ダイヤルファイター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:07 UTC 版)
「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の記事における「ダイヤルファイター」の解説
ルパンレンジャー専用の飛行機タイプのVSビークルだが、サイクロンダイヤルファイターはパトレン1号が搭乗したり、パトレン2号が警察ブーストとして使用したほか、マジックダイヤルファイターはサイクロンダイヤルファイターと共にパトレンジャーがギャングラーの金庫を開錠する際に使用し、シザーダイヤルファイター&ブレードダイヤルファイターとビクトリーストライカーはマジックダイヤルファイターと共にザミーゴとの最終戦を目前にパトレンジャーに託している。ナレーションでの呼称は「〇〇ビークル」。 現場から離脱する際にも使用され、戦闘時には機体上部のダイヤルが回ることでロックが解除され、アタックモードに変形する。 電子ロックのドアやギャングラーの体にある金庫に貼り付けることで暗証番号を解析し、ロックを自動開錠するダイヤル機能も兼ね備えるが、対応できる暗証番号は3桁のため、暗証番号が6桁のステイタス・ゴールドの金庫は2機のダイヤルファイターで開錠する必要がある。また、通常の鍵穴タイプの扉も開錠することが可能。 レッドダイヤルファイター ルパンレッド専用のジェット戦闘機。 変身時の暗証番号は「0・1・0」。固有アナウンスは「レ・レ・レ・レーッド!」。 アタックモードではウェポンベイが展開し、その砲口から必殺光弾を連続発射する。ルパンカイザーの頭部・胸部、グッドクルカイザーVSXの胸部を構成。速くて格好いいモチーフとしてジェット機がレッド用に選ばれた。ダイヤル部分を黒にし、赤いラインを引くことで合体時にシルクハットに見えるようにデザインされた。 ブルーダイヤルファイター ルパンブルー専用のエアレーサー。 変身時の暗証番号は「2・6・0」。固有アナウンスは「ブ・ブ・ブ・ブルー!」。 アタックモードでは機体後部が反り返り5銃身のガトリング砲が展開する。ルパンカイザーの右腕、グッドクルカイザーVSXの右肩を構成。 第16話では自身の犯罪技(カワルンジィエーイ)で透真と入れ替わったマンタがルパンブルーに変身する際に使用した。第23話でライモンの攻撃によりダイヤル部分が破損したため、ノエルによって修理された。レッドと異なる種類の飛行機としてプロペラ機がモチーフに選ばれた。トリガーマシン2号の武器が1つの銃口を持つ拳銃であったため、その差別化として銃口を多く持つガトリングが選ばれた。 イエローダイヤルファイター ルパンイエロー専用のティルトローター機。 変身時の暗証番号は「1・1・6」。固有アナウンスは「イ・イ・イ・イエロー!」。 アタックモードでは機体後部が反り返り巨大バズソー(回転ノコギリ)が展開する。ルパンカイザーの左腕、グッドクルカイザーVSXの左肩を構成。トリガーマシン3号の武器が警棒であったため、シルエットの差別化として丸鋸が選ばれた。 サイクロンダイヤルファイター メインローター部に2つのヒンジレスハブと埋め込み式のテイルローターを持つヘリコプター。 必殺技発動時の発動ダイヤルは「3・1・9」。固有アナウンスは「サ・サ・サ・サイクロン!」。 アタックモードではメインローターが左右に展開し、複雑な風と気流を操ることで敵の攻撃などを回避する。 必殺技はVSチェンジャーからノコギリ状の円盤型エネルギー弾を放つが、初使用時はルパンブルー・イエローの快盗ブーストを纏った攻撃、第13話ではバイカー撃退砲とパトレン2号の警察ブーストを纏った攻撃として放っている。第27話ではイエローがエックストレインファイヤーとサンダーの快盗ブーストとスペリオルショットを纏った攻撃として放った。第16話ではイエローが、第22話と第26話ではブルーがイタダキストライクの発動の際にそれぞれ使用した。『GIRLFRIENDS ARMY』では3号のバイカー撃退砲とともに放つガールズハートブレイクを使用した。第48話では2号が警察ブーストとして使用した。 後にノエルの手が施されたコレクションであることが判明する。 最初に乗ったのはパトレン1号で、トリガーマシンバイカーに乗るルパンレッドと戦った。第42話では、デストラに奪われたサイレンストライカーとビクトリーストライカーを奪い返すため、1号とパトレンエックスがデストラの2つの金庫の開錠に使用した。 後にノエルにステイタス・ゴールド対策として渡された。飛行メカモチーフという縛りの中で、ギミックの面白さからヘリコプターがモチーフに選ばれた。 シザーダイヤルファイター&ブレードダイヤルファイター 2機のダイヤルファイターからなる特殊なステルス戦闘機。 必殺技発動時の発動ダイヤルは「9・6・3」。固有アナウンスは「シ・シ・シ・シザー!」。 エマ・ゴルディーニから譲り受けたペンダントをVSチェンジャーにかざしたことでVSビークルに変化した。グッドストライカー曰く、生き別れになっていたVSビークルらしく、コグレも「ギャングラーにコレクションを奪われる以前から行方不明になっているコレクション」と3人に説明しており、コレクションアルバムにもモノクロの姿で載っていた。 快盗ブーストではシザーダイヤルファイターを模したシザーシールドという盾とブレードダイヤルファイターを模したブレードブーメランという刃付きのブーメランが出現する。シザーシールドは、ザミーゴの氷の弾丸を含めたあらゆる攻撃を防ぐことができ、ブレードブーメランは近接戦用の武器になるほか、投げることで回転しながら2つに分裂し敵を切り刻むことができる。第15話ではルパンレッドが出現させていたブレードブーメランをルパンイエローが使用し、第16話ではルパンブルーが、第26話ではイエローがイタダキストライク発動の際にそれぞれ手持ちの武器として出現させ使用した。また、第32話ではイエローがパトレンジャーのイチゲキストライクおよびパトレンエックスのエクセレントエックスの発動を含めた両戦隊による一斉攻撃の際に使用した。第36話ではパトレン3号がペッカーの犯罪技(うっかりクチバシュート)を使用者本人に当てる際、あらかじめシザーシールドを装備したイエローの左ひじを勢いよく押す形で拝借し、第47話ではブルーが使用した。第50話ではブルーがザミーゴとの最終決戦を前に3号に託し、最終話では3号が警察ブーストとして使用し、『騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー』ではリュウソウレッドがパトレン1号に自身のリュウソウケンを貸し出したため、その代わりにルパンレッドから渡され使用した。 通常は一体化した状態で使用されるが、第18話ではシザーダイヤルファイターとブレードダイヤルファイターに分離させて別々に使用された。合体した状態ではダイヤルが重なって1機に見えるようにデザインされた。 シザーダイヤルファイター 鋭利なシザー(ハサミ)を持つ大型ディフェンス機。 固有アナウンスは「シ・シ・シ・シザー!」。 アタックモードはシザーが下部に反り返り、展開する。 第18話では巨大化したアニダラの金庫内からルパンイエローが脱出する際に使用された。 ブレードダイヤルファイター 鋭利なブレード(刃)を持つ小型オフェンス機。 固有アナウンスは「ブ・ブ・ブ・ブレード!」。 アタックモードはブレード部分が前方でハサミに変化する。 第18話では巨大化したアニダラの金庫を開錠するために使用された。ハンマーダイヤルファイター 両翼を閉じることでハンマーになる小型オフェンス機。 ブレードダイヤルファイターがピッチ・コックの犯罪技(アルナイン転換)を受けて変化した。VSビークルの共通カラーであるオレンジを全体に配し、ダイヤルを金色にしている。二つに分離したハンマーをバーニアに見立てたデザインとなっている。 マジックダイヤルファイター ルパンレンジャー専用の技巧性能に秀でた飛行船。 必殺技発動時の発動ダイヤルは「0・2・9」。固有アナウンスは「マ・マ・マ・マジック!」。 アタックモードではエンベロープ先端を展開させ、鉄球を基本攻撃にするほか、多彩なマジックを繰り出すことができる。 ノエルがガバットからルパンレンジャーを介する形で回収した鉄アレイ型コレクション石に変わる(Je me change en pierre)と引き換えにコグレから借り受けた飛行船型コレクション今飛びたとう(Voler maintenant)を改造したもの。 第32話ではゴーシュが改造した実験体の5つの金庫を同時に開錠する際に、ルパンレッドから渡されたパトレン1号が金庫の開錠に使用し、第42話では、デストラに奪われたサイレンストライカーとビクトリーストライカーを奪い返すため、1号とパトレンエックスがデストラの2つの金庫の開錠に使用した。第50話ではルパンイエローがザミーゴとの最終決戦を前にパトレン2号に託した。 快盗ブーストではマジックアローという右腕と一体化した弓に変化し、左手で光の弦を引くことで壁をもすり抜けるビーム状の矢を放つほか、刃状のウイングで近接戦闘で剣のように使用することも可能。第32話ではルパンレッドがパトレンジャーのイチゲキストライクおよびパトレンエックスのエクセレントエックスの発動を含めた両戦隊による一斉攻撃の際に使用し、第34・36・42話ではルパンブルーが、第47話ではルパンイエローが使用し、最終話では2号が警察ブーストとして使用した。『騎士竜戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー』ではリュウソウブルーがルパンブルーに自身のリュウソウケンを貸し出す代わりに使用した。スーパー戦隊シリーズでは、初の飛行船がモチーフとなっている。 ビクトリーストライカー ルパンレンジャー専用のオフェンス性能に秀でたジャンボジェット。 発動ダイヤルは「1・1・1」。固有アナウンスは「ビ・ビ・ビ・ビクトリー!」。 アタックモードでは機体上部とノーズを左右に展開させ、ターボジェットエンジンから高出力ビームを発射する。 手のひらサイズの状態では近未来予測を特殊能力に持ち、ギャングラー怪人が使用した際やスーパールパンレッドやスーパーパトレンエックスになった際に能力が発揮する。 宇宙にいて、弓引山に飛来していたところをジャネークが持つステアリング型のコレクション夢中にさせる(Elle me rend fou)の力によって操られていたが、レッドの機転で中に格納されていたサイレンストライカーを入手し、ルパンエックスがコレクションを回収したことで入手することに成功した。第42話ではデストラに奪われてしまうが、パトレンエックスが取り返したことでルパンレンジャーの手元に戻った。しかし、第50話でルパンレッドがザミーゴとの最終決戦を前にパトレン1号に託した。デザインは、最終マシンであるため、金色を取り入れている。ジャンボジェットをイメージした白も検討されたが、快盗が使用するため、赤と黒となった。
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