turn off
別表記:ターンオフ
「turn off」とは、「ガスや水道の詮を閉じる」「電子機器のスイッチを切る」「人や自動車などを方向転換させる」といったようにヒトやモノを現在の状態から転換させる行為を表す英語表現である。
例えばイギリスではturn offを「解雇する」「絞首刑に処す」「処分する」といった意味で用いることがある。アメリカ特有の意味としては「(ある場所から)うまいこと盗み出す」の用法がある。アメリカ、イギリスを問わず用いられるスラング的な意味は「(人を)うんざりさせる」「興味がなくなる」「(性的な)魅力を感じなくなる、萎える」などである。
通常、turn offが他動詞句として機能する場合は直後に名詞を置くが、代名詞の場合は「turn 代名詞 off」の語順になる。これは他動詞+副詞の組み合わせで構成されている英熟語に適用されるルールである。英語には新しい情報を文の後半に配置して伝達効率を高めるという特性がある。そのため、一部のturn offのように英熟語では旧情報として扱われる代名詞を動詞と副詞の間に挟む形になるのである。
turn off the lightは「電気(明かり、照明)を消す」という意味になる英語表現である。日本では歌手の鈴木雅之や三浦大知が同名の楽曲をリリースしている。
be turned offはturn offを受動態にした英語表現であり、「スイッチを切られる機械」や「無効にされる設定」を主語にすることが可能となる。意味としては「~を切る」「~を無効にする」といったように能動態と大きな違いはない。助動詞のcanと一緒に用いられるケースが多い表現である。
turn onは「スイッチを入れる、点ける」という意味が一般的であるが、「(突然)はむかう」の意味になることもある。また、スラング的な使い方として「(性的に)興奮させる、夢中にさせる」「(薬物を初めて使用させて)快感を味わわせる」の意味もあるので文脈や使用には注意が必要である。
・The option can't be turned off.(その設定は無効にすることが出来ません)
「turn off」とは、「ガスや水道の詮を閉じる」「電子機器のスイッチを切る」「人や自動車などを方向転換させる」といったようにヒトやモノを現在の状態から転換させる行為を表す英語表現である。
「turn off」とは・「turn off」の意味
turn offは基本的に他動詞句として機能することが多く、「詮を閉める」「スイッチを切る」「(脇道や他の道へ)逸れる」「(質問や話を)逸らす」などの意味で用いられる。自動詞としては「脇道に入る」「方向転換する」「(電気やガスなどのライフラインが)止まる」といった日本語訳になるケースが多い。また、turn offはスラング的な用法が多いためカジュアルな文面や口語でのやり取りでは特に注意が必要である。例えばイギリスではturn offを「解雇する」「絞首刑に処す」「処分する」といった意味で用いることがある。アメリカ特有の意味としては「(ある場所から)うまいこと盗み出す」の用法がある。アメリカ、イギリスを問わず用いられるスラング的な意味は「(人を)うんざりさせる」「興味がなくなる」「(性的な)魅力を感じなくなる、萎える」などである。
「turn off」の発音・読み方
turn offの発音記号は米国式で「tˈɚːn ɔːf」、英国式なら「tˈəːn ˈɔf」である。発音のカタカナ表記は「タァーンオォフ」あるいは「タァーノォフ」で、アクセントの位置は先頭の「タ」である。「turn off」の語源・由来
turnの語源は印欧語根で「回転させる」の意味を持つterh-から派生した古代ギリシャ語のtornos(「回転しているもの」の意)である。tornosはラテン語で「ろくろで回転する輪」を指すtortusに変化した後、同じくラテン語で「回転する」の意味であるtornoの形となった。その後は意味をそのままに古期フランス語としてtorner、古代ギリシャ語としてturnianに変形し現代英語のturnに至る。offの語源は印欧語根で「離れて、外れて」の意味となるhepoである。ゲルマン祖語のabになる段階で「離れて、向こうへ」という意味になり、そのまま中期英語のofから現代英語として形が整う過程でoffとなった。「turn off」の類語
turn offが「スイッチを切る」という意味で機能する場合の類語はswitch offである。「脇道に逸れる」「話や注意を逸らす」の意味ではbranch offが類語となる。「turn off」の対義語
「スイッチを切る」の意味を持つturn offの対義語は、「スイッチを入れる」「(機械などを)作動させる」の意味になるturn onである。「turn off」と「put out」の違い
turn offとput outはそれぞれ「消す」というニュアンスで用いられる英熟語であるが、コアイメージが異なるため注意が必要である。turn offは「ひねって止める」がコアイメージとなっているため、電子スイッチを操作して「テレビや照明を消す」という意味になる。対してput putのコアイメージは「外に押し出す様子」なので、タバコやマッチのように燃えている物体を押し付けて「火を消す」の意味となる。「turn off」を含む英熟語・英語表現
「turn off」の目的語が代名詞のときの語順とは
通常、turn offが他動詞句として機能する場合は直後に名詞を置くが、代名詞の場合は「turn 代名詞 off」の語順になる。これは他動詞+副詞の組み合わせで構成されている英熟語に適用されるルールである。英語には新しい情報を文の後半に配置して伝達効率を高めるという特性がある。そのため、一部のturn offのように英熟語では旧情報として扱われる代名詞を動詞と副詞の間に挟む形になるのである。
「turn off the light 」とは
turn off the lightは「電気(明かり、照明)を消す」という意味になる英語表現である。日本では歌手の鈴木雅之や三浦大知が同名の楽曲をリリースしている。
「be turned off」とは
be turned offはturn offを受動態にした英語表現であり、「スイッチを切られる機械」や「無効にされる設定」を主語にすることが可能となる。意味としては「~を切る」「~を無効にする」といったように能動態と大きな違いはない。助動詞のcanと一緒に用いられるケースが多い表現である。
「turn off」に関連する用語の解説
「turn on」とは
turn onは「スイッチを入れる、点ける」という意味が一般的であるが、「(突然)はむかう」の意味になることもある。また、スラング的な使い方として「(性的に)興奮させる、夢中にさせる」「(薬物を初めて使用させて)快感を味わわせる」の意味もあるので文脈や使用には注意が必要である。
「turn off」の使い方・例文
・Please turn off your mobile phones.(携帯電話の電源はお切りください)・The option can't be turned off.(その設定は無効にすることが出来ません)
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