ギャグとムッチーブームとは? わかりやすく解説

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ギャグとムッチーブーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 02:55 UTC 版)

村田英雄」の記事における「ギャグとムッチーブーム」の解説

1980年代に入るとテレビ露出減りいわゆる大御所」的なポジションになっていたが、ビートたけしが自らの番組取り上げた事から、若年層ファン急増し三橋美智也ミッチー対抗し「ムッチーブーム」と言われるうになるそもそもの発端は、1981年始まったビートたけしのオールナイトニッポン内のデカコーナー」だった。芸能界では有名な三波春夫とのエピソードから派生し、「村田先生の頭はデカい」という話になり、どの位デカいかのネタ投稿するコーナー出来た。「セーター試着しようとしたら、頭が出なかった」等の「頭がデカい」ネタから徐々にトンチンカン村田言動や行動をネタにする内容転じて行きリスナーの間でブームになる。その噂を聞きつけた村田本人からニッポン放送電話があり、急遽番組出演して行ったトーク好評で、任侠物のラジオドラマ作るなど、同番組に度々出演するうになる当時いわゆる業界聴取率」が高かった番組テレビ番組などへも影響与え従来出演しなかったバラエティー番組コント番組などへも出演の幅が広がり、「ムッチーブーム」と言われるまでになったのである代表的なネタホテルのフロントに「村田!!キー出せ!!と言った後、売店で「村田!!ガムくれ!!と言ったNHKディレクターに、「ずぶの素人と言おうとして「バカ野郎!俺は、ブス素人じゃねえんだぞ!」と言ったバー行ったとき、キープボトルを出してもらおうとして、「村田だ!ボルト出せ!」と言った村田乗っている車の名を尋ねると「キャデラックと言おうとして「俺のは…デラックスだ!」と答えた海外旅行の際、必要書類の“sex”(性別)のに“週2回”と書いた。 飛行機乗っている時、エコノミークラス通りかかり揺れた際に「2等なんか乗るから揺れるんだ」。 ステーキレストランでステーキ焼き具合聞かれて「しょうが焼き」、「カルビ」と答えた(「ガス焼け!」、「しっかり焼いてくれ!」とも)。 若手説教していた時に「人という字はお互いに支え合ってと言いながら「入」と書いた。 舞台の上手・下手(かみて・しもて)を「じょうず・へた」と読んだ後述)。 ラスベガススロットマシンをやり、オレンジ横一線に「みかんなん貰ったてしょうがねえな」。 出されコーヒー砂糖ミルク大量に入れて「うーん、やっぱりコーヒーブラックに限るな」と言ったラジオ番組ゲスト出演した際、ヒットチャート見て「このサウンドトラックと言う歌手すごいですね、ベスト10に6曲も入ってる!」。 司会者から「この歌は村田さんの『十八番』(ここでは「おはこ」ではなくじゅうはちばん」)ですね」と尋ねられ、「この歌は3番までしかないですよ。そんなにある訳ないじゃないですか」と答えた付き人向かってベートーベンって奴は偉いじゃねえか。俺の歌を作ってるぞ」と、交響曲第3番英雄えいゆう)』を指しながら言ったコーヒー専門店注文の際、コーヒー銘柄聞かれネスカフェ』と答えたリップクリーム間違えて唇にソックタッチを塗っていた。 その他にも「(朝食は)和食にしますか?洋食にしますか?」と聞かれ、「バカ野郎!!朝食だ。」と答えたというものや、力うどんちからうどん)を「かうどんをくれ」と注文したABCDEを「ABCDヨ」と言った、など数多い逸話があるが、これらの大半は、たけし自身たけし軍団高田文夫らたけしのブレーン或いは当時ハガキ職人ラジオリスナーらが考えた作り話広がったのであるビートたけし所ジョージ司会務めTBS系列番組たけし・所のドラキュラが狙ってる」で、清水アキラ共演したことがある1983年ビートたけしのオールナイトニッポンゲストとして満を持して番組登場トーク中心構成となったが、途中紹介されるネタを怒るどころか豪快に笑い飛ばしながら事実解説し、「いやあ、たけちゃんや聴いてくれている皆さんが、こうしていじってくれるということは芸人冥利に尽きる!!!」と終始嬉しそうに語っていた。 この事が機縁となり、後にビートたけしテレビCMサントリー「バイオミンX」)で共演果たしたCMは、バス停スーツ姿のたけしとなぜかステージ衣装メイク書類封筒を持つ村田並んでおり、村田がたけしに「お勤めですか?」と尋ね、「役所関係に・・・ちょっと」答えるたけしにバイオミンXを勧める今度はたけしが「お勤めですか?」と尋ねると、村田が「芸能関係に・・・ちょっと」と答える、というコント仕立てのもので、決め台詞は「新しく新発売!」というものだったビートたけし発した村田だ!」のフレーズ人気となり、清水アキラが'86年頃から始めた村田ものまねでさらに広く浸透したこうした人気を受け、1989年には村田自身シングル『あゝ万次郎』のカップリングとして『俺が村田だ』という曲を収録している。たけしがコメンテーター務める『情報7days ニュースキャスター』(TBS)でも一時オールナイトニッポン当時ネタ紹介していた。 2014年7月15日放送された『ニッポン放送開局60周年記念 ラジオで聴いた「忘れられぬミュージック」』で高田文夫は、当時余りにもネタにされ過ぎたことに不満を感じた村田若い衆に「自分の所に連れてこい」と命じて、たけしと高田呼びつけ説教した時の逸話語っている。この時村田は「いいか、たけちゃん。いや、たけし。お前は漫才師だ。俺は歌手だ。高田、お前は作家だ。お互い仕事ジャングルが違うんだ。俺のジャングル入って来るな。」それを聞いた高田とたけしは「俺らターザンじゃねえ」と小声呟いた言う。しかし、この話も作り話である可能性高く番組パーソナリティーの上昌彦からは「それ本当なんですか ?」と突っ込まれているが、高田はあくまで「本当なんだって !」と主張している。

※この「ギャグとムッチーブーム」の解説は、「村田英雄」の解説の一部です。
「ギャグとムッチーブーム」を含む「村田英雄」の記事については、「村田英雄」の概要を参照ください。

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