ジーサード・リーグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 22:03 UTC 版)
GIIIと同じ人工天才や、元はGIIIの追手だった者たちで構成されている武装集団。当初は中立だったが、リーダーであるGIIIがキンジに敗北したことにより、師団に帰属する。 GIII(ジーサード) / 遠山 金三(とおやま きんぞう) 男性。顔に派手なペイントを施していたり、奇抜なファッションなどを好む。キンジの父・金叉の遺伝子を50パーセント受け継いでおり、遺伝子上はキンジの半弟にあたる。左腕は義手。キンジとよく似ており、違いを挙げると瞳の色や肉体が筋肉質という点である。 アメリカ政府の機関ロスアラモスにより生み出された人工天才(ジニオン)であり、元アメリカのRランク武偵で大統領の警護を務めたこともある。頭脳や身体能力が常人よりも高く、IQは290を誇り、非公式ではあるがオリンピック記録を幾つも塗り替えているほど。 その実力はロスアラモス脱走時に追ってきた武装軍人を素手で倒すほど。 研究所にいたころ、自身の唯一の理解者だったサラ博士を事故で亡くしてからは、彼女を救う術を求め、かなめや他の『人工天才』を連れて脱走した。 戦闘力は第一世代の人間兵器最強。当初はキンジとは敵対していたが、彼に敗北してからは兄として熱烈に慕うようになった。 カリスマ性があり、各組織から暗殺者を派遣されても真っ向から返り討ちにしており、その全員を味方にしている。人だけでなく、AIであるアシ(オロチ)にすら好かれている。キンコ GIIIの女装した姿。イメージは金髪の長い髪のギャルであり、キンジですら見抜けなかった。 GIV(ジーフォース) / 遠山 金女(とおやま かなめ) 声 - 山岡ゆり キンジの妹を自称するボブカットの少女。GIIIと同じくロスアラモスによって生み出された人工天才の1人で、キンジの父・金叉の遺伝子を組み込まれている。 自分の価値をGIIIやロスアラモスに示すため、自身のHSS発現を目指しており、理論上存在し得る『双極兄妹』のパートナーとして見定めたキンジに接触した。かねてよりキンジに対して強烈な思いを抱いており、彼が他の女性と一緒に居ることに対して、激しい嫉妬心を抱いて性格も凶暴化する一面も持つ。 武器は先端科学兵装(ノイエ・エンジェ)である単分子振動刀(ソニック)・磁気推進繊盾(P・ファイバー)。 アンガス GIIIの部下の1人の初老の白人男性。元はアメリカがGIIIを消すために、CAG(デルタフォース)から送られた暗殺者。GIIIとの戦いで後遺症を負っているが、主に車や航空機などの運転や、装備の調整などバックアップを担当している。 GIIIの予備のプロテクターをキンジ用に改良し、マッハ2までの速度にすら耐えるオロチ2を作り出している。 九九藻(つくも) GIIIの部下の1人の少女。狐の妖怪だが、玉藻よりは格が低い。本名は九九藻生稲であり、七九藻(ナグモ)と八九藻(ヤクモ)という名の姉がいる>。 GIIIに好意を寄せているが、GIIIは全く気づいていない。 携行武器はP90。 アトラス GIIIの部下の1人。白人男性で年齢は20歳ほど。口癖は「豪快に」。元はアメリカがGIIIを消すために、陸軍特殊部隊(グリーンベレー)の第7特殊部隊から送られた暗殺者。主に前衛を担当している。 捕縛したハーピーになつかれており、食事担当になっている。 装備は先端科学兵装の鎧P・A・A(パーソナル・アーセナル・アーマー)を装着して戦っており、技名を叫ぶ。 コリンズ GIIIの部下の1人。全身に包帯を巻いた黒人のオカマ。元はアメリカがGIIIを消すために、米海軍特殊部隊(SEALs)から送られた暗殺者。 主に前線支援と、資金調達を担当している。 武器は口の中にニードルガンを装備している。 ロカ GIIIの部下の1人。左右の瞳の色が違う銀髪の少女。趣味は時計集め。元はロシア連邦保安庁(旧KGB)の命令で、GIIIに挑んだ超能力者の暗殺者。意識を向けた相手の心を読む、念動力、運を操作することもできる。 マッシュたちが加入する前ではGIIIを一番追い詰めた実力者。 マッシュ・ルーズヴェルト GIII・かなめとは別のセクション『R』シリーズで生み出された人工天才・RIII。 小柄で身体能力が格段に低い代わりに、IQ407という超人的な頭脳を持つ。先端科学兵装よりも優れた超先端科学兵装(トランサンデ・エンジェ)を操り、LOOもその成果の一つ。 LOOを従え瑠瑠色金を保管するエリア51を守護していたが、キンジやジーサードに突破されたことで敗北、GIIIの勧誘を受けリーグに加わった。 LOO(ルウ) LOOとしか喋らない、人型白兵戦機に乗り込んでいる、見た目が小学生程度の少女。ジャンヌは「ルー」と呼んでいる。スクール水着のようなパイロットスーツを着用してる。型番はXGY-12。 その正体はアメリカの開発したガイノイドであり、普段はマッシュが従えている。遠隔操縦中は人間らしく振舞うが、自律機動中は動作が機械のようになる。動力は重油。 蒸気機関車でエリア51に向かうキンジたちをP・A・D(パーソナル・アーセナル・ドレス)を装備して空襲するが、アトラスに退けられた。その後、マッシュがジーサード・リーグに加わったことで、同じく戦力になった。 オロチ 自動車の光岡オロチに搭載されたAI。ボディが自動車のため、給油などはLooに任せている。 GIIIの暗殺に送られた刺客であったが、GIIIに負けて仲間になっている。その際の闘いは、イオとの闘いよりも激しかったらしい。 キース GIIIの部下の1人。頬に弾痕のある銀髪の男性で、2メートルを超す身長で筋骨隆々。元KGB(ソ連国家保安委員会)所属で、GIIIを殺すために送られた暗殺者。 GIIIに危害を加えようとする輩には、殺気を放つほど。
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