オチの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 10:00 UTC 版)
「三悪 (タイムボカンシリーズ)」の記事における「オチの種類」の解説
1.マージョ一味 爆弾誤爆による自爆敗北で、ボタンを押したのは誰?という事で大抵グロッキーに責任が押し付けられる。マージョも失敗に及ぶ事への責任から逃れようと中々直ぐにボタンを押そうとせず、グロッキーもマージョに責任を押し付けようといろいろ細工をし、ワルサーもそれに乗せられないように警戒する。しかし、そういった小細工もバレてしまい、結局グロッキーがマージョから折檻され、時にはワルサーも一緒にやられてしまうが、基本的にグロッキー一人が責任を負わされる意味ではシリーズ唯一だといえる。 2.ドロンボー一味 作戦失敗等でドロンボー一味はヤッターマンに敗退、もしくはせっかくドクロストーンを手に入れても、ヤッターマンに敗北した事でドクロベエからのお仕置きを毎度の如く受けてしまう。ドクロベエの力は絶対であり、抵抗しようにも抵抗できず、逃げようにも逃げられず、結局は全員揃って砂地獄や熱湯などに放り込まれたり、拷問メカや猛獣に襲われる等の様々な仕掛けによるお仕置きを浴びる結果となる。3人が自転車(おしおき三輪車)で逃走中の際にドクロベエからの怒りのお仕置き通告が入り、ベートーベンの「運命」の一節(かからない場合もある)と共におしおき開始。 ドクロベエ(滝口順平)が唱う挿入歌でもお仕置きの節が出て、このおしおきが作品の柱の一つになっている事を意味しており、そのレパートリーにはかなり強烈で過激なものもあるが、ドクロベエもドロンボー達の命を奪うような事まではしない。 3.アクダマン 裁判メカによる判決で、アクダマン3人中一番の敗北原因となった相手を選び出し、有罪判決による刑罰処分を下す。時と場合によっては2人、もしくは3人全員で罰を受けるが、裁判メカの判決は(トボッケー自作の弁護士メカのおだてによる)「法廷侮辱罪」、(ムージョの行動による)「馬鹿さ加減」、(裁判メカの)「その時の気分」、(ドンジューローを)「もっとも活躍しなかった」、(前述と同じ)「出番を与える意味で」という理不尽なものもあったりするが、裁判メカもアクダマンを殺すような事はしない。なお、刑を免れた二名は、指名された者への刑に関わる(ニャラボルタも参加することがある)時もあるが、これもシリーズ唯一のケース。 4.オジャママン タイムパトロール隊本部に帰還後、オタスケマンによって事件解決した事に立腹した東南長官から「愛の特訓」と称されるAコース、Bコースの二つの特訓コースのうち、どちらかを選ばされるが、善玉のヒカルとナナのオタスケマン側が楽な方になり、アターシャ達オジャママン側が辛い方ばかりになるパターン。 5.ミレンジョ一味 大巨神に追い詰められたミレンジョ一味は、勝手にでっち上げた不幸話や、嘘八百の身の上話などを騙って様々な命乞いで同情を誘い、その猿芝居を真に受けた大巨神が「罪を憎んで人を憎まず…」と一時は見逃しかけるものの、ミレンジョ達は反省せずに「扁平足!」、「鉄クズ!」、「ポンコツ!」、「バカ!」などの罵詈雑言や悪態を垂れるのが常で、それを聞いたり、見抜いた怒り心頭の大巨神による「大激怒!!」の制裁を、連れのコマロ王子と共に、途中からドンファンファン伯爵をも巻き込んで浴びてしまう。 6.クリーン悪トリオ クリーン悪トリオは逆転王及び三冠王に敗北した後、コン・コルドー会長から叱責されて給料も減らされて退散。すっかり疲れ果てて「人間辞めて何になろうか?」といろいろなもの(動物や身の回りの物など)に自分達を例えて妄想するようになる。そしてその世界では最初は良いと思っていても、最後は人間の時よりも酷い目に遭うオチばかりになり、結局は「やっぱり人間の方が良い…」「明日はきっと良い事がある…」「明日も頑張ろう…」となるが、物語最後半ではストーリー都合上このコーナーは無くなる。 なお、例外的に第48話ラストではクリーン悪トリオは、シャレコウベダチョウでトッキュウマンモスを追跡中に、途中でやる気を無くし、職務を放棄してしまうが、その際にもコン・コルドーからの懲罰鉄槌を受けている。 7.二束三文トリオ イタダキマンに敗北したヤンヤン達は「何で負けちゃったの~」とぼやくが、同行していた空作(イタダキマン)から「お釈迦様からの罰(バチ)が当たったんだよ」といつも言われるのがパターン。 8.花の刑事トリオ 「今週の反省」と称して反省会を行うが、結局何も活かされないままで終わる。 9.ドロンボー一味(リメイク版) 旧ヤッターマンと同じく、ドクロベエからのお仕置きを受ける。 10.アクダーマ オヤダーマのおしおきで、アクダーマ3人はJKKに発見された真歴史を、膨大な量の頁の教科書に張り替える改訂作業を一つ一つ手作業で行わされる事になる。さぼったり逃げようとすれば様々な制裁が来る。その仕打ちはアクダーマが「ブラック企業」と呼ぶほど。
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オチ(サゲ)の種類
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船徳は噺家の中でも人気のある噺であり、数種類の落ちが存在する。上記のように、船頭であるはずの徳兵衛が客に別の船頭を雇うように頼むものや、川岸近くで徳兵衛が艪を川に流してしまい、客は仕方なく川に腰まで入り、対岸までいこうとするがその客に徳兵衛がおんぶをしてもらおうとするものがある。瀧川鯉昇は、まず噺の序盤で徳兵衛は「質屋」の若旦那であると設定しておき、客が仕事を放棄してしまった徳兵衛を見て、「客も流した」と言ったところで落ちにしている。
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