Q Auto 200mm F4 (1969年4月発売新型) - 4群4最短撮影距離2mアタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み旧型色調が青い旨ユーザーからの指摘があり色調改善にはガラス材料変更必須であったため、併せて球面収差改善最短撮影距離短縮絞りを6羽根から7羽根にして最小絞りをF22からF32に変更するなど機能面向上を図る形で清水義之設計した。 NIKKOR-Q Auto 20cm F4 / 200mm F4 (1961年7月発売旧型) - 4群4最短撮影距離2mアタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み一色真幸設計。 NIKKOR-H Auto 300mm F4.5 (1969年1月発売新型) - 5群6最短撮影距離4mアタッチメントはφ72mm P=0.75ねじ込み。 NIKKOR-P Auto 300mm F4.5 (1964年7月発売) - 5群6最短撮影距離4mアタッチメントはφ72mm P=0.75ねじ込みAuto Nikkor Wide-Zoom 3.5~8.5cm F2.8~4 (1961年発表) - 試作のみに終わった3枚張り合わせを2群含む8群13最短撮影距離1m。アタッチメントはφ82mm P=0.75ねじ込み樋口設計Zoom Nikkor Auto 43-86mm F3.5 (1963年1月発売) - 7群9最短撮影距離1.2m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み樋口設計。ニコレックスズーム35付いていたズームレンズニコンFマウント仕様にした製品で、日本製品では初の標準ズームレンズであり、「よんさんはちろく」と俗称され、ズームレンズ黎明期小型軽量安価な標準ズームとしてベストセラーになったZoom Nikkor Auto 50-300mm F4.5 (1967年2月発売) - 1320最短撮影距離2.5m。アタッチメントはφ95mmP=1ねじ込みZoom Nikkor Auto 80-200mm F4.5 (1970年8月発売) - Zoom Nikkor Auto 85-250mm F4の後継1015最短撮影距離1.8m。アタッチメントはφ52mm P=0.75ねじ込み中村荘一設計Zoom Nikkor Auto 85-250mm F4 (1969年9月発売) - Auto Nikkor Telephoto-Zoom 8.5-25cm F4-4.5 / 85-250mm F4-4.5の後継アタッチメントはφ82mm P=0.75ねじ込みAuto Nikkor Telephoto-Zoom 8.5-25cm F4-4.5 / 85-250mm F4-4.5 (1959年11月発売) - 8群15最短撮影距離4(付属接写アタッチメントレンズ使用時2.2) m。付属アタッチメントレンズには何の表記もなくオレンジの線が1本または2本入っているだけであり、線が1本のものと線が2本のものに度の差はなく同じよう使えるアタッチメントはφ82mm P=0.75ねじ込みフィルターシリーズIXフードとの間に挟んで使用する樋口設計Zoom Nikkor Auto 200-600mm F9.5 (1971年4月発売) - 1219最短撮影距離4(付属接写アタッチメントレンズ使用時2.3) m。アタッチメントはφ82mm P=0.75ねじ込みフィルターシリーズIXフードとの間に挟んで使用するAuto Nikkor Telephoto-Zoom 20-60cm F9.5-10.5 (1961年10月発売) - 7群13最短撮影距離4(付属接写アタッチメントレンズ使用時2.3) m。アタッチメントはφ82mm P=0.75ねじ込みフィルターシリーズIXフードとの間に挟んで使用する樋口設計

※この「ニッコールオート(Nikkor Auto)」の解説は、「ニコンFマウントレンズの一覧」の解説の一部です。
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