エーデルローズの関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:58 UTC 版)
「プリティーリズムの登場人物」の記事における「エーデルローズの関係者」の解説
氷室 聖(ひむろ ひじり) 声 - 関俊彦 法月仁・黒川冷と並び、かつての「プリズムキングカップ・フライ・スカイハイセッション」の3強の1人。11月23日生まれの血液型はB型。自身もかつてはプリズムスターであったため、プリズムショーへの情熱やプリズムスターたちへの理解は他の協会の人間以上に強い。 かつてはプリズムキングの座を争うエーデルローズ所属のトップスターであったが、仁の卑劣な策略により選手生命を喪失。大きく塞ぎ込んでいたが、ジュネにプリズムダンスを教えて欲しいと頼まれた事を切っ掛けにプリズムショーへの情熱を再燃。法月皇の後ろ盾を得てプリズムショー協会の会長となり、ジュネをサポートするためにブランド「Dear Crown」立ち上げにも関わっている。冷(Coo)からはライバルとして認められている。 「ドリーミングセッション」でプリズムライブの存在を知り感動したが、プリズムライブはルールブックに記載されていないために得点として認められず、なるの3連続ジャンプも規定時間オーバーで公式には認められなかったことに怒りをあらわにした。 「ドリーミングセッション」の後、インターネットでりんねの4連続ジャンプの動画を見つけ、プリズムストーンを訪れる。りんねの存在はごまかされたが、プリズムショーの煌きを取り戻すためにプリズムストーンに力添えを頼んだ。プリズムライブがプリズムショー界の未来を変えるかもしれないと期待している。 徐々に体調不良になり始めているジュネの事を心配していたが、彼女の自宅を訪問した際に仁に雇われたパパラッチにその光景を激写された事で、マスコミによってジュネとの熱愛疑惑が報道され、「Dear Crown」や「プリズムストーン」に関係するプリズムスターたちが「オーバー・ザ・レインボーセッション」への出場を停止されてしまう事態となる。その後、記者会見で会長職の辞任とジュネとの関係の否定を宣言し、会長の後任を恩人でもある皇に託す。 記者会見後に行われたヒロのライブ会場にて何とか仁を説得しようとしたが、仁が耳を貸すことはなく失敗。ライブにてヒロによる告白が行われた後、仁の身勝手さに激怒して彼を殴りつけたCooが、なおも自らの非を認めない仁を再度殴ろうとした際はそれを静止した。 『キンプリ』において、仁の失脚後にエーデルローズ主宰となるが、皇の逝去によりプリズムショー界から追放されていた仁が復権してシュワルツローズを立ち上げたことによって財団の負債を抱え込むことになり、対応に苦慮することになった。エーデルローズからプリズムキングが出なかった場合は事実上の解散となる危機に直面したが、ヒロの優勝により免れた。 法月 仁(のりづき じん) 声 - 三木眞一郎 第27話から登場。エーデルローズの実質的な最高権力者で、「主宰」の地位にあるエリートプリズムスター。生徒とは異なり伯爵風の制服(色柄は共通)を着ている。過去に行なわれた「プリズムキングカップ・フライ・スカイハイセッション」の3強の1人。7月18日生まれの血液型はA型。 外面は紳士的だが、その内面は傲慢そのもので、コウジのように自分の意に添わない者や失敗した者には退学や追放などの容赦ない処分も辞さない慇懃無礼で冷酷非情な人物で、べるやヒロにとっては母親に干渉して家庭をかき回した極悪人で本作の登場人物達のあらゆる溝を作った元凶とも言える。ただし追放された者の中には、ストリートでプリズムダンスをする若者たちを迫害して、エーデルローズの名誉を汚した者もいる。他人に不寛容で異常なまでに勝敗にこだわる態度は研究生や保護者にも悪影響を及ぼし、研究生同士の足の引っ張り合いなどのトラブルを引き起こす原因ともなっている。そもそも仁はプリズムショーそのものを「点数稼ぎ」、プリズムスターを「操り人形」と侮蔑した考えを持っている。 かつては聖・冷と共に男子プリズムスターの最高峰「プリズムキング」の座を争っており、自分より先に4連続ジャンプを跳んだ聖を疎み、大会前に負傷するよう策を打って自分がプリズムキングに選ばれるようにしている。現在でも一方的に聖を敵視しており、プリズムライブには否定的な態度を取っている。 ジュネと共にさらに栄光を極めてゆく彼を追い落とすため、エーデルローズの女子メンバーに「どのような手段を使っても裏切り者の天羽ジュネを倒せ」という悪意に満ちた命令を出して、べるの反感を買った。「ベルローズ」と「ハッピーレイン」のシャッフルユニット結成には不快感を持っており、べるには自身の信奉者である母を通じてさまざまな圧力をかけたり、ジュネに負けた腹いせとして過酷なレッスンを強要したりしている。一人称は「私」。 「オーバー・ザ・レインボーセッション」開催前、邪魔者の聖やジュネ、「ハッピーレイン」のメンバーの出場を妨害するため、聖とジュネのでっち上げの熱愛報道を捏造。それに反発したべるやヒロに対しても横暴な態度を剥き出しにし、プリズムショー協会会長を辞任して直接抗議にしにやってきた聖に対しても無視を決め込むが、べるに対する嫌がらせに対して我慢の限界を迎えたヒロからライブ中に真実を明かされる事で反発される。この裏切りに対してヒロのプライベートの全てをマスコミに暴露しようとしたが、激怒して殴ってきたCooから黒川冷としての正体を明かされた上で聖に関する真実を暴露され、なおも開き直って聖や冷を嘲笑したために、彼の本性を見た父親の皇からも完全に失望されてエーデルローズ主宰の座を解任された。 しかし、皇の逝去によって全面的に復権。聖への復讐を果たすべく新たにシュワルツローズを立ち上げ、エーデルローズの有望な男子プリズムスターを次々と引き抜いて勢力拡大を図っている。 聖に多額の負債を押し付け挙句の果てに聖からジュネを奪い取ったが、プリズムキングカップで敗北を喫してジュネは聖の元に帰り、最終的にはヒロに跪いた。
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