原設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 01:13 UTC 版)
「デ・ロイテル級巡洋艦 (2代)」の記事における「原設計」の解説
本級の船体は「デ・ロイテル」に引き続き長船首楼型船体を採用していた。艦首は前方に強く傾斜したクリッパー型の艦首から「ボフォース15cm(53口径)速射砲」を1番主砲塔は3連装砲塔で2番主砲塔は連装砲塔で背負い式で1基ずつ配置した。その背後に司令塔を基部とする塔型艦橋と前部マストが立つ。船体中央部に1本の煙突が立ち、その周囲は艦載艇置き場となっており、煙突の背後は水上機甲板となっていた。艦載艇と水上機は煙突の側面に片舷1基ずつ計2基のクレーンにより運用された。船首楼の後部には後部司令塔と見張り所が設けられ、その側面に53.3cm三連装魚雷発射管が片舷あたり1基ずつ配置された。後部甲板上に前部と同じく3番主砲塔と4番主砲塔が後ろ向きの背負い式配置で1基ずつ配置された。
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