サヤマ製作所
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椎名直之 社長。NASA出身。 月島尚人 開発部マネージャー。
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サヤマ製作所(2015年版)
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「下町ロケット (TBSのテレビドラマ)」の記事における「サヤマ製作所(2015年版)」の解説
椎名直之 演 - 小泉孝太郎 株式会社サヤマ製作所社長。NASA出身。徹底した実力主義者で、父親が経営していた町工場をアメリカ型経営に路線変更することで急速に拡大し、ベンチャー企業化したやり手。技術者としても優秀だが、佃航平とは逆に技術者としての顔よりも経営者としての顔の方が強い。社長に就任後は、自ら人脈で他社のトップとも直接交渉することで大手メーカーとの取引を立て続けに取り付け、会社の売り上げを倍の40億まで伸ばしたが、強引なやり方から同業者からの評判はあまり良くない。父の死後、大手企業に特許や機材など全ての権利を奪われて苦労した事から、大企業のトップに立つことを野望としてアメリカに渡り、NASAの技術者にまで上り詰めた。 佃製作所をライバル視しており、日本クラインや帝国重工の石坂と結託して追い落とそうとした。「コアハート」治験患者の死亡を受けて自社の不正が公になるが、逮捕前に航平と対峙するも頑なに非を認めなかった。しかし、航平の叱責や彼から亡き父の残した特許技術が打ち上げ予定のロケットに使われることを聞かされて改心し、出所後は再び技術者としての道を進み始めた。 やり方こそ強引だったが、その技術力は本物で、航平たちが7年かけた開発をたったの3年で完成させ、最終話のエピローグでは、打ち上げに成功したロケットに搭載された佃製の新型バルブよりも高性能なバルブを出所から僅かな期間で完成させている。 中里淳 演 - 高橋光臣 佃製作所技術開発部技術者 → サヤマ製作所開発部技術者 かつては大手メーカーの研究機関に勤務していたが、実力が重視される世界を求めて佃製作所に入社し、技術者として働いていた。プライドが高く、ほかの技術者にはないような野心を持っているが、それ故航平や山崎とは対立しており、日本クラインの一件で会社に不満を持ち、山崎が改良したバルブの設計図を持ち出す形で退社し、ライバル企業であるサヤマ製作所に入社した。サヤマ製作所では「コアハート」のバルブ開発に携わるも、治験患者の死亡を受けて徐々に不信感を持つようになり、真相を知るために接触してきた航平の言葉を受けて考えを改め、設計図を持ち出したことを告白した。 横田信生 演 - バカリズム 開発部技術者。中里の転属前は「コアハート」のバルブ開発に携わっていたが、中々成果が出なかったために担当を外された。自分が担当を外れてからバルブの性能が飛躍的に向上したことに疑問を持ち、中里にデータの提供を依頼した。 月島尚人 演 - 福田転球 開発部マネージャー。外資系企業の開発部門マネージャー職を経て、専門とする機械工学分野での輝かしい実績を持つ。椎名の指示で中里が持ち出した「コアハート」の設計図を日本クラインに持ち込んで開発権を手に入れたが、その後は開発が上手くいかなかったために実験データを偽装した。データ偽装の結果による事態の深刻さを受け、罪に問われるのを覚悟で事実を告発した。 椎名直久 演 - 吉田類(最終話) 椎名直之の父。サヤマ製作所の先代社長。「トップクラスでは意味ない。やるならトップを目指せ」が口癖で子の直之には会社を日本のトップに上り詰めて譲ろうと目論んでいたものの大手企業に特許や機材の全てを奪われ、業績不振に陥っても社員を誰一人解雇せず一人で責任を抱え、過労が祟り病死した。しかし彼の死後に生前に開発した製品そして技術力が認められ、ついに「トップ」を獲った。子の直之とは逆に航平と同様、経営者としての顔よりも技術者としての顔が強い。
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