さく果とは? わかりやすく解説

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さく‐か〔‐クワ〕【×蒴果】

読み方:さくか

果実一種子房に数室あって、2枚上の心皮から成熟してできた果実成熟する心皮同数の裂片に裂け種子散布する。アサガオ・カタバミなどにみられる。さっか。→裂開果


蒴果

(さく果 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 08:04 UTC 版)

1. ムクゲアオイ科)の蒴果

蒴果さくかさく果: capsule)[1][注 1]とは、果実の型の1つであり、複数の心皮雌しべを構成する葉的要素)からなり、果皮はふつう乾燥しており、裂開して種子を放出する果実のことである(図1)。ドクダミユリランアヤメネギツユクサイグサスミレヤナギカタバミナデシコツバキツツジアサガオキキョウなどさまざまな植物に見られる。蒴果は、裂開様式に応じていくつかのタイプに分けられる。特に横裂して蓋がとれるように開く蒴果は蓋果、側面などに孔が開いて種子がこぼれ出る蒴果は孔開蒴果とよばれる。またアブラナ科に見られる蒴果は、2心皮から構成され間に隔膜があり、特に角果とよばれる。

蒴果は種子を放出するため、種子が散布単位になる。蒴果の中には、乾燥した細胞壁の収縮などによって種子をはじき飛ばす機構をもつものもある(スミレホウセンカなど)。また放出される種子は、散布様式に応じた特徴をもつことがある(下記参照)。

定義

複数の心皮からなり、果皮裂開して種子を放出する果実は、蒴果とよばれる[1][3][4][5][6]。成熟した状態で果皮はふつう乾燥しているが、ホウセンカツリフネソウ科)のように生きた組織の状態で裂開するものもある[7]。側膜胎座などをもつ子房に由来する蒴果は1室であり(下図3上段)、中軸胎座をもつ子房に由来する蒴果は複数の部屋に分かれている(下図3下段)。子房上位のものも、子房下位のものもある[7]。子房下位のものでは、子房に由来する果皮が花托に由来する組織に包まれていることになる。蒴果をつくる被子植物は多く、ドクダミ科ウマノスズクサ科ヤマノイモ科ユリ科(下図2a)、ラン科アヤメ科(下図2b)、ツユクサ科ミズアオイ科イグサ科ケシ科ユキノシタ科フウ科ニシキギ科スミレ科(下図2c)、ヤナギ科オトギリソウ科トウダイグサ科カタバミ科アカバナ科ミソハギ科ナデシコ科アジサイ科ツバキ科サクラソウ科ツリフネソウ科ツツジ科(下図2d)、リンドウ科ヒルガオ科(下図2e)、オオバコ科キキョウ科トベラ科などに見られる[8][注 2]

2a. ユリ属ユリ科)の蒴果と種子
2b. ヒオウギアヤメ科)の蒴果と液果状の種子
2c. スミレ属スミレ科)の蒴果と種子
2d. ツツジ属ツツジ科)の蒴果
3. 蒴果裂開様式(いずれも3心皮性の例であり、それぞれの心皮を異なる色で表している): 側膜胎座の場合(上)と中軸胎座の場合(下)、左2列目から右へ胞背裂開蒴果、胞間裂開蒴果、胞軸裂開蒴果

縦に裂開する蒴果は[注 3]、裂開様式によって以下のように分けられるが、複数の裂開様式が組み合わさって起こることもある[1][3][5][9][7]。裂開は先端側から起こるもの、基部側から起こるものがある[7]。また裂開が不規則である例もある(キンギョソウなど)[9]

  • 胞背裂開蒴果(室背裂開蒴果、loculicidal capsule)
    各心皮背面の中軸(背縫線、外縫線)で裂開する蒴果(図3左から2列目)。
  • 胞間裂開蒴果(室間裂開蒴果、septicidal capsule)
    心皮の境界線で裂開する蒴果(図3左から3列目)。
  • 胞軸裂開蒴果(septifragal capsule)
    胎座(種子がついている部分)周囲を除いて果皮が剥がれる蒴果(図3左から4列目)。
  • 胞腹裂開蒴果(室腹裂開蒴果、ventricidal capsule)
    各心皮の縁の合わせ目(腹縫線、内縫線)で裂開する蒴果。

蒴果のうち、横に裂開して上部が蓋のようにとれるものは、蓋果がいか(横裂果、胞周裂開蒴果; pyxidium[注 4][9], pyxis, circumscissile capsule)とよばれる[1][3][5](下図4a)。蓋果はタコノアシタコノアシ科)、ゴキヅル(ウリ科)、ユーカリブラシノキフトモモ科)、スベリヒユマツバボタンスベリヒユ科)、ルリハコベサクラソウ科)、オオバコ属オオバコ科)などに見られる[1][3][5][9][10]ヒユ科ケイトウアオゲイトウハリビユなどの果実は蓋果と同様に横に裂開して種子を放出するが、特に横裂胞果とよばれることがある[1]

蒴果のうち、側面や先端部に孔が開いてそこから種子がこぼれ出るものは、孔開蒴果こうかいさくか(poricidal capsule, porose capsule)とよばれる[1][3][5][9](下図4b)。孔開蒴果はケシ属ケシ科)やキキョウ属、ツリガネニンジン属キキョウ科)などに見られる[1][5]

4b. ケシケシ科)の孔開蒴果
4c. ロボウガラシアブラナ科)の長角果
4d. Lepidium(アブラナ科)の短角果
4e. ダイコン(アブラナ科)の節長果

アブラナ科の蒴果は特に角果とよばれ、2心皮からなり、間に隔膜(隔壁、胎座枠; replum[注 5])が存在し、心皮が弁(valve)となって外れる[1][3][4][5]。角果のうち、長さが幅の2–3倍以上のものは長角果(silique, siliqua[注 6])とよばれ、アブラナオランダガラシイヌガラシ、ハタザオなどに見られる[1][5](上図4c)。長さが幅の2–3倍以下のものは短角果(silicle, silicule)とよばれ、ナズナグンバイナズナ、イヌナズナなどに見られる[1][5](上図4d)。ダイコンの果実は角果と同じ構造であるが、裂開せず1種子を含む部分ごとに分節するため、節長果(biloment)とよばれる[5][13][14](上図4e)。

5. モミジバフウフウ科)の蒴果型多花果

フウ属フウ科)やタニワタリノキ属アカネ科)は、多数の花が集まった球形の頭状花序を形成する。個々の花[注 7]は蒴果となり、多数の蒴果が球形にまとまった複合果(多花果)となる(蒴果型多花果 capsiconum, multiple fruit of capsule; 図5)[1][9]。蒴果型多花果は、ドクダミヤナギなどにも見られる。

種子散布

蒴果は種子を放出するため、種子が散布単位となる。いくつかの植物では、蒴果が種子を射出する機構を備えている。また放出される種子に、散布のための構造が付随していることがある。

自動散布

植物が自身の力で種子を散布する様式は、自動散布[13][15](自力散布[16]、自発分散[17]、autochory; 自力射出散布[13]、autonomous ballistic seed dispersal)とよばれる。種子を射出する力は、果皮が乾燥して収縮する力によるものや果皮や種皮の膨圧によるものがあり、その力が果皮をつなぎ止めている力や種子を保持する力を上回った瞬間に種子をはじき飛ばす[13][18]。蒴果の中には、以下のように種子を自動散布するものが知られている。

スミレ属スミレ科)の蒴果は3片に裂開し、船状になったそれぞれの裂片に複数の種子が入った状態になる(下図6a)。その後、各裂片が乾燥することで収縮して幅が狭くなり、種子をはじき飛ばす[8][19][15][20]マンサクやトサミズキ(マンサク科)やツゲツゲ科)の蒴果も、果皮の乾燥・収縮によって種子を射出する[19][15](下図6b)。ゲンノショウコフウロソウ科)では蒴果が5つに分離し[注 8]、乾燥すると花柱に沿って跳ね上がり、種子をはじき飛ばす[8][19][15][21](下図6c)。コクサギミカン科)では、蒴果が心皮ごとに分離し[注 8]、その外果皮が開き、内果皮がはじけて種子を射出する[19][22](下図6d)。

6a. キバナノコマノツメスミレ科)の開いた蒴果: 各裂片が狭くなって種子をはじき飛ばす。
6b. セイヨウツゲツゲ科)の蒴果
6c. フウロソウ属フウロソウ科)の種子を射出した蒴果
6d. コクサギミカン科)の果実(白いものは内果皮)と種子
6e. カタバミカタバミ科)の蒴果
6f. オニツリフネソウ(ツリフネソウ科)の裂開前の蒴果
6g. 裂開後の蒴果

上記の例は乾燥による収縮が主な力となっているが、蒴果を構成する生きた細胞の膨圧上昇によって果実がはじけて種子を射出する例もある[19][18]。このような例は、ムラサキケマン、シロボウエンゴサク(ケシ科)、コミカンソウコミカンソウ科)、ツリフネソウホウセンカツリフネソウ科; 図6f, g)に見られる[19][15]

カタバミ属カタバミ科; 上図6e)では、種子を包む袋の膨圧が高くなり、刺激が加わることでこの袋が反転し、蒴果の裂開した部分から種子が飛び出す[19][15][18]。また袋に含まれていた粘液質によって種子は動物に付着し、さらに散布される(付着散布)[15][18]

その他の散布

蒴果から放出されて風によって散布(風散布)される種子には、以下のような特徴をもつものが見られる[13][23][24]

7a. ヤナギ属ヤナギ科)の種子
7b. ワタ属アオイ科)の蒴果と種子の毛[注 9]
7c. ユリ属ユリ科)の種子
7d. キリキリ科)の蒴果と種子
7e. バンダ属ラン科)の蒴果と多量の種子

キショウブアヤメ科; 下図8a)やハマオモトヒガンバナ科)、グンバイヒルガオヒルガオ科; 下図8b)、アサザミツガシワ科)などの蒴果は水に浮かぶ種子を放出し、これが水面を流れて散布される(水流散布、海流散布)[8][25][26][27]

ネコノメソウ属(下図8c)、チャルメルソウ属ユキノシタ科)、ユウゲショウアカバナ科)、フデリンドウリンドウ科; 下図8d)などの蒴果は、上方に裂開する(水分や湿度上昇を感知して開くものもある)[13][25][26]。これは、雨粒を受けて種子をはじき飛ばす(雨滴散布)ためであると考えられている。

8a. キショウブアヤメ科)の裂開した蒴果と種子
8b. グンバイヒルガオヒルガオ科)の裂開した蒴果と毛が密生した種子
8c. ネコノメソウ属ユキノシタ科)の裂開した蒴果と種子
8d. フデリンドウリンドウ科)の裂開した蒴果と種子

オオバコオオバコ科)の果実は果皮がふた状にとれる蓋果であるが、種子表面は水に濡れると粘質になり、動物などに付着する。これによって種子散布(付着散布)されると考えられている[28][29]

蒴果の中には、裂開して種子が露出するがその場に留まり、この種子がなど動物に食べられて散布されるものがある(被食散布)[8][30][31][32]。このような例として、ヤブラン属ジャノヒゲ属[注 10]キジカクシ科; 下図9a)、ニシキギ科(下図9b)、ナンキンハゼアカメガシワトウダイグサ科; 下図9c)、トベラトベラ科; 下図9d)などがある。このような種子は、目立つ色(赤、黒など)をして種皮が肉質化、または仮種皮(種衣)が発達するものが多い。可食部が液質で水分を多く含むものから、乾性で脂質を多く含むもの、さらに可食部がほとんどなく動物を騙していると考えられているものもある[30][31]。また裂開した果皮も色づき、視認効果を高めている例もある[30](下図9b)。

シラタマノキ属ツツジ科)では、蒴果が多肉化したで覆われており(下図9e)、これが可食部となって被食散布される[33][34]

9b. マユミ(ニシキギ科)の裂開した蒴果と種子
9d. トベラトベラ科)の裂開した蒴果と種子
9e. シラタマノキツツジ科)の蒴果は多肉化した萼で覆われる

トチノキムクロジ科)やヤブツバキチャノキツバキ科)の蒴果は、堅い種皮で覆われた大型の種子を放出する(下図10a, b)。このような種子は、ブナ科などの堅果と同様に、動物に収穫・輸送・貯蔵されて食べ残しが散布されると考えられている(貯食散布)[35][36]

カンアオイウマノスズクサ科)やカタクリユリ科)、スズメノヤリイグサ科)、クサノオウケシ科)、スミレスミレ科)などの蒴果から放出される種子エライオソームとよばれるアリが好む物質からなる構造をつけており(下図10c)、アリによって散布される[20][37](アリ散布)。上記のようにスミレ属は果皮の収縮による自動散布も併用するが、アオイスミレの果実は射出能をもたず、代わりに種子のエライオソームが非常に大きい[8][20][38]

10a. トチノキムクロジ科)の裂開した蒴果と種子
10b. チャノキツバキ科)の裂開した蒴果と種子
10c. エライオソーム(白い塊)をつけたスミレ属スミレ科)の種子

ギャラリー

脚注

注釈

  1. ^ 蒴、capsule は、コケ植物胞子嚢を意味することもある[2]
  2. ^ ただしこれらの科の中には、蒴果以外の果実を形成する種を含む科もある。
  3. ^ 縦に裂開する蒴果を、特に「蒴」とよんでいる例もある[7]
  4. ^ pyxidium はもともと横裂胞果(下記)を意味していた[1]
  5. ^ 複数形は replae[11]
  6. ^ 複数形は siliquae[12]
  7. ^ フウ属は雌雄異花であり、ここでは雌花のこと。
  8. ^ a b そのため分離果でもあるが[5]、蒴果ともされる[8]
  9. ^ 栽培されているワタは大量の毛をもつ品種であり、本来の機能である風散布には向いていない[23][5]
  10. ^ これらの植物の果実は蒴果ともされるが[8]果皮(子房壁)がほとんど成長せず、初期の段階で種子が果皮を破って成長する。

出典

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関連項目

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