まことの大学時代の仲間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 15:47 UTC 版)
「クッキングパパの登場人物」の記事における「まことの大学時代の仲間」の解説
林田 琉国大学の2級上(入学時)の先輩。まことと同じ学生寮に住み、琉国大学男子学生寮の寮長。佐賀県出身。ブタ鼻に無精髭が特徴。本人曰く「まことの面倒を見てやる」らしいが、いつも金を持たない上にぐうたらでたかり癖があり、むしろ面倒を見ているのはまことのほうである。 趣味は釣り。花山画伯が身分を隠して瘋癲として沖縄に来たとき、瘋癲ぶりにあこがれてさまざまな世話をする。まことから花山が画家であることを知らされて、なお憧れを持つ。あまり服装に拘るタチではなく、普段はビーチサンダルを履いてだらしない格好をしていることが多い。 我侭で増長しやすく、人の好いまことですら時折溜息をつくほどで、後輩に反感を買うことも多い。女性からのウケも決して良いわけではなく、寮長に就任した直後、女子寮長を含めた女性寮生からは思い切り反感を買っている。その後、様々な出来事を経て少しはリーダーシップを見せることもあったが、先述の傾向は大きく変わってはいない。 高校時代はぐれていた。新入生の女生徒「リツコ」に思いを寄せ優等生を装って付き合っていたものの、ある日自分の素性を知られてしまい、ショックでそのまま連絡を絶たれ終わってしまった。大学進学後に帰省した際、電話で呼び出し一緒にシシリアンライスを食べて関係を修復しようとしたが、「あの後色んな女の子と付き合っていた」ことを指摘され(本人の回想曰く「リツコちゃんにフラれてヤケになっていた」)、ついにシシリアンライスを一口も食べて貰えず「帰ります、二度と電話しないでください」と席を立たれ、失敗した。しかし「リツコ」を呼び出した時、実は沖縄にも彼女がいた。このことからも分かるように、顔に似合わず女性遍歴は豊富。 その彼女とも最終的には宮古島でドライブ中に「昼食を食べるかどうか」で喧嘩し(彼女は「ダイエット中だから昼食は食べたくなかった」らしいが、林田は全て彼女のオゴリで旅行していたにもかかわらず「喰う」と言って引き下がらなかった、という実にくだらない理由だった)、見捨てられる。車から降ろされ、さまよっているところをまことに助けられた。なお、この時も「大学の彼女には言うなよ!」とまことたちに釘を刺しており、呆れられている。 時折パチンコに興じることもあり、初登場時にまことに寿司を奢ったりもした。第130巻では郷里から沖縄に戻った際、帰省中のまこと以外の4人を連れ飲みに出かける(パチンコである程度稼いだらしい)も、最後に客引きに誘われ入った店で、自身が稼いだ金額に加え全員分の所持金では足りなくなるほど豪遊し、最後は4人で寮の中で丸一日酔い潰れたこともあった。卒業後は佐賀県の商社に就職し、営業マンとして活躍している。愛車はスバル・ヴィヴィオ。 宮里シゲル 琉国大学の1級上(入学時)の先輩。まことと同じ学生寮に住む。沖縄本島北部出身。言葉遣いもやさしく、世話を焼く。ゲームを好む。祖父のシボレーでお客さん(まことの同級生たち)を送迎したりしている。卒業後は那覇市でパソコンのインストラクターをしている。 北島 琉国大学の3級上(入学時)の先輩。まことと同じ学生寮に住むが、他の寮生と絡むのがいやなのか、部屋の入り口にはいつも「面会謝絶」の札が貼ってあり部屋はカーテンで閉め切られ、室内は散らかっている。作中で室内で熱中症で倒れていた事もある。年数は不明だが、留年していると自ら話している。室内にこもりがちで日光を嫌い(曰く「俺日光に当たると死ぬ~」)ほとんど窓を開けない。様々な面で謎の多い人物として描かれている。 まことの前で「去年、釣り逃した巨大魚を狙っているだけ」と案に釣り好きを否定しているが、林田に言わせると、海や釣り好きの一面もある模様。他に、メガネの下の素顔はほとんど描かれていないが、まことらと釣りに出かけた際、自身が釣り上げたオジサンを「ヘンテコな名前」とリリースしようとしたが、帰寮後、まことらが調理したマース煮を一口、食した際、余りの美味に一コマだけ、素顔が描かれていた。 みつぐ・えつ子・さなえが遊びに来たとき、えつ子に一目惚れ。海水浴の時には同じ車に乗せたが、みつぐを看病するえつ子の姿を見て二人が恋仲であることを察し、悲しむ。その後もえつ子のことが忘れられず、こっそり福岡に来たりして、みつぐにえつ子へのストーカーに間違えられる描写があったが、素性が分かった直後に誤解は解け、みつぐも一晩、自宅に泊めている。その後、荒岩家にも行こうとしたが、みつぐの描いた案内図の酷さと自身が方向音痴のため、冬の福岡で倒れてしまったが、みゆき提供の食事で復活する。卒業後は東京で研究員をしている。愛車はダイハツ・ムーヴ。 大沼健二 - おおぬま けんじ 琉国大学医学部1年生。まことの後輩。車(日産・プリメーラ)を持っている。まじめすぎる性格で、まことを慕う一方で林田と対立したこともある。 あゆみに惚れているが、当のあゆみはまことのほうと仲が良く熱心であるため、その好意に気付いてもらえない。 入学当初は料理が好きということでまことの手伝いなどをしていたが、林田たちが文句を言ったりまことと比べることが原因であまり料理を作らなくなる。しかしそれ以降もまこと不在時などに料理を作ることはあった。 まことが卒業した後は男子学生寮の寮長を務めている。 あゆみ 琉国大学の学園祭で仲良くなった女性。宮古島市出身。まことと一緒に沖縄の居酒屋でアルバイトしていて、まことに恋慕しているような描写がいくつかあるが、あくまで片思いであり、まことにさなえという恋人がいることは知らない模様。 まことと大沼を宮古島に招待してオトーリの文化を紹介した。その際父親に「まことくんが好きなのか?」と聴かれた際には「…ナイショ」と答えている。大学卒業後、作中の登場は少なくなったが、第154巻で大阪でまことに再会、郷里で結婚すると報告している。 稲刈正雄 - いねかりまさお 琉国大学比較民俗学の教授(フルネームは初登場のストーリーのラストから)。いつも泥酔していて、時折、ポップスのかつての名曲を口ずさむ場面も。健康のためにゴーヤーを大量に冷蔵庫にいれており、常にゴーヤーをかじっている。 作中で、まことが主に一緒に行動する事が多いのは上記の6人だが、他に古謝(こじゃ)、大沼と入れ替わりに退寮した佐戸山(共に学年は不明)と林田の前任寮長の下川(第115巻のみ登場)がいる。大抵の男子寮生は彼女ができると退寮する事が多いらしい。
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