サヴァイヴァー・ドージョー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 04:26 UTC 版)
「ニンジャスレイヤー」の記事における「サヴァイヴァー・ドージョー」の解説
ヨロシサン製薬の研究員フォレスト・サワタリがニンジャソウルに憑依され、開発に携わったバイオニンジャたちと共に脱走し結成した組織。
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サヴァイヴァー・ドージョー
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「ニンジャスレイヤー」の記事における「サヴァイヴァー・ドージョー」の解説
フォレスト・サワタリ(Forest Sawatari) 声 - 関俊彦 ヨロシサン製薬の元研究員。憑依したソウルは「グエン[要曖昧さ回避]・ニンジャ」。 ソウル影響で「未だにベトナム戦争が続いており、自分も従軍中、しかも立場がアメリカ兵だったりベトコンだったり」という狂気に囚われており、狂人じみた言動を繰り返すが、部下たちには慕われており、「大将」という愛称で呼ばれている。また、サワタリ自身もドージョーの面々を「家族」として、大切に思っていることが窺える。 狂気に侵されながらも有事の思考・判断力は確かなうえ、優れたニンジャ耐久力やカラテの技量と総合的な実力は高く、タケヤリやマチェーテによるアンブッシュだけでなく、トラップを駆使したゲリラ戦の達人。枯山水の庭で、白布を被って待ち伏せ、ニンジャスレイヤーにも気付かれなかった潜伏能力を持つ。またノンラー風の編笠(防御にも攻撃にも使える)を被っていたり、シャウトが「サイゴン!」「ジェロニモ!」「ホーチミン!」であるなど、ベトナム戦争関連のネタが多い。 「不必要な無駄な殺し」を避け、「サヴァイヴに必要な最低限の殺し」のみにするよう心がけている。「必要最低限の殺し」であっても、殺されるのが、家族や人生のある「命」であることは意識しており、気晴らしの大量殺戮も辞さない登場人物が多い中で、その倫理観は一線を画している。 ニンジャスレイヤーからは、ドージョーの活動がモータルに害をなす可能性があるため仲間とは認められておらず、本人も不可解な言動から狂人と断定されているが、復讐とは無関係であり優先度は低く、利害が一致すれば共闘することもある。ナンシーのことは「ヨメにする」と執着している。 フロッグマン(Frogman) 声 - 後藤ヒロキ サヴァイヴァー・ドージョー所属のバイオ・ニンジャ。自身とバイオ管で接続され、休眠中はラグビーボールほどに縮小する巨大なバイオ・カエルに乗り、自在に操る。ジツやカラテの類似から、憑依したソウルは「ガマ・ニンジャ」ではないかと推測されている。 奇怪な紋様の描かれた鉄芯入りの巻物で敵を幻惑したり、打撃武器として利用する「マキモノ・ジツ」の使い手。 ヨロシサン研究員時代のサワタリがニンジャソウル憑依後、初めて仲間にしたバイオニンジャ。暴走しがちなフォレストや血の気の多いメンバーのストッパーになるなど、サヴァイヴァー・ドージョーの参謀的な役割。ただし、フォレスト不在時にはパニックに陥るなど、役に立たないこともある。 巨大な蛙に乗る、巻物を使うなど、本作では珍しい古典的な忍者のイメージが反映されている。 ディスターブド(Disturbed) 声 - 井口祐一 サヴァイヴァー・ドージョー所属のバイオ・ニンジャ。水銀様の流体金属でできた体は自由に液状化でき、どこにでも入り込める。体を武器に変化させて攻撃でき、一方で体に損傷を受けても攻撃を続行でき、かつ攻撃を受けた部分もまもなく再生する。全身が爆発四散しても再生できるため、物理攻撃には不死身に近い。 ノトーリアス(Notorious) 声 - 山本祥太 サヴァイヴァー・ドージョー所属のバイオ・ニンジャ。左右2本ずつの腕を持つ巨漢。両手持ち2本の刀で繰り出す攻防一体の「バイオ・イアイド」はニンジャスレイヤーにも「隙がない」と評価された。 一方で無邪気に「バイオ・イアイド」を披露したがるなど、好戦的で、精神年齢が幼いところがある。 ハイドラ サヴァイヴァー・ドージョー所属のバイオ・ニンジャ。高い肉体再生能力を持ち、細切れの状態でも破片さえ集めることができれば瞬時に再生することができる。 ユニーク・ジツの類は持たない。また、バイオインゴットが切れると再生不能になるのが欠点。その細胞は後のバイオ・ニンジャの研究基礎データとして利用されたとされる。第1部には登場しないが、その時点では眠っていたらしい。ディスカバリーとはそりが合わない様子。 ファーリーマン サヴァイヴァー・ドージョー所属のバイオ・ニンジャ。ふさふさの毛で全身を覆われた大柄なニンジャ。 ドージョー一行がキョートへ遠征中に仲間に加わったとされている。どこか片言めいた独特のしゃべり方をするが、思慮深く哲学的かつ賢明なニンジャであると評される。棒を武器とするほか、移動や防御にも駆使する。ニンジャ名鑑では怪力の持ち主であるとされるが、本編で素手のカラテで戦ったことは無い。 その性格から、フロッグマンがパニックに陥って役に立たない時などに参謀役を務める。 ディスカバリー(Discovery) ヨロシサン製薬のバイオ・ニンジャ。ヨロシサン製薬の放棄された研究施設内に軟禁されていたところをフォレスト・サワタリが発見し、ドージョーに加えた。ニンジャネームは研究所内で発見されたことに由来する。 サブジュゲイターのプロトタイプであり、ヨロシDNAやバイオインゴットを広域感知する能力を持つが、自力で干渉・洗脳することはできない(ただし、ヨロシ・ジツによる洗脳の解除が可能)。また、ヨロシサン製薬がバイオ・ニンジャが自社に反逆しないようニューロンにかけるプロテクションがかけられていない。 長い間眠っていたためか、カラテは心許なく仲間によるアシストが必要不可欠。皮肉屋であり発言にも遠慮が無いため、ハイドラはそれが気に食わないらしい。 セントール(Centaur) ヨロシサン製薬のバイオ・ニンジャ。鹿と人間の合体したケンタウロスのような姿をしており、人間部分の頭部には鹿の角がインプラントされている。知能は低く、アイサツをするのがやっと。また、センベイに目が無くセンベイを差し出されるとオジギしつつセンベイをねだるという。鳴き声は「ニイイイーーーー!」。 ニンジャ名鑑によると本能的シンパシーを感じたためサヴァイヴァー・ドージョーに加わったとされているが、その経緯は不明。鹿譲りの機動力と異形のカラテ、電磁ヤリやサスマタを武器とする。野生の本能からかニンジャ感覚にも優れ、殿を務めることが多い。
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